ギリシア
いにしえの薔薇の島、ロドス。(4月14日/出発から3日目)
ついにロドス島へ来た!!
トルコのマルマリスを一時間遅れで出発し、お昼前にようやく到着。出港直前に天候が急激に悪くなり、雷が落ちる中の出航となった。もちろん海上も大荒れで、かなりの大揺。これだから小さな船は嫌いなのよ・・・、と久々に船酔いに苦しんだ。
ロドスに到着しても、まだ雨は降っていた。これから重い荷物を引きずって宿泊先を探さねばならないと思うと、船酔いも手伝ってかなり憂鬱だったが、運良く(?)客引きのおじさんがいたので、彼の世話になることにした。値段は10ユーロ、ドミトリーで男性とシェア。
それはいいのだけど、掃除、いつしたの??というくらい汚い。オンボロでも清潔なら文句はないのだけど、シーツくらいきれいなのが欲しかった・・・。中国で「こんなところでシャワー浴びれる??」みたいなきっついドミトリーに泊まったことがあったけど、シーツは洗いたてだったのに・・・。シーツまでシェアはしたくないよ~~(涙)。
しかし荷物を背負ってまたどこかを探すには疲れ果てていたので、ここに今晩から3泊することにする。私のだいっきらいな虫が出現した日にはすぐにでも出させてもらうけど!!
ロドスの旧市街はそんなに広くないので、ゆっくりと散歩を楽しむことが出来る。人っ子一人いない城壁の中は、まったく中世の雰囲気そのもの。対イスラム世界の最前線基地であったこの島を、200年の間支配していた聖ヨハネ騎士団。その騎士団は5ヶ月にも及ぶ攻防線を繰り広げにもかかわらず、1522年、28歳の若き大帝・スレイマン一世によって一掃されてしまった。
その城壁は美しく、すばらしかった。かつてこの場所で、多くの人々が命をかけて戦ったのだった。随所に工夫が凝らされたその厚い城壁は、今でも私たちを圧倒する。
城壁の内側には所々に、燃えるような赤いポピーが咲いていた。青い空に白い城壁、そして真っ赤な花、群青の海。ロドスの旧市街は、絵の中からそのまま出てきたような城塞都市だった。
おんぼろで汚いベッドでもぐっすり寝れるんですか?
ロードス島には似つかわないコメントに驚きと同時にたくましさに感嘆です。
是非写真も見たいです。
これかも楽しみにしています。
2005年04月16日
23:57
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ロードス島には似つかわないコメントに驚きと同時にたくましさに感嘆です。
是非写真も見たいです。
これかも楽しみにしています。