シルクロードの見所
天檀公園<北京>
明・清朝には故宮の北に地檀、東に日檀・西に月檀・南の天檀は天を祭り、歴代の皇帝が五穀豊饒を天に祈願し、明の永楽18年(1420年)に造営されました。
以前は禁苑(皇帝の庭)だった公園で北京で一番大きな規模を誇っています。もとは地檀と同じように、城外に築かれましたが、明代嘉靖年間に外城を造くり、内部に組み込まれる形とななりました。この巨大な敷地の中央部分に、皇帝の祈願の建物が集まっています。
祈年殿は正月の祭事の中心となる建物で、明・清時代には皇帝が毎年、豊作祈願をしてきた場所です。円形の木造建築で、天を突く急な角度の円形の屋根が印象的。三層の大理石の壇上に立ち、高さ38m、直径30m。ここは回音壁と言い、左右に分かれて立ち、ひそひそ話が反対側の人にはっきり聞こえるという壁もあります。
この天檀公園は観光地であるとともに市民の憩いの場でもあります。公園の中には社交ダンス?見たこともない不思議な行進をしてる人、中国のおば様達の笛団や羽チャッチボール遊びなど至る処で思い思いにくつろいでる風景を見ることができます。
中でも太極拳が活発に行われていて、いたるところで目にすることができます。
シルクロードの見所
2005年05月17日 14:51
yukinko
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