«Prev
| 1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
Next»
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」7/19号より~
そんなこんなでヌーディストよりももっと恥ずかしい姿をあらわにしたあとは
もう、どうでもいいというかなんというか・・・
ヌーディストといっても午後くらいから水着を着ている人もちらほらといたので、水着を装着して本なんぞを読んでいた。
相当、つまらなさそうな顔をしていたのだろう・・・(←ふてくされていた)
カナダ人の友人Aが
「スーパー・ヌーディストビーチに行ってみるか?」
と聞いてきた。スーパー?ってつくことはどうなっちゃうんだろう?
ヌードの上って何?何?
き、気になる・・・(←好奇心旺盛なだけで生きている女)
ということで、スーパーという言葉に引っかかってしまった。
カナダ人友人Aとともに、早速、出発!
他の友人たちが
「あんたらも、好きだね~」
となぜか意味深・・・や、やはりみんなはスーパーが何か知ってるのだな?
この目で確かめてこなければ!と俄然やる気!
やはり笑っている・・・なにか、スーパーなことがあるに違いない・・・
二人で石だらけの岬の道なき道を進む・・・
ちょっと不安になってきたぞ。なんなんだ~。
と、友人が突然止まり、にやっとした。
「ゆきんこ、見てみな!」
岩場からそ~っと覗いてみると・・・
「おおお~~~!」(←クレヨンしんちゃん風)
男ばかりの怪しい集団がいるわいるわ。
怪しいのも多いが、美形もかなりいる。(←こっちのほうが目の保養)
ほとんどの男達は、な、なんとカップル!当たり前だけど。
月桂樹の葉のようなモノをぶら下げて私の横を通り過ぎる男が居たりする。
微妙に隠してくれてありがたいけど、あの葉っぱがゆれて見え隠れしたりしているほうが妙に生々しくていやらしい・・・
生まれたままの姿の男たちの楽園・・・
ここは聖地だったのね・・・って私がいちゃいけないんじゃ?
とかなりおろおろして、それでも目は男たちが戯れる姿をしっかりとキャッチしたのだった。
「ヌーディストビーチ」はノーマルな人が集まり、 「スーパーヌーディストビーチ」はアブノーマルな人が集まるという有名な話を知らなかった・・・
恐るべし、ギリシャ!
エーゲ海の真っ青な海の中に戯れる男たちの絵!
決して忘れることはないでしょう・・・
★スーパーヌーディストビーチ★
先週号でもお知らせしましたが、ミコノスタウンからスーパーパラダイスビーチまでは直行のバスはなく、パラダイスビーチからボートで行かなければいけないです。
まずパラダイスビーチ行きのバスに乗り、30分ほどしてパラダイスビーチに着くと、乗り継ぎのためボート乗り場に到着!
実はここで、名物のおじさんがいるらしく、ヌーディストビーチに行くか?
スーパー・ヌーディストビーチに行くかと聞かれるらしいです。
私のときはそのおじさんじゃなかったので普通にヌーディストビーチにいけたんですけど、間違って答えるとそのまま、スーパー・ヌーディストビーチへ。
ただ、乗船時に男ばかりに囲まれるらしいのでそのとき気づくそうです・・・
<おさらい>
普通のビーチ・・・ヌーディスト(男女)⇒パラダイスビーチ
スーパーパラダイスビーチ か ヌーディストビーチ・・・ヌーディスト(男のみ)⇒スーパー・ヌーディストビーチ
というそうです。間違えないで自分にあった適切な場所に行きましょう!
まあ、めったに見られないパラダイス・・・
旅の思い出に行ってみてもいいかもしれないですね・・・
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」7/12号より~
さてさて、今日はやっぱりヌーディストビーチ!
だって、ミコノス島にくる最大の目的がここだったんだもん!
と思いつつ、にたにたご飯を食べる。
♪Hold me tight 入り江の奥は
誰も誰も~知らない秘密の花園♪by 松田聖子
を歌いながら今日のビーチを思う・・・
入り江の奥には・・・・
金髪のお姉ちゃんたちが生まれたままの姿態をあらわにを・・・
す、すごい光景だ!(←よく男みたいって言われますが立派な女子です)
宿からなんとヌーディストビーチへ船を出してくれるという。
鼻歌が止まらないーーーーーーー!楽しすぎる~~~。
早速、水着をきて、バスに乗り込む。
やはりなんかみんな楽しそう!
