上海は最高時速431キロを誇るリニアモーターカーを始め、交通機関が発達している・・・と書きたいところだが、以外にもそうでもない。
地下鉄があるから結構便利そうに見えるのだけれど、ちょっと繁華街から離れたところに行くには駅から15~20分歩くのはざら。今なお、地下鉄は延長工事をしているのでもう何年かしたらもっと快適になるだろう。
しかし、渋滞の激しい上海において地下鉄は快適な移動手段に違いない。
まずは切符を買う。有人切符売場があるが、結構並んでいたりするのでなるべく小銭を持って自動販売機で買おう!
購入画面に駅の路線マップがあるので、自分が何号線に乗るか確認し、駅名を押す。
すると料金が掲示されるので1元コインを入れる。
そうするとカードがスルッと出てくる。
ちなみに紙幣も入るのですが、中国はぐちゃぐちゃにして持っている人が多いせいか、しわしわの紙幣が多くうまく入らない。なるべくコインを持っていたほうがよい。
もしくは紙幣のときは有人切符売場に並ぼう!その際は自分の行きたい駅をあらかじめノートに書いて並んでおくとスムーズに購入できる。
早速、改札へ。
東京でいうとスイカ、関西でいうとイコカのJRのカードの使用の仕方と同じでカードをかざすだけで改札が通り抜けられる。緑の円いところにカードをかざすと通り抜け可能。出るときにカードが回収される。
ホームに行く途中、こんな看板を発見!
「与文明同行做可愛的上海人」
中国語はわからないけど、要は譲り合いの精神を大切にしよう!可愛い上海人になろう!ということであろう。
感心感心・・・
と思い、いざホームに電車が入ってくると・・・
←この写真と真逆です!
とにかく乗る人がこれでもか!!!というくらい人を押しのけて乗る。さっきまできちんとまでもいかないけど、並んでいたのに電車が来た瞬間、我先に乗り込む。
イスは全部埋まっているし、そんなに急がなくても・・・と思うがそうはいかないらしい。
そして、降りる時。いやな予感が的中!
降りますと意思表示しているにもかかわらず、人はよけないし、乗ってくる人のほうが多くてなかなか降りれず、最後は人に突進するように降りてみた。
可愛い上海人・・・
どこにいるんだろう????
ちなみに地下鉄はすごくキレイ。乗り心地も結構よいです!
初乗り3元からで格安なのでぜひご利用ください!
しかし、人の乗降が激しい駅ではご自分の意思をしっかり持ち、乗降してください。
ボリュームたっぷりのカキ氷というと、「台湾」というイメージがあるかもしれませんが、ここ上海でもカキ氷屋はいたるところにあります。
その中でも虹橋地区にある 「鹿港小鎮」のプリンカキ氷は絶品!
見た目はプリンにカキ氷 (布丁泳)がのっているだけじゃな~い・・・と思われるかもしれませんが、甘~い練乳がカキ氷にふんだんにかけられている。おなかをこわしそうなほどある氷がとけて、練乳の甘さをおさえる。
そして、焼きプリンは濃厚な味わい・・・
焼きプリンと練乳カキ氷を一緒に食べると・・・・甘いのにどこかさっぱりした味わい。さらにカラメルソースも練乳カキ氷に混ぜると・・・・
一日の疲れが吹っ飛んでしまうくらいの魅惑的な味。
プリンに練乳カキ氷というなんとも普通風に思えるカキ氷ですが、一度食べたらやめられない止まらない・・・
プリンカキ氷と二大勢力を誇るカキ氷が マンゴーカキ氷。
これでもか!!!!というくらいのマンゴーの果肉とマンゴーソースがたっぷりかかったカキ氷。
こちらは老若男女人気があるメニュー。
この他にも練乳小豆カキ氷も人気!
