旅に持っていったモノたちの中で、特に気を使ったのがブログアップのための小道具たち。
データのアップのために、いくつかの方法を想定して下記の小物たちを持っていった。
今後海外でモバイルしたいという人のためにも参考になればと、下記に書き留めておくことにしよう!
まずはこれがなきゃ始まらない!の、ノートブックパソコン、ピラルクー(NEC/LaVie Z)。
2002年早春に発売されたパソコンだが、今までアメリカ・カナダ・ヨーロッパと旅してきて、不具合がほとんどないというスグレモノ!事前にインストゥールしておいたのは画像加工ソフトとメール閲覧ソフトくらい。
次に必要なのが、パソコンを動かすための電源の確保。
通常パソコンの付属アダプターは220Vまで対応できることがほとんどだが、実はこのアダプター、真ん中のアダプターからコンセントへのコードの部分が220V対応ではないのがフツウ。このアダプターをそのままつなげても基本的には問題が無いのだが、長時間つないだりすると問題が生じることもある。なので、この先端部分のコードは別途220V対応のものを用意した。
また意外に役に立ったのがタップ。これはコンセントからパソコンまでの距離が長かったり、パソコン使用中にデジカメを充電しなければいけないときなどに重宝した。携帯用の平べったいタップがかさばらなくて便利だ。こちらのコードも海外対応している。
便利だったのがパソコンのUSBから携帯電話の充電ができるコード。
携帯電話を電話として使うことは無いが、目覚ましにしたり住所録が入っているのでそのままネットカフェに持ち出したりするのに使用した。
写真左上:携帯用タップ(海外対応)
左下:パソコンのアダプターから先のコード(220V)
*このコードはパソコンだけでなく、各種アダプター(デジカメやCDドライブなど)でも使用可能。
真ん中:パソコンとLANケーブルをつなぐためのケーブル
右:USBで携帯電話に充電できるバッテリーチャージャー
お次はパソコンを外の世界につなげるための道具たち。
左:「サスケ」世界各国の電源コンセントに対応しているスグレもの
左から二番目:携帯用LANケーブル
左から三番目:携帯用USBコード
右から二番目:携帯用モジュラーケーブル
右:モジュラー延長アダプター
下:モデムチェッカー
「サスケ」はモバイラーでなくとも旅行者の必須アイテム。コレ一つで世界中の電源コンセントに対応しているので大変便利な上、とても軽くかさばらない。
巻き取り式のLANケーブル、USBコード、モジュラーケーブルはかさばらないので大変重宝した。こんなコンパクトなもの、日本以外では手に入らないとみた。何でも「小さく、軽く、便利に」することに情熱を燃やす日本人の技術者には頭が下がる!
続いてモジュラーの延長アダプター。部屋の電話線が壁から直接出ていたり、短かったときなどに使用した。(結構使った)
また、写真下にあるモデムチェッカーはパソコンを電話につなぐ上で最も重要なものだ。これは電話回線が使用可能な状態なのかをチェックしたり、電流を安定させたりするもの。重宝するのが極性を切り替えてくれる機能。海外では4本のラインのうち、日本と異なったラインを使うことがあるので、どのラインなら接続できるのかを判定してくれるのだ。
これらのオタクな??モバイルグッズは、大型の直販店でも購入できるが、最近は下記のようなネットショップでも手に入りやすい。
海外モバイル専門ショップ「D-netSTORE」
他に持参したのはCD-RWドライブ(写真左)とFDドライブ(写真右)。
CD-RWはデジカメデータのバックアップを取ったり、万が一パソコンがいかれた時に修復する為に持っていった。フロッピーもLANも何もかもダメなインターネットカフェに行ったときに、CD-Rにデータを移してようやく成功したことも。
FD(フロッピー)ドライブは今回の旅のために購入した。日本ではほぼ死滅したフロッピーだが、ヨーロッパを含め世界中で未だ現役。ここ数年フロッピーなど使ったことが無かったが、海外ではこれがないとネットカフェでのサイトアップはほぼ実現しない!