いやですね、実は、ゆきんこ。ヌーディストビーチといってもヌーディストになりたい人だけがヌーディストになるもんだとばかり思っていました。
ってこの考えがありえないんですけど、自分は見るだけでなるつもりはなかった・・・
で、でも!ここでは水着を着ているほうがおかしい!!!
というわけで、ビーチに降り立つも、どうしていいかわからずおろおろ・・・
一緒の宿だったカナディアンたちにも
「ヘイ!ゆきんこ!カモ~~~ン!」
といわれましてもね・・・こんな太陽が真上にきている昼さなか、別にヘアヌード撮影のモデルでもなんでもなく、単にすっぱだかになるというのは日本人的に無理というかなんというか・・・
と英語で言えず、ひたすらモジモジしていた・・・
と、そのとき、カナディアンたちに拉致された!!!
いや~~~~ん!無理やり脱がされた(T_T)
もうしょうがないから、胸を隠したり、下を隠したり忙しく手を動かして海までダッシュ!
逆に堂々と歩いてないほうがいやらしいかもしれない。とあとから思った。
それにしても、なんかこの開放的な感じがす・て・き・・・
一度、海で素っ裸で泳いでみてください!いい感じなんですよ~。
ってかなり泳ぎまくっていたら沖にでちゃって、気づいたらカナディアンたちはすでに遠くでランチタイム。しかもやはりヌーディーなままで食べている・・・
さて、どうしたものか?
行きはなんとか突破できたけど、帰りはな・・・
と海にぷかぷか浮きながら考えていたら・・・
なんか日本人らしき観光客がみえる・・・
や、やばい!
外人だけならまだしも、同じ人種の方たちに見られるのは恥ずかしい!
でも、もういまさら帰れない・・・
とまたあ~でもない、こ~でもないと海の中でじたばたしていたら、カナディアンたちが早くあがって来いとゼスチャーしてる。
私だってあがりたいさ!でも・・・でれない・・・日本人が・・・
もう、水着をもってきてもらうしかないか・・・
と遠くからゼスチャーで「水着、持ってきてー」とやってみた(←適当に想像してください)
なんとか、通じてひとりの子が爆笑しながらもってきてくれた。
持ってきてくれたものの、着るのを手伝ってくれるわけもなくさっさと戻っていった。
私はその後、最初に上を装着!
ここまではよかった!
が下のパンツをはくとき、うまくはけない・・・
足が浮き上がってしまって、なかなかはけないのだ・・・
そして・・・
3回目のチャレンジのときに、お!足が入った!と思ったら後ろから波がきて、しかも、岩場においていた片足がその拍子でつるっていっちゃって・・・
おぼれた(T_T)
かなりゲボゲボいって、ジッタバッタやっていたら、やっぱりおぼれているように見えたのだろう。
お兄さんたちが勢いこんで、助けにきた!
かなり水を飲んでしまってしかも、長時間海の中にいたもんだから体力も消耗・・・
レスキューの兄さんに体を預けた。
そして、ビーチに到着して砂浜に到着し、寝かせてもらうと・・・周りがみんな笑いをこらえている。
な、なんだろう???
とカナディアンの同じ宿の友達が大笑いして
「ゆきんこ、自分の体みてみな!」
は!!!!ヌーディストより恥ずかしい(ーー;)
水着を装着と思っていた、ビキニ上は微妙にちゃんと胸が全部かくれていなくて、先頭が見えている。半分づれている。
そして、下はというと・・・
片足にかろうじて、パンツがひっかかっているだけで、丸見え!
今のことばでいう「チラリズム」ってやつでしょうか?
一番、恥ずかしいーーー!
穴があったら入りたかった\(゜ロ\)(/ロ゜)/
★スーパーパラダイスビーチ★
ヌーディストビーチのことをこういう。
全員がヌードというわけではないことが後で判明。
確かに、ヌードの人は多いけど、強制的ではないですし・・・
なぜかというと、私が行った時間はなぜか若者が多かったのだが、午後は普通の格好をした人が多かったからだ。
トップレスの綺麗なお姉さんがうようよと思っていたけどそうでもない。
おじさん、おばさんのほうが多いような気がする。
ミコノスタウンからスーパーパラダイスビーチまでは直行のバスはなく、パラダイスビーチからボートで行かなければならない。
まずパラダイスビーチ行きのバスに乗り、30分ほどしてパラダイスビーチに着くと、乗り継ぎのためボート乗り場へ。
ボート乗り場の横にはダイビングショップの看板があります。
一部、バックパッカーなどではマイクロバスを出してくれます。
海は確かにきれいですが、ここのビーチより他のほうが断然綺麗だと思われます。
海を堪能して、ゆっくりするならプサルー・ビーチがおすすめ。とっても綺麗です!