いずれも、大皿に盛られてくるので一人で食べるとおなかをこわしてしまうかも・・・
最低でも二人で食べることをおススメします。
地元の人たちも数人で食べるくらいの量です。
鹿港小鎮はデザート専門店ではなく、日本でいうファミリーレストランみたいなお店。中華料理も豊富で一人で気軽に定食を食べている人も目立ちました。この豚挽き肉あんかけもどろっとしておいしかったのですが、こちらの白いスープ。鳥ガラでダシをとっただけの素朴な味わいが重い中華料理で疲れた胃にやさしいスープでした。
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鹿港小鎮
住所:上海市水城南路101号
電話:(021)6270-6866
営業時間:11:30~翌4:00
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旅行と食
2006年06月27日 11:07
いつか見た外国映画や旅番組での車内風景。
ワインやビールを片手にみんな笑顔です。
チーズと、流れゆく車窓もお酒のサカナ。
鉄道に乗車すること自体を、多くの人が楽しんでいるんですね!
残念ながら日本では、鉄道は単なる移動手段ととらえられがちです。
けれどもそれだけではもったいない、乗る事自体が旅!の素晴らしい鉄道がたくさんあるんですよ。
そのうちの私のお勧めをいくつかご紹介したいと思います。
●イチオシ!九州の博多~湯布院~別府●
~おしゃれな高原リゾート列車「ゆふいんの森」~
乗車のためのツアーなども組まれていますので、どこかでお耳にしている名前かもしれません。
これがとってもいいんです!
景色を楽しむため座席の位置を高く取っているんでしょうか、背の高いシックなグリーンの車体がホームに滑り込んできた瞬間、私は思わず「おおーっ!」とため息。
車内に入ると高級感とあたたかみのある木目調、落ち着いたグリーンのインテリア。
座席の心地よさもかなりのグレードです。
まるで映画の主人公にでもなったような気分・・・
また、車内には飛行機のように客室乗務員がいて、土地の味覚を注文すると客席まで運んでくれるんです。
そのメニューがまた絶品!
とろけるようなプリンや生ハム、チーズとワイン、
そして大きな窓から映し出される広大な九州の景色。
終始ご機嫌になってしまうこと間違いなしの思い出に残るひとときが待っていますよ!
●東北方面 日本海や秋田・青森の雄大な自然を目の前で●
~「リゾートしらかみ」~
その名のとおりリゾートらしい車内の優雅なつくりは、鉄道ファンならずとも一度は体験してみたいもの。
津軽三味線などの生演奏もあって、北国の旅情はますます高まります。
また、この路線には、不思議な名前の「蜃気楼ダイヤ」なるものが登場します。
運行の都合で、ある駅で停車後バック運転をし、また戻ってくるため、その部分のダイヤが時刻表に存在しないのです!
この時間を利用して下車、十二湖の青池など観光を楽しむことができますよ。
珍しい「蜃気楼ダイヤ」。
なんだかロマンのある名前ですね。
みなさんもぜひ体験してみてはいかがですか?
●神奈川県の藤沢~鎌倉間●
~ごぞんじ江ノ電~
住宅の間をびっくりするくらいの近さで走り抜け、腰越のあたりを通過すると、今度はいきなり広大な湘南の海が目前に広がります。
晴れた日は、水面がきらきらと光り、電車の心地よい揺れも手伝って、乗っているだけでなんだか癒されてしまいますよ!
このあまりの海岸線の近さから、塩害で車体が錆びてしまうので、側面を交代させて運行したり、全体の水洗いをかかさないなど、江ノ島電鉄では、日々苦労しているとのお話。
私達の快適な鉄道乗車の裏には、こういった方々の見えない努力があるのだな、と思わせられたエピソードでした・・・。
国内の鉄道の旅、これ以外にも面白いものがまだまだ、たくさんあります。
乗ってみたいけれどリゾート列車や寝台特急など、どうやって席を取ったらいいの?
そう思われる方、多いのではないでしょうか?
これら鉄道指定席に宿泊などをお得にセットした旅行商品もたくさんありますよ!
だれでも間単に乗車することが可能です。
これからの旅行シーズン、ワイン片手に、全国の車窓をぜひ、味わってみてくださいね!
