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京都で生まれ育った私は子供の頃、紅葉の季節になると倍増する観光客をみて
「なんでこんなに混んでる時期に皆きはるんやろ?」
と疑問に感じていました。
旅行会社に就職し全国を転々としていた私は数年前に故郷に戻り、その時たまたま訪ねた、ある紅葉の名所の素晴らしいこと!「これは混んでも見る価値があるな」とつくづく感じたのです。
とは言っても、出来るだけ人が少ない方がいいですよね!
最近では紅葉の穴場とか隠れた名所を紹介している本やサイトも多いですが、その時点で“穴場”では無くなっていることは確実です・・・。
そこでお薦めしたいのが、早朝の紅葉スポットめぐりです。
有名寺院でも早朝や開門後すぐは人影もまばらです。(清水寺や西本願寺などの人気のスポットは朝6時から開門)
嵐山、嵯峨野、鳥居本や京都御所などは早朝でも楽しめるお薦めスポットです。
また京都のお寺は有料のところが多いですが、神社はほとんど無料。
拝観料のいらないお寺も結構あります。
東本願寺の別邸にある「渉成園(枳穀邸)」という回遊式の庭園があります。ここは朝9時からですが、拝観料が志納制で私はいつも100円です。平日はもちろん、土日もすいています。
三千院や南禅寺など境内に入らず門前でも楽しめる場所もあります。
また私の生まれ育った修学院離宮近くに穴場的に存在する「金福寺」「詩仙堂」「円光寺」「曼殊院」「赤山禅院」などは観光客も少なくお薦めです。
宮本武蔵ゆかりの「一乗寺の下がり松」もこの近所にあります。
<最後に知ってると便利なミニ情報>
* 紅葉シーズンの京都市内の渋滞は凄いものです。マイカーは当然ながらも、バス・タクシーも役に立ちません。お薦めは地下鉄と、阪急、京阪、近鉄、嵐電、叡電の市内を縦横に走る私鉄の利用がお薦めです。郊外以外の観光地ならほとんど網羅しています。
*紅葉時期の京都の朝晩は結構冷え込みますので、寒さ対策は万全に!
「暖かくも涼しくも感じる昼下がり。紅の木々に薄日が差し込み、秋本番」
歴史深い京都の紅葉は私たち日本人の心のオアシスとなっているのかも知れませんね。
皆さんも是非、心のオアシスへと足を運んでみてはいかがでしょうか?
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「小滝 和彦」
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今年2月にOPENしてから、はや半年が過ぎた 中部国際空港(愛称セントレア)。
我が岡山から就航する便がないためか、今の今まで一度も訪れる機会なくきていたのですが、行ってまいりました~~!!!
名古屋駅から名鉄線にて約30分850円(特別車(ミュー)の場合は別途350円要)
到着すると・・・・・ホームは1番と2番の二本のみ!
わ・・・分かりやすい!こういう駅、大好き!!!
改札を抜けると、そこはアクセスターミナル2階で目の前に総合案内カウンターが!なんて親切設計!!!
名鉄線、高速艇(三重県津市行き)、観光バス乗車場などにアクセスしています。
そして、このフロアからターミナルビル2階(到着フロア)と3階(出発フロア)に連絡通路が延びています。緩やか~なスロープで、バリアフリーを意識したものだろう。
4階がショッピング&飲食店フロア
おまけに銭湯まである!( 宮の湯:沸かし湯、一回900円)
ショッピングは、昔なつかしい駄菓子から名古屋銘菓に輸入雑貨、人気コスメに常滑焼と非常にバラエティ豊かで飽きない!
飲食店も有名店からファーストフード店までと、こちらもかなりの充実ぶり!
私も早速ここでランチを!どこにしようかと散々まよった挙句、ちゅるちゅるうまうまでおなじみ、カレーうどんの「 若鯱家」に決めました。
そして、食後のもう一散策中、感激したのが・・・・・
ナント!展望テラスが無料!通常展望テラスは有料(50円~300円)の空港が多いのに、ここは広くて、気持ちの良い展望テラスが無料なのです!迫力ある飛行機の離発着が目の前で見られる!これは一見の価値あり!