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」7/5号より~
もう、アテネやだ・・・
体中、ダニにさされもう死にそうだ~。(←変な病気にかかった人みたい)
朝方にはバックパックを背負ってチェックアウト。
ダニだらけの顔で
ゆきんこ:「チェックアウトプリーズ!」
受付:ものすごく笑いをこらえて
「誰かに殴られたの?」
んなわけない!あんたんちのダニにさされたんじゃないか!!!
ということで、怒りにまかせて、
「ダニにさされたからまけろ!!!まけろ!!!」
と大騒ぎして、半額にしてもらった。
そうじゃないと割があわない・・・
さて、今日はどうすっぺ・・・とまたマッチ売りの少女のように外におっぽりだされた。と・・・なにやらバックパッカーの人たちがぞ~ろぞ~ろと同じ方向に歩いていく。
バックパッカー歩くところにおもしろいものあり!
というわけで、ついていった!
ん?なんか電車に乗ろうとしているけど・・・聞いてみる
ゆきんこ:「どこに行くの?」
バックパッカー:「エーゲ海の島に行く船に乗るんだよ」
あ、そっか!でも、その子の話によると旅行会社で予約しないといけないらしい・・・
でも、朝早くから暇だし、エーゲ海のほうがどう考えてもきれいそうだしね~。
と思い、とりあえずフェリー乗り場のピレウスに向かった。
アテネ市内から20分ほどなのに、どこかのどかな雰囲気。
エーゲ海が目の前にあるからだろうか???
平日であまり忙しい時期でもなかったので予約しなくてもチケット確保!
いやっほ~い!(←相当、うれしかった)
早速、フェリーに乗り込む。片道、ミコノス島までのチケットをとりあえず買った。
なんで、ここに行くかって?
スーパーパラダイスビーチ=ヌーディストビーチがあるからですよ!
金髪のお姉さんが・・・・(←男みたいだ私)
フェリーにはたくさんの人が乗っていて、もうみんなリゾートムード満点!
だって、すでに水着・・・早いと思うんですけど・・・
カップルは日焼け止めをお互いの体にぬりぬりして楽しそう・・・
かくいう私は・・・一人なので、悪戦苦闘しながらダニにさされまくっているお肌をいたわりながら、あちゃこちゃと真っ白になるまで塗りたくる・・・
なんか、リゾート地なのにむなしさいっぱい・・・
ピレウスからミコノス島まではわずか5時間半。
あっという間に到着して、とりあえず目の保養をしなくちゃ!と
ヌーディストビーチはどこや?とそればっかり探してしまったんだけど、ないんですよね・・・
明日、探すぞ~。ヌーディストビーチ!
さらにもう一つあるんですよね・・・ここの名物♪(←次号で)
と楽しんでいたが、明日、あんなことがあるとは夢にも思わず、
久しぶりの真っ白いシーツにお湯が出るシャワー、虫がいないこのバックパッカーの宿に感謝しつつ寝るのであった・・・
とそもそも普通がこのくらいの宿なのだ・・・アジア以外は・・・
★エーゲ海チケット情報★
ギリシャ、エーゲ海に行くにはチケットがもちろん必要!
アテネの中心地「シンダグマ広場」で買うこともできるけど、私のようにピレウスに直接行って買うこともできる。
アテネからはバスか電車でピレウスまで行くのですが、バスでいくとかなりピレウス中心地から外れてしまうので、電車でいくのがベスト!
駅を出るとすぐにピレウスの繁華街に出れます!
さて、出るとびっくりするぐらいの旅行会社!!!
もうどれを選んでいいかわからないぐらいずら~~~っと並んでいる。
何軒か回って料金比較をするといいと思います!
短時間でいく高速艇とゆっくり時間をかけていくフェリー。
もちろんフェリーのほうが安い!
時間がある方はフェリーをおすすめします!ゆっくりエーゲ海を楽しみながらデッキでくつろいだり、だまって真っ青な海を眺めたり・・・
あとは当日、自分が乗るフェリーがどこから出るかチェックが必要!
かなり大きい港なので乗り間違えないように!
私はバックパッカーの人たちにぞろぞろついて行ってしまったのでなんの問題もなしだった!
★ギリシャの映画「日曜はダメよ」★
今回はスペシャルバージョンでギリシャネタその2
イー旅ブログでこの映画のことを書きました!