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「荒井 万里子」
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シドニーとパースを4日間かけてのんびり走るインディアンパシフィック鉄道のハイライトは、ナラボー平原の旅だろう。
何も遮るものが無かった平原での鉄道建設は、ギネスブックにも載る直線路線を作った。
真っ直ぐにのびたレールは、列車に乗っていることさえ忘れさせる。
夜、室内の灯りを消すと、車窓からは果てしなく黒い空間に満点の星がせまってくる。
この世に銀河鉄道なるものがあるとしたら、まさにこれだと想像させる。
早朝、地平線から登る朝日に合わせてサーブされるモーニングコーヒーを飲みながら、ほとんど変わることのない風景にじっと目を凝らしていると何度かカンガルーに出会った。
西オーストラリア州に生息するレッドカンガルーだ。
毛並みの赤さからそう名付けられたこのカンガルーの名は、2等寝台の愛称にもなっている。
1等寝台はゴールドカンガルーと呼ばれ、こちらは架空の動物。
「ナラボーで朝日に照らされたカンガルーは黄金に染まって見える。」
とスタッフは言っていた。
そんなシーンに出会いに、再びインディアンパシフィックで旅がしたい。
【インフォメーション】
※ゴールドカンガルー1等寝台
(ツイン・シングル個室、シャワー、トイレ、全食事付き。
但しシングルルームはシャワー、トイレ共同)
※レッドカンガルー2等寝台(寝台、シャワー、トイレ共同、食事なし)
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「川西 哲史」
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脱出記~シベリアからインドまで歩いた男たち~
著者:スラヴォミール・ラウィッツ 訳:海津 正彦
1939年、ポーランド陸軍騎兵隊中尉だった著者は、ソ連当局によりスパイ容疑で逮捕される。激しい拷問が続く中、屈指の精神力で乗り越え、いわれのない裁判により25年の強制労働に処せられ、1941年シベリアの北端ヤクツークにある第303収容所に送り込まれる。
家畜車両にギュウギュウに押し込まれ、さらに極寒の地を果てしなく歩く。
そしてついた収容所はそれほど過酷でもなく、ご飯も与えられるし、温かく眠れる。
しかし、このまま朽ち果てたくない!
7人の脱走同士をつどいシベリアに春が訪れた頃、脱走する。シベリアの極寒と戦いながら、バイカル湖沿岸を抜けるまでは寒さとの戦い。モンゴルに入った頃は行く先々で宿や食事のお世話になり優しい人々に触れたのもつかの間、食料も水もなしに果てしなく続くゴビ砂漠に突入する。
飢えと乾き、照りつける太陽に翻弄されながら、一度だけオアシスを見つけるもほぼ飲まず食わず。その間に二人の友が砂漠で命を落とす。
チベットを越え、いよいよ世界最高峰ヒマラヤを越える。今までの辛い経験があればこそ、著者たちはなんとか乗り越える。最後の最後に一人犠牲者が出たものの、四人がかろうじてインドにたどりつき、イギリス兵に保護される。
この一年ほど続いた脱走の旅。彼らほど過酷でもなく、充分な食料と水を持ち歩きつつも、一人で放浪していたときのことを思い出しながら読み進めた。
シベリアのあの寒さはノルウェー最北端の地、ノールドカップにいったときの寒さを。砂漠の暑さはサハラ砂漠を横断したときのことを。ヒマラヤ山脈越えはトレッキングで頂上を目指していたときのことを。
著者の方たちの旅に比べたら私のものなど非ではないが、読んでいるとついつい自分が辛かったな~と思う旅と重ねてしまう。
シベリアからインドまでの6500kmの脱走行。
自分も一緒に歩き、人々の優しさに触れたり、辛くなったりしたような気分にさせられる本だった。
そして、この本を読んでいてさらに感動したのは旅を共にした仲間たちがいたからこそ乗り越えられたという事実。
物静かだがいざというときのご意見番マコウスキー(ポーランド)
さまざまな経験をもつ騎兵隊軍曹パルチョウィッツ(ポーランド)
体は大きく心も広いコレメノス(ラトヴィア)
いつも回りを明るくするユージン・ザロ(ユーゴスラビア)
建築家としての力量を発揮したマルチンコヴァンス(リトアニア)
常に冷静に物事を判断するスミス(アメリカ)
旅の仲間とは何事にも変えられないものがありますね。
おすすめ:☆☆☆☆ 体験記:☆☆☆☆☆ ガイドブック:☆ 写真・イラスト:
旅行と本
2006年06月13日 12:17
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」7/12号より~
さてさて、今日はやっぱりヌーディストビーチ!
