プリトヴィッツェ湖群国立公園は日本ではかなりマイナーかもしれないが、世界遺産にも登録されている、非常に美しい湖と滝がある国立公園だ。公園内には大小16の湖、92の滝が存在し、1990年代の内戦の際に危機にさらされたが、再び整備されて毎年多くの人々がその美しい湖を一目見ようとやってきている。
その美しさに息をのむ。
上流地域は繊細な滝が足下を流れ、それが小さな湖にそそがれる。苔むした岩の間からしみ出す清流、木の間を縫うように流れる清流。それらはやがて一つの流れとなり、川となって、下流の湖にそそがれる。上流の繊細な流れと、下流のダイナミックな流れ。それらは全く異なった姿をしていて飽きることがない。
言葉で書いてもその美しさ・神秘さを表現するのは非常に難しいので、
ぜひフォトアルバムを見て欲しい。(今回ははりきって19枚もアップしてしまった!)
ただし、見たら絶対行きたくなること必至なので、覚悟するように!(^^
トレッキングコースはたくさんあって、2時間~6時間と、それぞれの体力に合わせて気軽に出来るようになっている。中には4歳くらいの子供を連れて散歩をしている夫婦や、杖をつきながらのんびりと歩いている老夫婦などもいて、誰もが楽しめるようになっている。美しい風景に疲れも飛んでしまうハズだ。
一日で見て回ることも出来るがちょっとキツイので、オススメは一泊してトレッキングを二日に分けること。また、5月下旬の時点で日中はかなり暑いので、サングラス・帽子などの対策も大切だ。
湖の周りにはホテルが3軒あり、ニジマス料理などが楽しめる。
首都ザグレブから約3時間。日本からの直行便はないので、ちょっと時間がかかってしまうが、
クロアチアは遺跡やアドリア海だけでなく、こんなすばらしい自然も堪能できる国。
ちょっと惹かれているあなた、ぜひ訪れてみて下さい!
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