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シドニーとパースを4日間かけてのんびり走るインディアンパシフィック鉄道のハイライトは、ナラボー平原の旅だろう。
何も遮るものが無かった平原での鉄道建設は、ギネスブックにも載る直線路線を作った。
真っ直ぐにのびたレールは、列車に乗っていることさえ忘れさせる。
夜、室内の灯りを消すと、車窓からは果てしなく黒い空間に満点の星がせまってくる。
この世に銀河鉄道なるものがあるとしたら、まさにこれだと想像させる。
早朝、地平線から登る朝日に合わせてサーブされるモーニングコーヒーを飲みながら、ほとんど変わることのない風景にじっと目を凝らしていると何度かカンガルーに出会った。
西オーストラリア州に生息するレッドカンガルーだ。
毛並みの赤さからそう名付けられたこのカンガルーの名は、2等寝台の愛称にもなっている。
1等寝台はゴールドカンガルーと呼ばれ、こちらは架空の動物。
「ナラボーで朝日に照らされたカンガルーは黄金に染まって見える。」
とスタッフは言っていた。
そんなシーンに出会いに、再びインディアンパシフィックで旅がしたい。
【インフォメーション】
※ゴールドカンガルー1等寝台
(ツイン・シングル個室、シャワー、トイレ、全食事付き。
但しシングルルームはシャワー、トイレ共同)
※レッドカンガルー2等寝台(寝台、シャワー、トイレ共同、食事なし)
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「川西 哲史」
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脱出記~シベリアからインドまで歩いた男たち~
著者:スラヴォミール・ラウィッツ 訳:海津 正彦
1939年、ポーランド陸軍騎兵隊中尉だった著者は、ソ連当局によりスパイ容疑で逮捕される。激しい拷問が続く中、屈指の精神力で乗り越え、いわれのない裁判により25年の強制労働に処せられ、1941年シベリアの北端ヤクツークにある第303収容所に送り込まれる。
家畜車両にギュウギュウに押し込まれ、さらに極寒の地を果てしなく歩く。
そしてついた収容所はそれほど過酷でもなく、ご飯も与えられるし、温かく眠れる。
しかし、このまま朽ち果てたくない!
7人の脱走同士をつどいシベリアに春が訪れた頃、脱走する。シベリアの極寒と戦いながら、バイカル湖沿岸を抜けるまでは寒さとの戦い。モンゴルに入った頃は行く先々で宿や食事のお世話になり優しい人々に触れたのもつかの間、食料も水もなしに果てしなく続くゴビ砂漠に突入する。
飢えと乾き、照りつける太陽に翻弄されながら、一度だけオアシスを見つけるもほぼ飲まず食わず。その間に二人の友が砂漠で命を落とす。
チベットを越え、いよいよ世界最高峰ヒマラヤを越える。今までの辛い経験があればこそ、著者たちはなんとか乗り越える。最後の最後に一人犠牲者が出たものの、四人がかろうじてインドにたどりつき、イギリス兵に保護される。
この一年ほど続いた脱走の旅。彼らほど過酷でもなく、充分な食料と水を持ち歩きつつも、一人で放浪していたときのことを思い出しながら読み進めた。
シベリアのあの寒さはノルウェー最北端の地、ノールドカップにいったときの寒さを。砂漠の暑さはサハラ砂漠を横断したときのことを。ヒマラヤ山脈越えはトレッキングで頂上を目指していたときのことを。
著者の方たちの旅に比べたら私のものなど非ではないが、読んでいるとついつい自分が辛かったな~と思う旅と重ねてしまう。
シベリアからインドまでの6500kmの脱走行。
自分も一緒に歩き、人々の優しさに触れたり、辛くなったりしたような気分にさせられる本だった。
そして、この本を読んでいてさらに感動したのは旅を共にした仲間たちがいたからこそ乗り越えられたという事実。
物静かだがいざというときのご意見番マコウスキー(ポーランド)
さまざまな経験をもつ騎兵隊軍曹パルチョウィッツ(ポーランド)
体は大きく心も広いコレメノス(ラトヴィア)
いつも回りを明るくするユージン・ザロ(ユーゴスラビア)
建築家としての力量を発揮したマルチンコヴァンス(リトアニア)
常に冷静に物事を判断するスミス(アメリカ)
旅の仲間とは何事にも変えられないものがありますね。
おすすめ:☆☆☆☆ 体験記:☆☆☆☆☆ ガイドブック:☆ 写真・イラスト:
旅行と本
2006年06月13日 12:17
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」7/12号より~
さてさて、今日はやっぱりヌーディストビーチ!