もう一つ、私が個人的に感激したこと・・・
女性トイレの出口に全身がうつるサイズの鏡が設置してある。
用足し後、洗面台の前でメイク直しのため鏡には向かうものの全身は見えない。トイレから出る時に正面に姿見サイズの鏡がドーン!当然、嫌でも目に入る自分の全身。スカートのすそが捲くれていたり、上着の襟が立っていたりするとここで気がつく。何気ないけど女性にはとってもうれしい心づかいだな~・・・と感じました。
何だか褒めちぎりの中部国際空港ですが、
一つ気にかかったのは出発フロアのベンチの少なさ。
今回はフライトするわけでもないし、お客様はお若い方ばっかりだったので、特に困ることはなかったのですが、お年寄りを大勢お連れしてのフライト、しかも帰路ならば、当然「椅子は?」「座りたい!」「疲れた!」と大騒ぎなはず・・・
手荷物検査場を経ての出発ロビー内には椅子がいっぱいありますように・・・
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「赤木 ひろみ」
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先日、秋田の 川原毛地獄のご紹介をさせていただきましたが、このすぐ近くに 泥湯温泉というひなびた温泉街があります。
温泉街というより山間のくぼ地に小さな集落があるといった風情がある温泉です。
ゴォーゴォーと噴煙立ち込める川原毛地獄がすぐ近くにあるためか、無数のマッドポットがゴボッゴボッとあちこちで見られます。ものすごく熱そう・・・
切り立った渓谷にある、湯治専門の温泉街で宿はたったの4軒!それでも、あまり宿泊客などはいないようで駐車場などはガラガラ!
今回は、宿泊する時間がなく日帰り入浴することにしました。泥湯温泉で一番有名な日帰り入浴はこの奥山旅館!
泥湯集落によく合う黒塗りの木造旅館で大正元年創業です。10年くらい前に来たときはもっとひなびていたのですが、この数年で改装が行われたようですごくきれいになっていました。
入り口にある不老不死の水はひんやりとして冷たくとてもおいしい。皆さん、ペットボトルにいれて持ち帰っていました。
奥山旅館内風呂。硫黄の粒子が細かいので泥湯となっています。湯船はすべて木でできていてとても温かみがあります。
お風呂上りに体をさわってみるとちょっとヌルッとした感じがしますが、これが美肌効果があるとかないとか?そのまま軽くドライタオルをして、一回外に出ます。
外に出てちょうど反対側に男女別の露天風呂があります!キレイな乳白色の温泉です!(←これは源泉)
とこの写真をみるとどっかで見たことある???と思われた方がいると思います!そう、私もびっくりしたのですが、最近では秘湯といわれてメジャーになった 「乳頭温泉」の露天風呂にそっくりなんです!
乳頭温泉よりもこちらは改装したばかりなのでキレイですが、露天風呂の見た目はそっくり!
周りの景色もすごくよく似ています!
露天風呂の横には足湯もあります!足湯のお湯ももちろん乳白色!
最初に足でよ~~~くかき混ぜないと熱くて入れれないです!
かき混ぜた後に足を床までつけると、湯の花でぬるぬるっとしている。
露天風呂と違って適度な温度になっているので入りやすいです。
奥山旅館の迎え側には売店があり、ここで湯の花を売っています!乾燥させたものと泥のまま売っているものもあります。泥のままのほうは使い古しのペットボトルに入れてあって、田舎だな~なんて思ってしまうのですがきちんと洗っているそうです!(←確認済み)
お肌に直接つけて、泥が乾くまでそのままにしておく。泥がかわいたら洗い流す・・・と!お肌がすべすべになっています!
小さい袋は300円。大きい袋は500円で販売しています。
ここの売店は日帰り入浴と足湯の券も売っています!
ちなみにここは ババヘラじゃなくて ジジヘラです!かなりレア物ですよ~!
