イロイロな事情により(私のサイト内・旅の記録で詳細は発表予定)、急遽予定していたリキュアの遺跡(クサントス・レトゥーン)行きをカット、ダラマン空港から一路マルマリスへと向かった私。
手違いで、バス代と朝食代だけで両替したお金をほとんど使い果たしてしまい、手元にはたったの2トルコリラ!マルマリスのバス停に降ろされたものの、ここから先どうしたら街へ行けるのか分からず途方に暮れていると、親切なおじさんがバスに乗せてくれ、おまけに「10ドルくらいでホテルを探している」という私の願いを叶えるべく、ホテルに交渉までしてくれ大助かり。ただの通りすがりの人だったのに、トルコ人は本当に親切だ。
ロドス島へのフェリーチケットを買おうと、港をうろうろしていたら、「今マルマリス湾内のショートクルーズが出発するよ」と声をかけられ、うっかりそれにジョインしてしまった。
マルマリスは日本人にはまったくなじみがないが、実は欧米客がシーズンにもなると直行便でやってくる、風光明媚なリゾート地なのだ。クルーズには英国やフィンランド、オーストラリアからきた欧米人が参加しており、アジア人は只一人、私だけだった。
クルーズのスタッフもみんな親切だったけど、傑作だったのはマルマリス旧市街にあるレストランの支配人。クルド人だというムハンマドの故郷はイラクに面した土地で、一族は広大な土地で農業をしているのだという。
「Life is beautiful!!」が彼の口癖で、自分と結婚したらいかに幸せになるかを語られた(^^
クルド人の彼が「Life is beautiful !!」を口にするまでは、数々の困難があっただろうけど、
それを想像もさせない明るい笑顔が印象的だった。
トルコ
2005年04月13日 18:38
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