ギリシア
坂道。(4月17日/出発から6日目)
ようやくクレタ島へとたどり着いた私。
13時間以上の船旅は、キャビンも押さえていたおかげで思ったよりも快適だった。船はセント・ニコラオス港に着岸したが、私はこの日の内にイラクリオンに行きたかったので、重い荷物を担ぎ、バス停へと向かった。
セント・ニコラオスの情報が何もないので、途中土産屋の主人にバス停への行き方を尋ねると、「ここからはかなりあるよ。ほら、あの丘の上なんだ」とのこと。ひえ~・・・。
なぜ港からバス停がこんなにも遠いのだろう。彼の言ったとおり、本当にすごい坂道が私を待っていた。ひっくり返りそうになりながら、足を一歩一歩踏み出すが、坂の途中で泣きそうになる。まだ半分も登っていない・・・。
どうしよう、タクシーに乗っちゃおうかな。でも距離的にはあと1kmもないに違いない・・・。そう思い、坂の上を目指し、再び歩き始めた。この坂を制覇できたら、これからの道中、泣きそうなことがあっても、耐えられそうだったから。
よいしょ、よいしょ。
何とか登り切り、今来た道を振り返ると、夕日に煌めくセント・ニコラオスの町が見えた。
やればできる。
一歩一歩、ゴールを目指してがんばろう、そう思った。
>この坂を制覇できたら、これからの道中、泣きそうなことがあっても、耐えられそうだったから。
この気持ちよくわかります。
わたしもよく自分に言い聞かせることがあります。
がんばってください!
2005年04月19日
17:22
クレタ島!懐かしいなぁ~。いいなぁ~。
穏やかな時間と風、オリーブとワイン、オリーブ・・・ あたしももう一度行きたいよ~!!
マオウの日記に毎日1コメントを!と思っていたら、出遅れたよね~。でもマイペースに旅を応援するよ。くじけるな~~!そうそう、やればできるんだ!ちょっとずつがんばれv
2005年04月19日
18:02
僕がつらかったのは「トンネル」でした。
ナポリのユースに泊まるとき(だったと思います)、駅から結構歩いて途中トンネルをくぐると簡単な地図にあったけど、その「トンネル」ってのが長い長い。車で通ればものの30秒くらいかもしれないけど、バックパックを背負って歩くのは10分でも汗が出てくるのに、先が見えない・・・
しかも暗くて道路わきの歩道をたどる、って感じでした。気分もすっかり消沈・・
しかも・・一度くぐり抜けたはいいけど、ユースらしきものが見つからず聞く人もいないので、間違えた!と思い、また駅の方へ引き返しちゃいました。
しかしそれが勘違い!
実はその道であっていたからまたもう1度同じトンネルくぐり抜けて・・・
結局1往復半もしてしまいました。
(もちろん翌日チェックアウト後くぐったのは言うまでもありません)
いい汗かいたけど・・・恐るべし、トンネル。
入ったら途中挫折できず進むか戻るかしかできない。
なんだか人生模様のようです。大げさか(苦笑)
2005年04月19日
18:18
ひかりさん、
応援ありがとうございます~!!
まだまだ長い道程ですが、3ヶ月もの宝物のような時間をくれた私の周囲に感謝しつつ、楽しもうと思ってます。長い間の夢だったので、それを実現しつつある毎日がいとおしい今日このごろ。こんなチャンスに恵まれている自分の環境に、常にありがたいなと思いながら、大切に毎日を送っていきたいと思ってます。
これからもよろしくお願いしますね!!
ばおばぶさん、
私の戦友・ばおばぶさん。世界中をあなたと添乗しましたね(涙)。応援ありがとう。あなたもがんばって!!
ターさん、
トンネル、きついですね(涙)。本当に人生模様のようです。。ターさんのコメントを読んで、いつも心が温かくなります。毎日お返事できない環境で申し訳ないのだけれど、ちゃんとコメントをありがたく読ませていただいています!!
MAO@Delphi
2005年04月22日
01:17
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この気持ちよくわかります。
わたしもよく自分に言い聞かせることがあります。
がんばってください!