だって、ミコノス島にくる最大の目的がここだったんだもん!
と思いつつ、にたにたご飯を食べる。
♪Hold me tight 入り江の奥は
誰も誰も~知らない秘密の花園♪by 松田聖子
を歌いながら今日のビーチを思う・・・
入り江の奥には・・・・
金髪のお姉ちゃんたちが生まれたままの姿態をあらわにを・・・
す、すごい光景だ!(←よく男みたいって言われますが立派な女子です)
宿からなんとヌーディストビーチへ船を出してくれるという。
鼻歌が止まらないーーーーーーー!楽しすぎる~~~。
早速、水着をきて、バスに乗り込む。
やはりなんかみんな楽しそう!
いやですね、実は、ゆきんこ。ヌーディストビーチといってもヌーディストになりたい人だけがヌーディストになるもんだとばかり思っていました。
ってこの考えがありえないんですけど、自分は見るだけでなるつもりはなかった・・・
で、でも!ここでは水着を着ているほうがおかしい!!!
というわけで、ビーチに降り立つも、どうしていいかわからずおろおろ・・・
一緒の宿だったカナディアンたちにも
「ヘイ!ゆきんこ!カモ~~~ン!」
といわれましてもね・・・こんな太陽が真上にきている昼さなか、別にヘアヌード撮影のモデルでもなんでもなく、単にすっぱだかになるというのは日本人的に無理というかなんというか・・・
と英語で言えず、ひたすらモジモジしていた・・・
と、そのとき、カナディアンたちに拉致された!!!
いや~~~~ん!無理やり脱がされた(T_T)
もうしょうがないから、胸を隠したり、下を隠したり忙しく手を動かして海までダッシュ!
逆に堂々と歩いてないほうがいやらしいかもしれない。とあとから思った。
それにしても、なんかこの開放的な感じがす・て・き・・・
一度、海で素っ裸で泳いでみてください!いい感じなんですよ~。
ってかなり泳ぎまくっていたら沖にでちゃって、気づいたらカナディアンたちはすでに遠くでランチタイム。しかもやはりヌーディーなままで食べている・・・
さて、どうしたものか?
行きはなんとか突破できたけど、帰りはな・・・
と海にぷかぷか浮きながら考えていたら・・・
なんか日本人らしき観光客がみえる・・・
や、やばい!
外人だけならまだしも、同じ人種の方たちに見られるのは恥ずかしい!
でも、もういまさら帰れない・・・
とまたあ~でもない、こ~でもないと海の中でじたばたしていたら、カナディアンたちが早くあがって来いとゼスチャーしてる。
私だってあがりたいさ!でも・・・でれない・・・日本人が・・・
もう、水着をもってきてもらうしかないか・・・
と遠くからゼスチャーで「水着、持ってきてー」とやってみた(←適当に想像してください)
なんとか、通じてひとりの子が爆笑しながらもってきてくれた。
持ってきてくれたものの、着るのを手伝ってくれるわけもなくさっさと戻っていった。
私はその後、最初に上を装着!
ここまではよかった!
