チェコ
チェコの温泉、「カルロヴィ・ヴァリィ」。(6月14日/出発から64日目)
チェコの首都・プラハから北西におよそ130km。ドイツとの国境沿いに、チェコが誇る有数の温泉地がある。草津の姉妹都市である、カルロヴィ・ヴァリィだ。
カルロヴィ・ヴァリィは谷に流れる川に沿って広がる保養地で、周囲はボヘミアの深い森に覆われ何ともよい雰囲気。道行く人は独特の温泉水飲用カップを手にし、それを飲みながら散歩をしたりひなたぼっこをしたりと、のんびり過ごしている。
ここでは温泉は浸かるモノではなく、
飲むものなのだ!!
温泉水は街のあちこちにある蛇口からチョロチョロと絶えず出ており、それぞれ含まれている成分・温度が異なるのだそうだ。私も試してみたが、とても飲めるモノではない(TT・・・。鉄のにおいがきつくて、しょっぱい。血の薄まったモノを飲んでいるカンジで、とてもカップ一杯など無理だ。
それでも人々はみなカップを手にし、温泉水を飲むことで治療をしている。医者の処方に基づき、湯治客は飲んでいるのだそう。温泉は浸かってこそ効果があるもの、と思っている私たちにはちょっと不思議なカンジだ。
もちろん浸かることも出来るが、日本の温泉とは違いプールで泳ぐ。硫黄の匂いもしないので、一見ただのプールだが、これでも立派な温泉!泳いでみたが、ちょっと時期が早かったのか、かなり寒かった(水温26度)。せっかく立派な源泉があるのだから、暖かいお湯に浸かりたいと思うのは日本人だけなのか・・・。
近くには100年近くもの歴史あるゴルフ場があって、その昔、ベートーベンやドボルジャーク、ゲーテにツルゲーネフなどの文豪も訪れた。街は美しい建物がたち並び、ただ散歩するだけでも充分に楽しい。
プラハからは列車で4時間だが、プラハ発のツアーを利用すると片道2時間半くらいで行ける。
ツアーは街のあちこちにある小さなブース、あるいはホテルのフロントでも扱っているので参加しやすい。チェコは駅名など見慣れない文字が多いし発音も難しい。バスなどはあまりに数が多くて旅行者にはちょっと敷居が高いので、ツアー参加がオススメだ。
一日自由時間があったらぜひ行ってみたい、チェコの温泉。
話のネタに、温泉水を飲んでそぞろ歩くのも楽しい。
今晩はブダペスト行きの夜行に乗って、いよいよ温泉大国・ハンガリーへ。
これからはしばらく温泉レポートを書くことになると思うので、お楽しみに!
海外に行くまでは実は温泉は日本だけのものだと思っていました(^^;)私も旅先でいろいろ温泉に入って、あたりまえじゃ~、火山があるところは温泉が出るに決まってるわ~って思うようになったけど、世界各国、文化によっていろいろ入り方、効能など違うんでしょうね・・・ハンガリーネタ楽しみにしています!
2005年06月17日
16:52
僕も飲みました!
ってゆうか、ほんの一口飲みかけてもうそれ以上飲めませんでした・・・
鉄っぽくてしょっぱくて、飲むと具合が悪くなりそうなまずさ。多分飲み慣れないと腹にきますよ、あれは(苦笑)
良薬は口に苦しってのを実感するけど、僕はやっぱり日本のオーソドックスな温泉が好きです。
2005年06月19日
23:40
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