だって、ミコノス島にくる最大の目的がここだったんだもん!
と思いつつ、にたにたご飯を食べる。
♪Hold me tight 入り江の奥は
誰も誰も~知らない秘密の花園♪by 松田聖子
を歌いながら今日のビーチを思う・・・
入り江の奥には・・・・
金髪のお姉ちゃんたちが生まれたままの姿態をあらわにを・・・
す、すごい光景だ!(←よく男みたいって言われますが立派な女子です)
宿からなんとヌーディストビーチへ船を出してくれるという。
鼻歌が止まらないーーーーーーー!楽しすぎる~~~。
早速、水着をきて、バスに乗り込む。
やはりなんかみんな楽しそう!
いやですね、実は、ゆきんこ。ヌーディストビーチといってもヌーディストになりたい人だけがヌーディストになるもんだとばかり思っていました。
ってこの考えがありえないんですけど、自分は見るだけでなるつもりはなかった・・・
で、でも!ここでは水着を着ているほうがおかしい!!!
というわけで、ビーチに降り立つも、どうしていいかわからずおろおろ・・・
一緒の宿だったカナディアンたちにも
「ヘイ!ゆきんこ!カモ~~~ン!」
といわれましてもね・・・こんな太陽が真上にきている昼さなか、別にヘアヌード撮影のモデルでもなんでもなく、単にすっぱだかになるというのは日本人的に無理というかなんというか・・・
と英語で言えず、ひたすらモジモジしていた・・・
と、そのとき、カナディアンたちに拉致された!!!
いや~~~~ん!無理やり脱がされた(T_T)
もうしょうがないから、胸を隠したり、下を隠したり忙しく手を動かして海までダッシュ!
逆に堂々と歩いてないほうがいやらしいかもしれない。とあとから思った。
それにしても、なんかこの開放的な感じがす・て・き・・・
一度、海で素っ裸で泳いでみてください!いい感じなんですよ~。
ってかなり泳ぎまくっていたら沖にでちゃって、気づいたらカナディアンたちはすでに遠くでランチタイム。しかもやはりヌーディーなままで食べている・・・
さて、どうしたものか?
行きはなんとか突破できたけど、帰りはな・・・
と海にぷかぷか浮きながら考えていたら・・・
なんか日本人らしき観光客がみえる・・・
や、やばい!
外人だけならまだしも、同じ人種の方たちに見られるのは恥ずかしい!
でも、もういまさら帰れない・・・
とまたあ~でもない、こ~でもないと海の中でじたばたしていたら、カナディアンたちが早くあがって来いとゼスチャーしてる。
私だってあがりたいさ!でも・・・でれない・・・日本人が・・・
もう、水着をもってきてもらうしかないか・・・
と遠くからゼスチャーで「水着、持ってきてー」とやってみた(←適当に想像してください)
なんとか、通じてひとりの子が爆笑しながらもってきてくれた。
持ってきてくれたものの、着るのを手伝ってくれるわけもなくさっさと戻っていった。
私はその後、最初に上を装着!
ここまではよかった!
が下のパンツをはくとき、うまくはけない・・・
足が浮き上がってしまって、なかなかはけないのだ・・・
そして・・・
3回目のチャレンジのときに、お!足が入った!と思ったら後ろから波がきて、しかも、岩場においていた片足がその拍子でつるっていっちゃって・・・
おぼれた(T_T)
かなりゲボゲボいって、ジッタバッタやっていたら、やっぱりおぼれているように見えたのだろう。
お兄さんたちが勢いこんで、助けにきた!
かなり水を飲んでしまってしかも、長時間海の中にいたもんだから体力も消耗・・・
レスキューの兄さんに体を預けた。
そして、ビーチに到着して砂浜に到着し、寝かせてもらうと・・・周りがみんな笑いをこらえている。
な、なんだろう???