が下のパンツをはくとき、うまくはけない・・・
足が浮き上がってしまって、なかなかはけないのだ・・・
そして・・・
3回目のチャレンジのときに、お!足が入った!と思ったら後ろから波がきて、しかも、岩場においていた片足がその拍子でつるっていっちゃって・・・
おぼれた(T_T)
かなりゲボゲボいって、ジッタバッタやっていたら、やっぱりおぼれているように見えたのだろう。
お兄さんたちが勢いこんで、助けにきた!
かなり水を飲んでしまってしかも、長時間海の中にいたもんだから体力も消耗・・・
レスキューの兄さんに体を預けた。
そして、ビーチに到着して砂浜に到着し、寝かせてもらうと・・・周りがみんな笑いをこらえている。
な、なんだろう???
とカナディアンの同じ宿の友達が大笑いして
「ゆきんこ、自分の体みてみな!」
は!!!!ヌーディストより恥ずかしい(ーー;)
水着を装着と思っていた、ビキニ上は微妙にちゃんと胸が全部かくれていなくて、先頭が見えている。半分づれている。
そして、下はというと・・・
片足にかろうじて、パンツがひっかかっているだけで、丸見え!
今のことばでいう「チラリズム」ってやつでしょうか?
一番、恥ずかしいーーー!
穴があったら入りたかった\(゜ロ\)(/ロ゜)/
★スーパーパラダイスビーチ★
ヌーディストビーチのことをこういう。
全員がヌードというわけではないことが後で判明。
確かに、ヌードの人は多いけど、強制的ではないですし・・・
なぜかというと、私が行った時間はなぜか若者が多かったのだが、午後は普通の格好をした人が多かったからだ。
トップレスの綺麗なお姉さんがうようよと思っていたけどそうでもない。
おじさん、おばさんのほうが多いような気がする。
ミコノスタウンからスーパーパラダイスビーチまでは直行のバスはなく、パラダイスビーチからボートで行かなければならない。
まずパラダイスビーチ行きのバスに乗り、30分ほどしてパラダイスビーチに着くと、乗り継ぎのためボート乗り場へ。
ボート乗り場の横にはダイビングショップの看板があります。
一部、バックパッカーなどではマイクロバスを出してくれます。
海は確かにきれいですが、ここのビーチより他のほうが断然綺麗だと思われます。
海を堪能して、ゆっくりするならプサルー・ビーチがおすすめ。とっても綺麗です!
ポルトガルはラテンの国、何事にもおおらかな国民性が魅力ですが、ラテン系の国にはありがちなように、時間にもおおらかです(笑)!
せかせかしていないというか、のんびりしているというか・・・。
そんなお国柄ですが、なぜか鉄道だけはきっちり時間通りに動きます。
ちょっとぐらい遅れても大丈夫だろう・・・は、鉄道には通用しないのです。
リスボンのカイス・ド・ソドレ駅から、カスカイスという海辺の街まで途中下車しながら電車で行ったことがありましたが、もちろんきっちりオンタイムで運行していました。
が!やはりここは日本ではありません。
終点になっているような大きな駅はともかく、途中の小さな駅はたとえ電車が停車してもわからない・・・。
信号で停まったのか、駅で停まったのか、さっぱりわからないのです。
日本のようなうるさいアナウンスがないのはもちろんですが、駅自体がわからないって想像つきますか?
というのは、電車の真ん中位の車両に乗っていれば、駅舎もしくはホームのようなものが見えるからわかるのですが、端の車両に乗っていると、ホームらしきものも確認できず、駅の名前さえわからない・・・という小さな駅が多いのです。
私はそれで目的地で降りられずに乗り越しました・・・。
どうやら駅舎に近い真ん中の車両は1等車両。
2等の車両は、安いだけあるってことでしょうか???
