バリ文化体験
インドネシア料理教室【スパイス下準備編】
1.インドネシア料理教室【市場へ買い物編その1】
2.インドネシア料理教室【魚市場へ買い物編】
3.インドネシア料理教室【まずは腹ごしらえ編】
朝ごはんを食べ、準備万端整ったところで早速キッチンへ。
レシピ本とメモ用ボールペンとエプロンを渡される。エプロンをきゅっと身に着けるといよいよ料理が始まるな!と気合が入る。
それにしても、レシピ本はなんと20ページ!!!
全部作るのかしら?
さて、私自身、料理教室というものに参加するのは初めて!
日本ではレシピ本を見ながら勝手にアレンジをして作ってしまうので、今回はドキドキもの!
キッチンの真ん中には朝、市場で購入したさまざまなバリ・スパイスや野菜が並ぶ。
Bunbu Bali料理長のマテ・ソリアノさんがバリ料理にかかせないスパイスの話を少ししてからクッキングスタート!(←バリ語ですが、通訳の方がつきます)
バリ料理に欠かせないのがこの石臼。スパイスを作るときにとにかくなんでも 擂る!
前回、市場編で紹介した数種類の胡椒、レモングラス、ガーリック、キャンドルナッツ・・・ありとあらゆるスパイスを石臼にいれてすりこぎで擂る。こうしてできたスパイスはなんともかぐわしい匂い・・・
石臼で擂った後、その他の大きい野菜、エシャロット、ジンジャー、トマトなどの分量を量って(分量はレシピ本に記載済み)フードプロセッサーでジュース状にする。
こうしてできたものをスパイスペーストと呼び、これから作るメインディッシュの基本となる味付けとなる。
【番外編】
←あるものを粉々になるまで炒めています。
こちらは ”テラシ”と呼ばれるエビ味噌のペースト。
って書くとおいしそう~って思うでしょ?
ところがどっこい!匂いが半端じゃなくくさい。
生魚を少し腐らせたというのでしょうか?粉々になるまで炒めている間、なぜか目まで痛くなってしまいました・・・
こちらのエビ味噌ペーストも、スパイスペーストの中に入れます。そんなことしたら、他の芳しい匂いにも移ってしまうではないか!!!と思いきや、以外にも他の食材にマッチし、味にコクを出す役割さえしている。
見た目や匂いで材料は判断すべし!です。
料理教室で ”テラシ”の魅力にはまり大量買いしていくお客様もいらっしゃるよう。なんといっても激安!
数個入ってても50円以下です。
しかし、お土産に持って帰るにはちょっと勇気がいります。スーツケースの中が間違いなく匂う!”テラシ”にはまりそうな人はジップロックを持参することをおススメします!
ちなみに、 ”テラシ”は日本で購入できませんが、なくてもスパイスペーストになんら問題はありません。少しコクが足りなくなりますが・・・
もし、興味があればまずは ”テラシ”を嗅いで見てください!
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