あまり人気が出ないうちにこそっと行ってみてください!
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泥湯温泉 奥山旅館
〒019-0404 秋田県湯沢市高松字泥湯沢25
株式会社 泥湯温泉・奥山旅館
TEL0183(79)3021
FAX0183(79)2677
源泉
単純硫化水素泉 80.5℃ 白濁
単純硫黄泉 79.6℃
効能
高血圧・動脈硬化・末梢循環障害・リウマチ性疾患・糖尿病 他
慢性中毒症・リウマチ性疾患・通風および尿聡素質・慢性便秘・慢性気管支炎他
1泊2食付き:9,600円(税込)~(子供は大人の70%)
日帰り入浴:500円
足湯:100円
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秋田県湯沢市にある川原毛地獄とは青森県の恐山、富山県の立山とともに日本三大霊地の一つに数えられています。
山肌から硫黄や水蒸気が噴き出し、1本の草木も見られない荒涼とした景観!硫黄のにおいも充満しています。
さて、川原毛地獄へ行くには二つの駐車場があります。
泥湯温泉から秋の宮山荘へ行くルートの途中にある駐車場(泥湯温泉は明日別途書きます)と川原毛大湯滝に行く方にある下の駐車場です。
泥湯側の駐車場は道路もきれいに舗装されていて、駐車場の目の前が川原毛地獄。帰りに泥湯温泉にも寄れたりしてアクセスはいいのですが、今回は道が曲がりくねっていて、細く、対向車がくるとどうやって切り抜けようか迷うくらいの道で行く川原毛大湯滝駐車場のほうに間違って行ってしまいました。
川原毛大湯滝駐車場の横にすぐ小川が流れています。このちょうど上が一番上の写真にある 「川原毛地獄」。この硫黄や水蒸気が小川に流れ込み 天然の川温泉になっているのです。
私が行ったのは8月中旬なので日差しも強く、水温は熱い位だったので、ベストは春か秋ですね。子供たちも「熱い、熱い」といってお湯浴びしていたくらいですから。
川の石を自分好みでいろいろ動かしてマイ露天風呂作りができます。私は一人足湯場を作って遊びました!
駐車場の下の道をてくてく15分ほど行ったところにあるのが 川原毛大湯滝。日本一の湯の滝で、約20mの高さから熱い温泉が流れ落ちてくる。滝つぼが天然の露天風呂。
7月上旬~9月中旬ごろが入浴可能!といわれていますが、そんなに暖かくないので真夏をお勧めします。水から出たときちょっと寒い。
注意事項としては、ここは酸性泉なので、傷などがあるとかなりしみます。
そして、当たり前ですが、混浴なので水着着用でお願いします!
また、川原毛地獄の近くにある三途川渓谷は恐ろしい程の断崖絶壁で、約50mの橋の上からの眺めは、その名前から想像できるようにすさまじいものがあります。ぜひ、お立ち寄りください!
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アクセス:川原毛地獄は秋田県湯沢市と、秋田、岩手、宮城にまたがる栗駒山のちょうど中間に位置しています。
泥湯温泉からのアプローチと湯沢市川原毛大湯滝からの2つのコースがあります。
川原毛地獄へ行くには、
1.秋田自動車道湯沢ICを降り、国道13号から県道51号線を南下するコース
2.岩手県東北自動車道一関ICを下車、そのまま栗駒山方面に向かい須川から小安峡に向かうコース
2番はブナの景観や湿原を眺めながらのドライブコースでおすすめ!
みなさん 『熊野古道』をご存知ですか?
昨年の7月「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録されました。その参詣道が熊野古道です。
古代から中世にかけ本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰が高まり、険しい山道を上皇・貴族から庶民に至るまで、行列になって熊野に参詣しました。
その様子から「蟻の熊野詣」と呼ばれるようになったそうです。
しかし、江戸時代に、熊野詣が廃れていくにしたがって、熊野古道は忘れられていきました。
では、どうして熊野古道が美しいまま現在まで残っているのでしょうか?
