スロベニア
ポストイナ鍾乳洞と洞窟城。(アドリア海沿岸をドライブ・その1)(5月28日/出発から47日目)
車を手に入れた私たちは、さっそく高速に乗って今日の目的地・ピラン(アドリア海沿岸の小さな港町)を目指して出発した。
でも地図をよく見ると、ピランの手前にポストイナ鍾乳洞の表示が。これって、ヨーロッパ最大の鍾乳洞じゃない・・・!!冒険家になりたかったくらい冒険ごっこが大好きな私にとっては見逃せないポイントだ。
母も行ってみたいというので、早くも本日の目的地が変更になった。途中、一度方向を間違えて再び高速に乗り直したものの、一時間ちょっとで目的地・ポストイナ鍾乳洞に到着した。
ポストイナ鍾乳洞は全長27kmにも及ぶ洞窟で、中は全部で7層になっているのだという。勝手に見学することは出来ず、見学は一時間おきにあるツアーに参加し、専門のガイドさんに連れて行ってもらう仕組みだ。洞窟内は常に8度なので、厚手の羽織るものがないとかなり寒い思いをする。
ツアーはまず、2kmほどトロッコに乗って洞窟の奥へと入っていく。これがかなりのスピードで、その辺の遊園地のアトラクションなどよりもずっと面白い。頭上には様々な形の鍾乳石が垂れ下がっていて迫力満点だ。
トロッコを降りると、英、仏、独、伊、スロヴェニア語と各言語別にグループを分け、それぞれが各ガイドに従って探検する。一口に鍾乳石といってもいろいろな形・色があってとても面白い。
洞窟内には普段は真っ暗な川の底に住んでいるという、目が完全に退化した両棲類「Proteus Anguinus」が生息しており、洞窟の最後に彼らの姿も見ることが出来る。ガイドの話に寄れば10年以上何も食べていない上に、100年くらい生きるのだとか!(ガイドブックには1年以上何も食べなくても生きられる、とあったけど・・・)
とにかく、私たちの想像を絶するような世界が、この暗黒の世界に広がっているのだった。
鍾乳洞の後は、鍾乳洞からさらに10kmほど行ったところにある洞窟城へ。
これがまた、すばらしかった。洞窟城もさることながら、そこへ至る風景、そして洞窟城を取り巻くのどかで清々しい風景が最高なのだ。
まるで、ロード・オブ・ザ・リングスの世界に迷い込んでしまったかのよう・・・。そのまま映画のセットになりそうなお城だ。中は当時の様子を再現した人形が置かれていて、不気味さもそのまま味わえる。入り組んだ城内を歩いていると、ふと人形が動きそうな気がして、かなりスリリングだった。
洞窟城のあとは進路を変更し、一路クロアチアのリエカへ。途中車で国境を越え(感動!!)、夕方にリエカへ到着。久々の運転&左ハンドル、右側通行ということもあって、母と共に口も利けぬほどぐったり。夜はパソコンを開けることもせず(こんなこと、旅が始まって以来初めて!)眠りについてしまった・・・。
スロベニア
2005年05月30日 12:45
yoshii
MAOさん こんにちは!
ポストイナ鍾乳洞行きましたか!いいですね。
私は此処は行けなかったのでMAOさんの日記で我慢しています。いいナー。此処は世界遺産に登録ではないでしょうか?
2005年06月01日
05:57
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ポストイナ鍾乳洞行きましたか!いいですね。
私は此処は行けなかったのでMAOさんの日記で我慢しています。いいナー。此処は世界遺産に登録ではないでしょうか?