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さまざまな切り口で紡ぐ、旅にまつわるエトセトラ。本、映画、出会い……、旅にはストーリーがつきもの。旅にまつわるストーリーをご紹介します。

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旅行と本
普通のガイドブックにはないパリを満喫できる

「パリのルール」 著者:能勢 千詠子

パリのルール
普通のガイドブックとは違い、パリ在住の友達から穴場を教えてもらっているような本。
この本を見て訪れて、お気に入りになった店がたくさんあります。

初めてパリに行く人にはもちろん、何度となく足を運び、パリは地図がなくても歩けるわという方にもおすすめできるガイドブックです。初心者向けというよりマニアックな部分がかなり多いです。

普通のガイドブックのように本をみて名所をめぐるという場合には活用できません。パリっ子のようにゆっくり歩き、カフェでのんびりしたり、食べたり、買い物したり・・・といった目的の人向けです。

カフェの注文の仕方や細かいメニュー、インターネットができる場所などなど、かゆいところに手が届く感じ。
私はこの本で、おいしいタルト屋、絶品クスクス屋も、なぜかベトナムで食べたフォーよりおいしいフォーやさんを見つけました!

写真など、カラフルではないものの書き込みしたり、自分なりのパリのルールを作成できるのもこの本の魅力ではないでしょうか?日本に帰宅してからも十分楽しめます。

おすすめ:☆☆☆☆☆  体験記:☆☆☆ ガイドブック:☆ 写真・イラスト:☆
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category旅行と本  time2005年05月19日 17:06

旅行と癒し
音の不思議

たまには耳をすませてみると不思議な発見があるかもしれない。バイクで旅行をしている方からの投稿ネタです。

星空
バイクで旅する事をやめた友人達の理由は、幸せな内容が多いです。
家族ができたとか、車を買った、仕事が忙しい、事故った・・・・etc
良い事だと思うよ、ホント。

けどね、そんな彼らをもう一度旅へと誘ってみたいんです。
自分も常に跨がっている訳ではないので、気も引けるよ。
焚き火を囲み、飲むインスタントコーヒーの「美味さ」。
その「美味い!」以外に言葉は見つからないのよ。

夜空を仰いで、小さなテントに潜り込み、寝袋のジッパーの擦れる音や「ガサ ガサ」と荷物をまとめる音が段々と小さくなり、ゆっくりと目を閉じる。
すると、それまではまるで気が付かなかった、空間を満たす無数の音に思わず 「にやっ」とする。
旅の中にある夢が、木漏れ日に揺れる道が、何かを思い出させてくれる。
何とも言えない贅沢な瞬間を実感するのです。

余計なものが見えるのよ(霊じゃないよ)。
必要なものと、必要でないもの。
何が必要で、何が必要でないかが、少しずつ見えてくるのです。

道は道なりに、その人の道があり、その道なりに「癒される旅」があるのです。
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category旅行と癒し  time2005年05月17日 16:19

旅行と映画
イタリア トスカーナの景色を堪能!

トスカーナの休日
「トスカーナの休日」'03 米 監督:オードリー・ウェルズ 舞台:イタリア トスカーナ地方

旅行に出かけるきっかけって誰にでもあると思う。
その中でちょっとドラマチックになりがちなのが傷心旅行。この映画のきっかけは離婚のショックから立ち直るための旅行。単なる傷心旅行だったはずが、ここイタリア トスカーナで運命の出会いが!!!

といっても魅力的なイタリア男性とではなく築300年の荒れ果てた一軒やとの出会い!

「ブラマソーレ」(太陽に焦がれる者)という家を旅行の途中で衝動買いしてしまったフランシス・・・
いつ終わるともわからないこの荒れ果てた家を修復しつつ、トスカーナ地方の住人となり次第に溶け込んでいく。

ユニークな隣人たち、明るい太陽に包まれた風景画のような世界。心まで幸福に満たされてしまいそうなイタリア料理の数々・・・

この荒れ果てた家でかけがえのない家族を持つことがフランシスの願いだったが、その結果は・・・

恋愛で傷ついた人はどのようにして、現状を受け入れて、その悲しみを乗り越えていくのか、そして、再生していくのかが、トスカーナの景色ともに描かれていて、観ているとどこかほっとできる映画です。少し疲れた時におススメです。
内容うんぬんより景色を楽しもう!イタリアに行く前にイタリア気分が味わえるそんな映画では?
authoryukinko  linkLink   
category旅行と映画  time2005年05月12日 16:36

旅行とハプニング
サーリセリカ手前の素敵なユースホステル

~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」2/15号より~

先週は、ロバニエミではサンタクロースには会えるけど、
オーロラは見れないというお話まででしたね。

ロバニエミにはもうひとつ見所がありました!?
 
