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ニュージーランドには数え切れないほどトレッキングコースがあります。
そんなにいっぱいコースがあるならどれを選んだらいいの?
と思う方は
「DOC」ドックというオフィスを訪ねてみよう! Department Of conservationの略で「環境保護省」といった役割をになっている場所。
見つけるのは簡単!
DOCのシンボルカラー深緑と黄色の看板が目印。
写真のような色合いです。
DOCのオフィスはトレッキングのベースタウンには必ずあるので
興味があればたずねてみよう!
無料のパンフレットやトレッキングルートの大きいマップなどがおいてある。
DOCのスタッフはアウトドアに精髄したプロばかり。どんな質問にも丁寧に答えてくれる。
ただ、現段階では日本人スタッフはいないようなのですべて英語での対応となる。
トレッキングルートの最初には必ずこの看板がある。
この看板を見ると、このコースがDOCによってきちんと整備され、信頼できるルートであることがわかる。
整備といっても自然の景観を損ねない範囲でうまく手を加えている。滑りやすい場所で木の橋に針金をつけたり、土を少し掘って排水溝を作ったり・・・
整備の仕方がとてもうまい。
泊りがけでトレッキングに行こうと思っている人は必ず、DOCのオフィスでハット(山小屋)の予約をしなければいけない。
特にメジャーなミルフォードやルートバーントレック、トンガリロナショナルパークなどは予約をしないと泊まれないということも。
入山制限されているルートもあるのでいろんな意味でお世話になるオフィスです。
ハットの予約は インターネットからもできます!
ハイシーズンに行く予定の方は先にハットの予約を済ませたほうがいいでしょう。
皆さんのニュージーランドのイメージは?
羊、島国、自然、キウィーフルーツといった感じでしょうか?
ニュージーランドに在住していたときにこの国の魅力的なところは?
と友人に聞かれたときにすぐに思いついたのは
「眺め」
氷河をいただく山々、それを映し出す美しい湖。
アメリカやヨーロッパほどダイナミックではないけれど
みずみずしい葉をつけた木々の間にあるトレッキングの道。
自然だけではありません。
どこまでも続く牧場に草をはむ羊たち。
ゴシック様式の建築物に
彩り鮮やかなイングリッシュガーデンが続く街並み。
南半球ならではの南十字星が輝く夜空の星たち・・・
ニュージーランドは自然と調和する旅ができる場所です。
ではどんな旅?
やはり、自然を思う存分堪能できるトレッキングではないでしょうか?
ニュージーランドではトレッキングのことを「トランピング」と呼びます。
トランプとは「ゆっくり歩いて旅をする」
といったニュアンスの単語です。
険しい道を頂上目指して歩く「登山」とは違い、歩くということを楽しめるコースが豊富にあるのがこの国。
その中でも知名度の高さ、そして「世界一美しい散歩道」と呼ばれ人気なのが
「ミルフォード・トラック」
世界遺産登録されているミルフォードサウンドは氷河によって周囲の山々が1000m以上にわたり、垂直に近い角度で削り取られ、海に落ち込んでいくという壮大な景色を堪能できる場所。
ニュージーランドの代表的景観としてパンフレットなどでもたびたび紹介される。
ミルフォードトラックは確かに歩きやすく、とくに最終日4日目などは平らなよく整備された景色が続き、ディズニーの夢の世界を味わえるよう。
とにかく、人気が高く入山制限もされるほど・・・
ミルフォードトラックもおススメなのですが、よりアルパイン的な雰囲気があり、変化に富んだルートバーントレックやケプラートレックの方がダイナミックで私のおススメのコース。
ミルフォードサウンドがあるフィヨルドランド国立公園内にあるこの二つのトレッキングコースの中でもミルフォードに続いて人気を二分する存在が 「ルートバーントレック」
ミルフォードは「森歩き」
ルートバーンは「山歩き」
途中のコニカルヒルポイントからの眺めは正面はダーラン山脈、奥にはタズマン海のメイソン湾が見えはるばる歩いてきたトレッカーたちの疲れを癒す。
二泊三日で33km歩くこのコースのおススメは
なんといっても山小屋「ルートバーンフォールズ」
ロケーション、施設とともにニュージーランド内でも屈指の山小屋。
名前のとおり、近くには滝もあり一日の疲れをゆっくりとることができる。