和歌山県は林業が盛んな地方です。
林業の方々が、木の伐採や山の手入れのために熊野古道を歩き山に入ったため、熊野古道はその方々にまめに手入れをされることになり現在に残っているというわけです。
熊野古道は地元の人達が守ってきた場所、そのものなのです。
早速、初めて熊野古道を散策される方にお勧めのコースをご案内します。
発心門王子から熊野本宮大社までの約7km(徒歩約3時間30分)コースがお勧めです。
歩きやすい道ですが、鬱蒼とした古道の雰囲気もあり、また、のんびり田舎の生活を垣間見ることができる道です。
コースの出発点である発心門王子は熊野本宮という「聖域」への入口を意味する場所。古人は発心門王子で気持ちを新たにし熊野本宮大社へ向かったのではないでしょうか・・・。
発心門王子から水呑王子を経て伏拝王子があります。
昔、伏拝王子の小高い王子社からは、大斎原(おおゆのはら)が遠くに見え、その社殿を伏して拝んだことから、伏拝と名づけられたそうです。
現在、本宮大社旧社地・大斎原には社殿はなく、平成12年に建てられた日本最大級の大鳥居の威容を感じることができます。
熊野古道散策のもう一つのお楽しみとして、熊野古道でお弁当を食べてみてはいかがでしょうか?
午前中に発心門を出発し、熊野古道の途中で食べるお弁当は格別です!!
熊野古道弁当を販売している旅館がいくつかあり、
予約をしておけば古道の途中の王子にある休憩所に届けてくれます。これはおすすめ!
山仕事のお弁当として愛されてきた郷土料理の「めはり寿司」は是非食してほしいです。
伏拝王子から祓所王子を越えると、いよいよ最終目的地の熊野本宮大社に到着です。
現在の熊野本宮大社は、明治22年の熊野川の大洪水で流出を逃れた4社殿を大斎原からそのまま移築しています。
熊野本宮大社を知らない方でも、日本サッカー協会のシンボルマークとなっている三本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」は、知っていますよね?
八咫烏は熊野権現の使いとされています。
旧社地・大斎原は、熊野本宮大社から約10分程ですので、
是非合わせて訪れていただきたい場所です。そこは霊気が漂う不思議空間・・・また、風水に興味がある方にも大斎原は理想的な風水地形になっているのできっと面白いはず。
散策の後は、熊野本宮の温泉でのんびりがお勧めです。そう熊野本宮は3つの温泉が集まる最高の温泉郷なのです。
川原を掘れば温泉が湧き出す川湯温泉は、冬になると川を堰き止め千人が入れるくらいの大露天風呂ができあがります。
仙人風呂(千人とかけてます・・・)と呼ばれています。
今の季節だと、川遊びとして自分たちで温泉を掘ってみるのも楽しいですよ。
世界遺産登録された世界初の温泉浴場「つぼ湯」があるのは、湯の峰温泉です。
小栗判官が湯の峰温泉に浸かり、息をふきかえしたという、小栗判官照手姫の伝説があります。
また、湯の峰温泉水をDNAチップで成分分析すると、
美肌効果があると考えられるという結果が出ています。
関西で一番の温泉質をもち女性にははずせない場所かもしれませんね。
渡瀬温泉には、西日本最大級の露天風呂があります。
川湯温泉、湯の峰温泉とは一味違い雰囲気をもっています。
色んな温泉を楽しめるクアハウスはおすすめですね。
長々とお話してきましたが、熊野古道に少しでも興味を持っていただければうれしいです。
空港のある白浜や少し足を伸ばせば日本一の那智の滝、那智大社のある勝浦や本州最南端の潮岬等、自然と文化が絶妙にバランスされた場所もたくさんあります。
『熊野古道』ときれいな海を合わせて楽しんでいただくことができますので、是非、熊野本宮へお越しいただき、「心もからだ」もしっかり癒していただければと思います。
●こころとからだの健康づくり 熊野健康村
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「西口 美鈴」
和歌山県在住
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