かなり昔に見たんですけど、今はレンタルで見つけられません。
でも、見たことある人いますよね???
ギリシャっぽい風景が楽しめる映画です!
レンタルで見つけたらそれはかなり貴重価値が高いかも?
見つけたら教えてください・・・
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」6/28号より~
あ、あづい・・・
オモニア駅に着いた時の記憶はございません・・・
鼻もやられ、暑さで頭も朦朧として・・・
でも、宿探さないと・・・と無意識のうちに思っていたのであろう。
とよくこういうところでは客引きがいる。
でもですね~、きちんと判断能力がないときにこういう人たちと駆け引きするのは
危険・・・
でも、もう千代の富士状態のゆきんこは宿を探す気力がない・・・
(↑ これ、今日のコミュニティー、メルマガ配信後記に続きを!)
怪しいおやじ:「ヘイ!プリティージャパニーズ!どこいくんだい?」
ゆきんこ:「ホ・・・ホ・テ・ル・・・」
おやじ:「じゃあ、俺についてきな!スペシャルなホテルを紹介するぜ!」
ゆきんこ:「い・・・い・く・ら・・・・」(←もう声すら出ない)
おやじ:「2500ドラクマ!(約1000円)
まあ、ここの物価にしちゃ、安いかな・・・もう探すのも面倒だしということで、のこのこついていった・・・がものすごいスペシャルなホテルだった。
ミックスドミトリー(男女混合)なのはいいとして、男5人に私一人ってどうなの???
どうみても配分がおかしいでしょ?しかも、1000円も払っているのに冷房はない、
シーツはどう見ても洗ってない、シャワーは水、
そして、男子の汗のにおい・・・(←嗅覚はまだ損なわれていない模様)
もう夜中の11時だし、探しようもない。
しょうがないから1000円の野獣の館で一泊する決心をした。
もう恐ろしい夜でしたよ・・・
まずは、シャワー。貴重品も預かってくれないここのフロントはというより、預けたらとられそうなので、自分で貴重品ごとシャワー室へ。
洋服を置く場所がないのでドアのところにかけて、さらにお湯がかからないように自分の体でお湯をブロック!とやっていたら5分後・・・水になった・・・
水になりながらも髪の毛と顔は終了!
そして、体を洗ってシャワーをもう一度出すと・・・
ちろちろっとしか水が出てこない(T_T)
泡だらけなのに!!!
というわけで、体の泡を洗い流すためにそのちろちろっと出ているお水を求め、アクロバティックな体制でぐるぐると水の周りを歩き、やっとこさ泡流し終了。所要時間30分!!!
(↑これはご家庭でシャワーをちろちろっと出してご自身でお試しください)
体洗ってさっぱりするはずが逆に汗だくになって意味がない(--)
汗だくになった上、部屋は男臭が漂う熱帯部屋!
もう寝れないよ!!!
でも仕方ない・・・数時間我慢するか・・・と思い横になってうとうとし始めると・・・
うううう・・・・ががががが・・・ごおおおおおお・・・
かえるの5重奏ばりのいびき・・・
さらにこれだけでは済まず、その後・・・
ぶ~~~~~~んぶ~~~~~~~ん(←蚊の音は万国共通)
そうです!にっくき、蚊が私の血を大量に吸っている!
かゆくて寝れんわ!!!(←O型の人は一番先に餌食になるそうだ)
アテネ初日から悲惨な夜を過ごしたゆきんこである。
★リカビトスの丘★
アテネに行くと必ず行くのが「アクロポリスの丘」
有名なパルテノン神殿、6体の少女像が柱になったエレクティオンなどがある丘ですね!
ここはやはり行くべきだと思うし、
ギリシャにきたら写真で収めておきたい場所でもあるんですけど、私の第二のお勧めは
「リカビトスの丘」
アテネの中心「シンダグマ広場」の北側。
市内のどこからでも見える小高い丘です。
山頂からはアクロポリスはもちろん、その先には真っ青なエーゲ海が!
エーゲ海に沈む真っ赤な夕日は目を見張るものがあります。
また、ここは深夜0:00までケーブルカーが運転されているので、
アテネのイルミネーションが一望!
が、ここはですね・・・一人でいかないほうがいいです。
カップルでいくことをお勧めします・・・いたるところにカップルがいますから!
ゆきんこは間違って一人で行ってしまいました・・・
またこの丘の南側は高級住宅街。
街中にはない洒落たカフェやショップが目白押し!
アテネの喧騒につかれてきたらここで一息ついては?
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」6/21号より~
ドナドナを歌いながら、うとうととしていたら、起こされた!