「世界最北端のマクドナルド」があります↓
世界最北端にあるマック
世界最北端というだけで、メニューや外観は他と変わらないんですけどね。
でも、ゆきんこは最南端とか最高とか「最」「高」という漢字が頭につくものに異常に弱く、とにかく写真をとらないと気がすまないんです・・・

さてさて、今回はとにかくオーロラを見ないと帰れないので、
早速、ホテルに帰って作戦会議(←一人で)

北欧は物価が異常に高くて、ホテル代、食事代、入場料と何をするにも高い!
さらに、ロバニエミから以北(ラップランド)はもうバスしか交通手段がない!
そして、冬なのでバスも毎日運行というわけでもないので綿密に今後の予定を立てなければいけない。

ここで、パッケージツアーの人ならば
「ユッラス」「サーリセルカ」ですよね?
 
でも、ここには高級ホテルしかないのです・・・
どうしよう・・・泣きそうになっていたら、隣のオランダ人

「サーリセリカ行きのバスに乗ると途中、ほんと何もないんだけどユースがあるよ。しかも、バスがユースの前に止まってくれるんだ。僕はそこから帰ってきた」

まあ!なんて素敵!
何もなくてよくってよ!そのほうがオーロラ綺麗に見えるし、お金使わないし。

と早速、とことこバス乗り場に行き、チケットを購入っと!と?
チケット屋(←ダフ屋みたいなおやじ)「あと1時間後に出るよ。その後は3日後」
ゆきんこ「えーーーーーーーーーー」

あと三日は待てないと思い、急いでホテルに帰り、チェックアウトを無理やりさせてもらった。
しかも、お金を前払いだったのでこれも無理やり返してもらった。

ということで無事バスに乗り込み・・・・
「むむむむ?なんかおやじしかいない・・・」
ラップランドに入ってから思うんだけど、なんか顔がこーーーい人が多くなった。
私がみてきた、金髪、グリーンアイズのイケメンがいなくなってきた。なぜ?

先住民のサーメの血が入っているからだろうな~。
だから、北海道のアイヌと混ざって見えるのだろうか?
冬の寒さを乗り越えて生きてきてる人々だから、どうしても濃くなるのだろうか?

とそんなことを考えてるうち国道からなんか変な道に入った。
どこに連れてく?いたいけなかわいい?日本人の女の子がのってるのだぞ!
こんなところに拉致監禁?いや~ん。
とまた妄想の世界に迷い込んでいたら
「ついたぞ~Japanese!」

あら?なんか素敵なウッディーなホテルの前・・・
左はゆきんこあり、右はゆきんこなし
null ユース入り口

とにかくおろされてしまったので受付にいってみる。

うーん、確かにユースホステルらしい。
だけど、ドミトリーは空いてないから、シングルルームにいけって!
いや~。こんな寒い地でますます寒くて凍死しちゃう!とは英語でいえずにだだをこねていたら、
天の助け!日本人カップルが近づいてきた。

「私たち、4人部屋に2人で泊まってるんです。よかったらどうぞ!」

一瞬躊躇するのは私だけではないはず!
だって、カップルの部屋に紛れ込むなんて・・・申し訳ないし、ますます寒くなること間違いなし!
そんな様子が顔に現れたか否か、定かではないが、男子のほうが
「心配しなくても二段ベッドになってるし、僕たち付き合ってないし。ただの友達です!」

ほほ~。よかった。よく聞くとロバニエミで知り合って意気投合して一緒にスウェーデンまで行くことにしたとのこと!よかった!ってよくない!
もしかしたらこの二人、これが進展して付き合うかも?邪魔じゃん!