とカナディアンの同じ宿の友達が大笑いして
「ゆきんこ、自分の体みてみな!」
は!!!!ヌーディストより恥ずかしい(ーー;)
水着を装着と思っていた、ビキニ上は微妙にちゃんと胸が全部かくれていなくて、先頭が見えている。半分づれている。
そして、下はというと・・・
片足にかろうじて、パンツがひっかかっているだけで、丸見え!
今のことばでいう「チラリズム」ってやつでしょうか?
一番、恥ずかしいーーー!
穴があったら入りたかった\(゜ロ\)(/ロ゜)/
★スーパーパラダイスビーチ★
ヌーディストビーチのことをこういう。
全員がヌードというわけではないことが後で判明。
確かに、ヌードの人は多いけど、強制的ではないですし・・・
なぜかというと、私が行った時間はなぜか若者が多かったのだが、午後は普通の格好をした人が多かったからだ。
トップレスの綺麗なお姉さんがうようよと思っていたけどそうでもない。
おじさん、おばさんのほうが多いような気がする。
ミコノスタウンからスーパーパラダイスビーチまでは直行のバスはなく、パラダイスビーチからボートで行かなければならない。
まずパラダイスビーチ行きのバスに乗り、30分ほどしてパラダイスビーチに着くと、乗り継ぎのためボート乗り場へ。
ボート乗り場の横にはダイビングショップの看板があります。
一部、バックパッカーなどではマイクロバスを出してくれます。
海は確かにきれいですが、ここのビーチより他のほうが断然綺麗だと思われます。
海を堪能して、ゆっくりするならプサルー・ビーチがおすすめ。とっても綺麗です!
ポルトガルはラテンの国、何事にもおおらかな国民性が魅力ですが、ラテン系の国にはありがちなように、時間にもおおらかです(笑)!
せかせかしていないというか、のんびりしているというか・・・。
そんなお国柄ですが、なぜか鉄道だけはきっちり時間通りに動きます。
ちょっとぐらい遅れても大丈夫だろう・・・は、鉄道には通用しないのです。
リスボンのカイス・ド・ソドレ駅から、カスカイスという海辺の街まで途中下車しながら電車で行ったことがありましたが、もちろんきっちりオンタイムで運行していました。
が!やはりここは日本ではありません。
終点になっているような大きな駅はともかく、途中の小さな駅はたとえ電車が停車してもわからない・・・。
信号で停まったのか、駅で停まったのか、さっぱりわからないのです。
日本のようなうるさいアナウンスがないのはもちろんですが、駅自体がわからないって想像つきますか?
というのは、電車の真ん中位の車両に乗っていれば、駅舎もしくはホームのようなものが見えるからわかるのですが、端の車両に乗っていると、ホームらしきものも確認できず、駅の名前さえわからない・・・という小さな駅が多いのです。
私はそれで目的地で降りられずに乗り越しました・・・。
どうやら駅舎に近い真ん中の車両は1等車両。
2等の車両は、安いだけあるってことでしょうか???
そして、困ってしまうのは、たとえ駅舎でもランチタイムがあること・・・。
ローカルな路線だからかもしれませんが、ランチタイムは駅舎がしまってしまうので、時刻表も見れなければ、切符も買えないのです。
ちゃんとコインを持っていれば、ホームにある券売機で買えるのですが、お札しかなかったら、そのまま乗車してしまうしかありません。
電車はちゃんと検札がきますから、結局そこで片言のポルトガル語で事情を説明し、切符を購入・・・なんてことにもなってしまうので、いつも小銭は持ち歩くように注意しました。
それにしても、ホームにいる人たちに時刻を聞いても、
「知らないわ、そのうち来るから大丈夫!」
とは・・・。
3~5分おきに来る山手線に走って乗る人もいる日本では、信じられないことですが、いかに自分が時間に追われて生活しているかを思い知ることになりました。
そんな余裕を教えてくれた、ポルトガルの鉄道の旅でした。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「横川 仁美」
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