そして、困ってしまうのは、たとえ駅舎でもランチタイムがあること・・・。
ローカルな路線だからかもしれませんが、ランチタイムは駅舎がしまってしまうので、時刻表も見れなければ、切符も買えないのです。
ちゃんとコインを持っていれば、ホームにある券売機で買えるのですが、お札しかなかったら、そのまま乗車してしまうしかありません。
電車はちゃんと検札がきますから、結局そこで片言のポルトガル語で事情を説明し、切符を購入・・・なんてことにもなってしまうので、いつも小銭は持ち歩くように注意しました。
それにしても、ホームにいる人たちに時刻を聞いても、
「知らないわ、そのうち来るから大丈夫!」
とは・・・。
3~5分おきに来る山手線に走って乗る人もいる日本では、信じられないことですが、いかに自分が時間に追われて生活しているかを思い知ることになりました。
そんな余裕を教えてくれた、ポルトガルの鉄道の旅でした。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「横川 仁美」
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マカオというと・・・やはり カジノが併設したホテルやきらびやかな装飾がほどこされた外観を思い浮かべる人が多いのでは?
ウェスティンリゾートマカオはマカオフェリーターミナルからホテルへの送迎バスが30分ごとに出ており、所要時間約20分。
バスに乗っていると森の中に進入していくので、どこに連れて行かれるんだろう?と思ってしまいますが、そこがパッと開けるとリゾート地に到着!
オープン玄関がとても開放的。木々がおいしげり生演奏などが加わり南国ムード満点♪
部屋に入ってびっくりしたのは プライベートテラスの広さ。テーブル、デッキチェアーがあり、目の前のビーチが一望!テラスが広いと本を読んだり、絵葉書を書いたりするようなプライベートな時間を満喫できてとてもいい。
バスルームは大理石でできた贅沢な作り。アメニティーも充実しています。バスタブとシャワールームが別々なので、バスタブにお湯をためている間にシャワーを浴びて、その後、バブルバスの中へ・・・。バブルバスソープもアメニティーの中に入ってます!ゆっくりバスタイムを楽しむことができます。
部屋の中もすごく広い。テレビにオフィス机、LANケーブル、ドレッサー・・・
平均約45平方メートルの部屋に27平方メートルのプライベートテラスが付き、 合計約72平方メートル。
その大きなお部屋に燦然と輝くのがウェスティンホテルご自慢の 「ヘブンリーベッド」
その名のとおり 、「天国のベッド」「天国にいるような気持ちになるベッド」です。
とにかく高さがあるので、踏み台を使わないと寝れません。そして、大きなベッドに身を沈めると・・・・ズズズズズズ~~~っと体が沈んだかと思うとふわっと体が浮かびます。絶妙な体とのフィット感・・・一度寝たら起きられません!
朝ごはんは1Fテラスでバイキング。バイキングメニューはそんなに多くはないのですが、どれもおいしい♪
基本的なパン、卵、サラダ、ヨーグルトなどがあるのでこのくらいがちょうどいいかもしれない。
中庭プールを眺めながら朝食を取ります。
プールはとてもきれいで、ベッドも配置され、ゆっくりくつろぐことができます。
プライベートビーチもあるのですが、こちらはあまりキレイではなく泳ぐには適してはいないかも?
朝夕の散策用といった感じ。
ウェスティンマカオは丘に沿って作られています。ホテル屋上はいわゆる丘の頂上。ここにはゴルフ場が併設されています。
海を眺めながら緑と花に囲まれてゴルフ楽しむことができます。
子供にはキッズクラブが用意されています。子供は子供同士で言葉の壁をこえてすぐに親しくなってしまいます。毎日、さまざまなプログラムが用意され、親御さんが向えにきても帰りたくない!という子供が続出とか?!
女性にはもちろんスパ!充実のスパメニューにどれにしようか迷うほど・・・アロマの匂いと優しい音楽に囲まれて至福の時間・・・
マカオにきたらカジノをしてホテルではゆっくりリゾート気分♪リラックスしてまた次の日はカジノに出かけるのもよし、世界遺産めぐりをするのもよし・・・小さい国土の中にさまざまな遊びを楽しめる国。
ハネムーン、家族旅行、夫婦、友達同士、社員旅行・・・多種多様に楽しめるホテルです。
旅行と宿
2006年05月30日 11:29
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