いやー、恋のキューピットならいざ知らず、恋の魔王(←意味不明)になるのはごめんじゃーーー!ってのが顔に出ていたのかどうか今度は女子が
「サウナに一人で入るより二人でいろいろしゃべりながら入るのもいいですよね?」

ほんとなんて素敵なカップル!?ということでさんざん悩んだあげくって実は悩んでなかったけどご一緒させていただくことにした。

このユースホテル、ほんと周りは山と木しかなく、明かりなんてまったくなし!
一棟ずつ、北欧らしい、ウッディーな感じのコテージで内装も北欧風。
木組みの二段ベット二つに木のチェアとテーブル。
暖炉。さらに部屋に風呂とトイレ付!

最近、出来たばかりらしくそんじょそこらの高級ホテルよりきれいだし、
北欧の家庭的な感じが出ていて最高なのだ!
さらに、フィンランドといえば、サウナ!
サウナが広くてきれいで気持ちよすぎ!

ということで夕飯を食べ終わった後、オーロラが出てくると思われる10時頃から、山に登ってスタンバイすることにした。
私はスノボーのウェア上下、スノボーのブーツ、腰と肩にホッカイロ、両足にもホッカイロ、
タイガーマスクをかぶり、さらにゴーグル!
あ、いや、ゴーグルをつけるとオーロラの色が見えないか・・・これは断念。

パッケージのように待合小屋なんてなく、しかも見えたら誰かが声をかけてくれるそこまで素敵なホテルではないのでひたすら待った。。。
山に登ってる間はいいんだけど、登り終わって黙ってると死ぬ・・・
凍死するときってこういう感じなのだろうか?なんて思ってしまった。ふわふわっとした感じで朦朧としてくる。
 
そして・・・みちゃったぞ!みちゃったぞ!
あのただの友達カップルが寄り添ってる・・・私も混ざりたい・・・

とその時!



満点の星空の中にスーっと尾を引く白い雲。
そして、それは生き物のように動き出し、不思議な光を放つ。
波を打ちながら空一面光がゆらめき、一本の筋になりまた、消える。
 
何分経過したのだろう?1、2分?それとも15分以上?
不思議なオーロラに言葉を失った。

<サーリセルカの手前にあるユース>
ロバニエミからサーリセルカ経由イバロ行きバスに乗ってユースの前でおろして!
と頼むとおろしてくれるユース。
変な話、そこらへんの高級ホテルより素敵で満足度大です!
authoryukinko  linkLink   
category旅行とハプニング  time2005年05月10日 15:31

旅行と食
無敵の渡り蟹クリームパスタ

ついでに、タレントさんにも会えるかも!?

梅が散り、桜はまだまだという中途半端なころに二度目の伊豆旅行に行き、帰りに下田へ立ち寄った。
海の季節ではないので、なまこ壁の町並み横目にしばしの散策。
「そういえば..」と、雑誌にパスタ屋が載ってたのを思い出し、新鮮魚介のお鮨をあきらめパスタ屋へ直行。

パスタ屋といっても雑貨屋さんと一緒のこじんまりしたお店。早速、渡り蟹のクリームソースパスタを注文。
「いただきま~す!」
「むむっ・・・・・・・おいしい!!!」
頭の中をこれまでのいろんなお店のパスタがグルグルよぎったが、比較にならないほどおいしく、一気に身も心も温まった。



このお店は、おしゃれなマダム風の奥さまと物静かな旦那さんが夫婦で運営されているらしく、奥さまは気さくにいろいろな話を聞かせてくれた。

ちなみに下田ではよくドラマなどのロケもあるらしく、奥様のトークにのせて、たくさんのタレントさんの写真なんかも見せてくれ、あっという間の下田2時間の旅は過ぎていった。 

あれから一年、あの渡り蟹のクリームパスタはいまだ無敵で、また行きたいと思っていたら、ちょうど良い話が!『黒船祭り』が5月20、21、22日の3日間開催されるらしい。

黒船祭りは、米国ペリー艦隊の来航と下田の開港を記念し、昭和9年にスタートしたお祭りらしいが、今年は下田開港百五十年でもあるため、更に大きな盛り上がりになるらしい。

パスタ屋ついでに、いゃいゃ黒船祭りついでに渡り蟹のパスタを堪能しに行こう。
 
パスタ屋さん情報
店名:PAGEONE(ページワン)
場所:伊豆急下田駅徒歩15分  ペーリー通り沿い
おすすめ:渡り蟹のクリームソースパスタ
authorhappy child  linkLink   
category旅行と食  time2005年05月07日 14:17

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