最後にブログアップのためのデータを保存する媒体。
左はUSBのフラッシュメモリで、データのやりとりに私がいつも使っているもの。PCに挿すだけでリムーバルディスクとして認識されるので非常に便利だが、Windows XPでなければドライバが必要なので、海外ではほぼ無用の長物。一度も使うことはなかった。
真ん中は名刺サイズのカードケースに収納できる、携帯性抜群のCD-R。45MBしか書き込めないが、ブログアップのためには十分な容量。私はこのミニCD-Rディスクに日本語フォントのインストゥールキットを保存しておき、日本語が使えないネットカフェのパソコンにインストゥールしていた。ネットカフェでダウンロードしてもよいが、貴重な時間もお金もかかってしまうので、別途用意しておいたほうが便利なのだ。
最後は右側、おなじみのフロッピーディスク。フロッピーは壊れやすいので6枚ほどもって行った。実際には2枚しか使わなかったけど・・・。これにブログにアップするための文章、写真、自分のサイトのHTML、写真、そして友人へのメールなどが入っている。
最後に紹介したミニCD-Rディスクとフロッピーディスクは、いつもバッグに携帯していた。ネットカフェを見つけ次第アップできるように・・・!
こんなモバイルグッズを携帯しているものだから、怪しいことこの上ない。
ギリシアやマルタでは飛行機を使ったが、そのたびにバッグの中身を全て見せねばならず、そして説明しなければならなかった。
たしかにスパイ大作戦みたいな道具を、私のようなチビスケが持っていたらあやしいのかも・・・(^^
旅の間中、結構ネタに困っていたのが「
今日のイチオシ!食べ物」のコーナー。
この取材のために、毎日大枚(??)はたいてレストランへ向かわねばならなかったのです(涙)。「え、あんまり食べたいと思うもの、ないんだけど・・・」とおっしゃらないでください!毎日外食するということは、私にとって金銭的にも、胃袋的にもキツイものでした・・・。
特に5/2、5/3のところ。
甘いものは好きじゃないのに、日中開いているお店がジェラテリア(イタリアの甘味処)しかなく、泣く泣く食べたことを思い出します(^_^;
そんな私の、三ヶ月の旅の中でも最もおいしかった食べ物、ベスト3の発表です★
第3位
6/13に、チェコの芸術家の家近くのレストラン、
U Rudolfinaで食べた豚肉料理。
豚肉がこんがりと焼かれ、
マスタードと西洋わさびをつけていただく。絶品!!
第2位
4/29、イタリアはシチリアの屋台で食べた特大ステーキサンドと、アーティチョークの丸焼き!!
いや、本当に絶品です。
あれは忘れられないな~!!
第1位
6/23、ルーマニアの代表的屋台料理、ミティティ!!ぷりぷりとした食感は忘れられないモノ。あのぷりぷり感はどうやったら出せるんだろう?お店の人に、焼く前のものを見せてもらったんだけど、どうみてもただのひき肉に調味料が入っているだけのようだった。ブルガリアやトルコにも同じような料理が歩けど、全然違うんです!安くておいしい、私イチオシの料理です。
意外ですが、一番口にあったのはルーマニア料理。ミティティはもちろんのこと、出てくるスープは全て絶品。ザワークラフトのロールキャベツなんて、ちょっとおいしくなさそうな気がしますが、これまた酢の加減もちょうど良くて、ルーマニア滞在中は毎日のご飯が待ち遠しかった!
意外ですが、イタリアはきつかったな。
イタリア料理大好き、毎日パスタでも抵抗のない私ですが、塩分がきついのと、オイリーなので一週間もしたらすっかり食欲がなくなってしまいました。自分でもびっくりです。
三ヶ月、ゆっくりと移動することで学んだことがたくさんありますが、その一つが塩分の推移。
イタリア・ギリシアはちょっと濃く、ドイツ圏(スイス、オーストリア、チェコ)に入ると塩辛い。それがハンガリーあたりから大分ソフトになり、ルーマニアでパーフェクトな塩加減。ブルガリアはかなり薄めで、スープや料理には薄味な私も塩をかなり振るほど。
トルコ辺りでまた食べやすくなり、ギリシア、イタリアに近くなるに連れてまた濃くなる・・・。
塩分濃度からみた文化研究というのも、おもしろいかもしれません!!