西安
兵馬俑発見者<楊さん>
兵馬俑は1974年、井戸を掘っていた農夫が偶然発見した世界遺産です。
偶然、発見してしまった農夫というのがこちらの 「楊さん」現在は、兵馬俑に関する書籍が売られているコーナーの一角で名誉館長といった肩書きでおられます。
本を買うともれなく楊さんのサインがもらえます。
館内に入る前、ガイドさんに
「楊さんの写真は絶対に撮らないでください!」
と言われたのでとりあえず人目みようと近寄ってみる。欧米の方々がフラッシュばりばりたいて、楊さんの写真をバシャバシャ。あ~、撮りたい、でも、怒られたし・・・でも、楊さんニコニコしているしもしかしていいのかな?と思案していたら、同じツアーに乗っていた人。
「あのおじさん誰?」
知らないというのは罪なことである。丁寧に教えてあげた
「この兵馬俑を発見した人だよ!!!」
といったらその人は一目散に楊さんのところにいって、なんと握手してもらい、写真をパチリ!
ガイドさんの話を聞いてないというのも考え物だが、こういうとき大変便利である。
ということで、遠目から望遠で楊さんを撮ってしまいました・・・ほんとすみません。フラッシュはたいてないんですけど(←言い訳)
あとで、ガイドさんに聞いたら、目が悪くなってきててフラッシュがきついとのこと。それと、写真を撮られるのがあまり好きじゃないという理由からガイドさんには必ずお客様に案内してください!と博物館から言われているらしい・・・
ほんとにごめんなさい。
最後にもう一つ!
楊さんに日本の漢字=自分の名前を強要してはいけないとのこと!時間がかかってしょうがないということでした。
それにしても楊さん・・・すごいものを自分の畑で発見してしまったものです。
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