シルクロードの食文化
シルクロードではパンが主流
シルクロードは絹の道であるとともに小麦粉の道とも言われている。ゆえに、小麦粉栽培も盛ん!
中国といえば麺!そして、シルクロードに生きる人たちにとっての主食は麺とそして、このパン!
朝から夜まで屋台にはたくさんのパンの屋台が出揃う。ここシルクロードのパンは「ナン」と呼ばれている。ナンというとインドを思ってしまうのは私だけだろうか?
ウイグル族の主食の「ナン」は丸く、顔の大きさよりも大きい。固さ、大きさ、味などそれぞれ微妙に違う。一番安く売られていて、袋で大量買いされるナンは固く、味気ない。
朝一番、焼きたてでさらに見た目もふっくらしているパンはもちもちしていておいしい。日本でも焼きたてはおいしいからしょうがないかもしれないけど、やはり時間がたつとどのパンもかぴかぴに乾燥して、食べるときはもう味気がなくなっている。
買うときはできるだけ、焼きたてっぽいのを選ぼう!と思っても、見た目ではわからない・・・
さわってみればわかるかもしれないけど、売り物を触るのも・・・
勝手な言い分だけど、シルクロードの乾燥した土地のしかも屋外になにもカバーもかけないでおいておいたらそりゃ、乾燥して固くもなるだろうに・・・と思う。だから、見た目はいまいちだけどビニールをかぶせて売っている人を見ると
「商売人だな~」
などと関心していしまう。
食文化の最初に 「羊焼肉マン」について書いたのを覚えていますか?
これはちゃんとした名称があって 「カオパオズ」というそうだ。新疆名物だけど、他の都市でも売っているという情報をいただいた。この包子の中身は羊以外は見かけたことがないみたい。私は豚肉が好き、だから豚入りとかあればいいなと思ったんだけど、イスラムの人たちは豚を食べないから入れないのであろう。じゃあ、牛肉入りとか作ってくれないかな・・・
中華街にある「豚マン」もおいしいけどこの焼いたカリカリの感触が忘れられない・・・
シルクロードの食文化
2005年07月01日 11:46
yukinko
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