もう一つの「ケプラートラック」はティアナウ湖とマナポウリ湖との間にそびえる山々の連なりを巡る全長67kmの周回ルート。
1988年に整備されたルートなので、山小屋も新しく快適。
ルートバーンと同じく変化に富んだ景色、そして、さらに高度感も味わえる人気ルート。
これだけではなくまだまだたくさんのコースが満載のニュージーランドトレッキングコース。
このコーナーでは初心者から一人旅または団体旅行までそれぞれのトレッキングの予約の仕方、歩き方、楽しみ方とさまざまな方面から皆さんにお伝えしていこうと思います。
まずは先日いってきたばかりのルートバーンの景色の写真などを見てもらいながらコース紹介をしていきます。
国内でも海外でも 「青空市場」大好きです。
別に何を買うという目的はなくてもフラリフラリお散歩しているだけで楽しい。
デパートやスーパーの綺麗な陳列棚に規則正しく並んだ完全包装の商品と違い、そこら中に乱雑に自由に並んだ、独創的な商品たちを見ているだけでも、あっという間に1時間や2時間は過ぎていってしまう。
『輪島朝市』は 「高山朝市」「呼子朝市」と並んで日本三大朝市の一つに数えられています。
神社の祭日ごとに物々交換の“市”が立っていたことを起源とし、1000年以上も前から続いているそうです。
全国の多くの朝市を見てきましたが、中でも『輪島朝市』は規模こそ大きくはないけれど、いつ来ても活気にあふれていて、歩いているだけで元気になれる“市”です。
『輪島朝市』の大きな特徴は出店者の殆どが女性、しかもおばあちゃんということ。
農家のおばあちゃんは野菜を、漁師町のおばあちゃんは魚介類をリヤカーに乗せて、早朝からヤッコラヤッコラと引っ張ってくる姿もここ輪島の名物!
もちろん、朝市の商品に値札はありません。
おばあちゃんと交渉するのですが、これがまた楽しい♪
「おばあちゃんだから!」と侮るなかれ!敵も然る者!
「これじゃ今日は嫁に怒られ、飯も食わしてもらえん~(涙)」
と泣き落としにかかってくる(笑)
石川県には 「能登のとと楽 加賀のかか楽」という言葉があります。
能登の女は海にもぐったり(海女で有名です)、
市に出たりととても働き者なので、お父さんは楽が出来る。
逆に加賀の国には多くの立派な大名がいたので、
女達は着物道楽など楽が出来る。
こんなところからきた言葉のようですが、朝市で元気いっぱい
「買うてくだ~!」と声をあげるおばあちゃん達をみていると、この言葉もあながちウソではないのかも!なんて気になってきます。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「赤木 ひろみ」
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ボリビアの街、ラパスは 「フォルクローレの都」。
ボリビア中の有名なミュージシャン達が集まって来る。
そして週末になると、街のあちこちにあるフォルクローレの
ライブハウス、「ペーニャ」で演奏が繰り広げられる。
これまでのフォルクローレのイメージといえば、「コンドルは飛んでいく」のような
「素朴な楽器で哀愁のメロディーをしっとり奏でる音楽」だった。
だが、そのイメージは見事に崩れ去った。
「ペーニャ」はディスコだったのだ。フォルクローレとはボリビアの人達にとって、どうやら「聴くもの」というよりも、「踊るもの」のようだ。
観光客向けの店以外では、「コンドルは飛んでいく」はまずやらない。
ライブが始まるのは、夜10時から11時。まず、前座のグループの演奏が始まる。
聴かせる曲は、最初の1曲か2曲。あとはひたすらアップテンポな定番の曲ばかりが続き、酒が入って気分が良くなってきた客が、踊り始める。そしてその数はしだいに増え、気が付けば、踊っている人だらけになる。前座のグループはどうやら、「踊らしてなんぼ」みたいだ。
テーブル席の間に踊るためのスペースが設けられていて、ほとんどの観客、スーツ姿のおじさんも、若いOLもおばちゃん達も、楽しそうに踊りまくっている。
皆の踊り狂う姿に最初は、「みんなそんなにストレス溜まっとんかー?!」と驚いたが、アルゼンチンタンゴのような難しいステップがあるわけでもなく、皆テキトーに足踏みして自由に思い思いに踊っているので、私達も一緒に楽しむことができた。
でも1曲踊ったら、もうバテバテ。それに眠い・・・。この標高3,650mの高地・ラパスで、息切れする様子もなく平気で長い時間踊り続ける、ボリビアの人達。なんてタフなんだろう!
メインのグループが出てくるのは夜中0時を回った頃で、これに合わせて来る人達もいる。私達は幸運なことに、30年のベテラン大物グループ「サビア・アンディーナ」のライブを観ることができた。
彼らが登場した途端、会場はものすごい歓声。牧師のような白い衣装を身にまとった彼らは、他のグループとは格が違うオーラを漂わせ、味わい深ーいスーパーフォルクローレを、じっくりと聴かせてくれた。
フォルクローレの代表的な楽器、サンポーニャの超絶プレイには皆くぎづけ。そして、座ってギターを弾きながらのボーカルが、甘く渋~い声。そのロマンスグレーな彼、ヘラルドはやはり一番人気なようで、私達の後ろにいた中年男性達から、「ヘラルドー!」と熱い声援が贈られる。
その後、また前座のグループが出て来て、ディスコ状態が夜通し続き、帰りは朝の4時。でも帰り道、街はちっとも真夜中の雰囲気ではない。いたる所からガンガンとフォルクローレの演奏が鳴り、ペーニャ帰りの人達をたくさん見かける。道から見える無料のライブ会場では、三つ編みのおばちゃんや子供達も楽しそうに踊っていた。眠らない週末のラパスの夜、おそるべし!
フォルクローレは、ボリビアの人達の心と体にしみ込んでいて、歌って踊ってイヤな事を忘れて、皆が楽しめるものだという事が、とてもよく分かった。そしてそんな音楽の存在をうらやましく思った。
でも、毎週末に「ペーニャ」は、体が持たん!
*数ある「ペーニャ」の中で最も有名なのが、「マルカ・タンボ(MARCA TAMBO)」。
場所は、博物館が点在する、石畳で有名なハエン通り。
ここの客層は観光客中心ではあるが、一流アーティストの質の高い演奏をたっぷりと聴かせてくれる。「踊りよりも音楽」という人には間違いない。
*街の中心、サンフランシスコ寺院前の広場あたりに行けば、人気アーティストのペーニャ・スケジュールが書いた横断幕が張られている。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「深山 哲夫」
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シドニーでタクシーに乗った瞬間 「うわっ!」と思ったことがあった。
初めて ”保護カプセル” を見たときだ。
オーストラリアではタクシーを利用する際、助手席に乗るのが通例だ。
この日、いつも通り助手席へ乗り込もうとしたところ、運転手との間に透明の防御壁が立ちはだかり
「ここはオーストラリアと違うの?」と目を疑った。
助手席は圧迫感となにやら疎外感を感じ、後部座席へ移ることにした。
その保護カプセルは、見るからに仰々しく、オーストラリアってこんなに治安が悪かったっけ?と車内で考えさせられた。
フレンドリーで開放的なオージーに対して、不釣合いな代物ができたものだ。
元来オージーはフレンドリーだが、それゆえ中には度を越して暴徒化する輩も多く、酔っ払うと手が付けられなくなる無法者もいる。
タクシードライバーは恰好のターゲットになってしまうらしい。
シドニーのタクシードライバーの大半は、中国人を中心としたアジア系や中近東の移民して間もない人達が占め、彼らを守るために設置された。
労働者の権利が強いオーストラリアならではの措置か。
移民が多くなればなるほど、より強固な秩序が必要になる。
治安の良さとフレンドリーさが特徴のこの国の複雑な一面でもある。
何はともあれ、シドニーのタクシーは先進的で一見の価値はある。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「川西 哲史」
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