何~?私の予想ではもっとかかるはずなんだけどね~・・・
と思ったら終点とか言っている・・・
しょうがないので重いバックパックを背負い、よーーく見てみると・・・
何もない・・・・・・
アテネって白い色ともうすピンクともつなかいあわ~い色のパルテノン神殿が街中のどこにいても見えるって思っていたんだけど・・・
それに、首都にしてはかなり閑散としているような・・・
というわけで、バスの運転手に
「アテネ?」
と聞いたら、アテネにほど近い違う都市(←と言ったような気がする)
なに~~~!!!アテネ行きって言ったから乗ったのに!!!と文句を言ったら
「ここからアテネに行けるからね♪間違いじゃない!」
とにこにこしてる。ある意味、世界中どこからでもアテネにはいけますから・・・
なんなのよ~。いつになったらアテネにつけるのよ~。
と途方にくれていた。持っていた地図で今いる場所を教えてもらったら
「Chalkis」という街。
観光でここにくる人はいないであろうと思われるような街でありました・・・
バス代でぼられて、ドラクマをほとんど持ってかれたので、お金がなくて飲まず、食わず・・・さらに、前日、フェリーなので着替えもしてなくて、ある意味、浮浪者みたいだった・・・
おなかすいて、動けない・・・
と道端に座り込んでいたら、バスで一緒だったおばさんがつかつかとよってきた。
けど、ギリシャ語で何を言っているのかまったくわからない・・・
もう、ほっといてくれ~と思っていたら、
「アテネ、アテネ」といって指差している方向を見ると・・・
なんとなくだけど、駅?のような?
とりあえず、腕を引っ張られながら駅らしきところに行ってみると・・・
誰もいない・・・単なるぼろやにしか思えない・・・
もう監禁しようと金とっても(←ないけど)どうでもいいよ~。
と思っていたら、自分の腕時計で4時を指差している・・・
4時にくるというのか?あと、1時間・・・線路はあるし、くるのかもしれないね~。
もう歩く気力もないし、待とう!
「スタスモス」(←ギリシャ語でありがとう)
というとにこにこして帰っていったと思いきや、すぐに戻ってきて、紙包みを手渡して戻っていった・・・なんだろう・・・
フランスパンにハムや卵をいれたサンドイッチ!
なんて、やさしいおばさんだったのだろう・・・きちんとお礼も言えずに!
と思いつつも腹が減っては戦はできぬ~てなわけで、ばくばく食べた。うまい!うますぎる!
と列車の汽笛が!やった~!きた~!
でも切符買ってないから無銭乗車?でも、駅員も券売機もないし・・・ま、いっか!(←よくないけど)
で、列車が止まったものの、ドアが開かない!
どうするの?乗れないじゃない~!
とかなりホームであたふた、駅員さんを探したり、
「Help me」とか英語で言ってみたり・・・(←通じてないけど)
なのに、窓からギリシャ人がにたにたみんなで笑っている!
その中の一人の若い男子がやっとドアを開けてくれた。
「アテネ?」と聞くと(←ギリシャにきてからこれしか言ってない・・・)
「YES!!」と笑顔で答える。今までそれに騙されてきたからな・・・
でも、もうしょうがない!信じるぜ~(←なにかさすらいの旅人風)
ということで着席!
ん?外より暑くないか?
原因はすぐに判明!このくそ暑い中、冷房がきかないばかりが窓があかない!
致命的な電車にあいのりさせていただきました・・・
素敵なにおいと暑さをありがとうございます・・・
アテネについたころ、ゆきんこの鼻は嗅覚を失い、汗で髪の毛はどろどろ。
そして、水分不足で脱水症状寸前!となり、ある意味「ムンクの叫び」よりも恐ろしい顔で無事?アテネ、オモニア駅に到着したのでありました・・・
★スブラキとギロ★
代表的なギリシア料理のスブラキ!
スブラキとは肉や魚を串に刺して焼いたものをご飯と一緒に食べる。
ということは知っていたものの、あの肉の塊を炭火などであぶって、薄くそぎ落とし、パンにはさんで食べるのもスブラキというのだと思っていた。
実際、六本木にある「スブラキカー」(←勝手に命名)
赤い車の中で、肉の塊をぐるぐるさせて、サンドイッチ風に売っているその車のメニューも「スブラキ」であった。
が、この二つは違いがあって、
後者の肉の塊を~そぎ落とす~のほうは「ギロ」と呼ばれていた。
パンにはさんだ、のはピタと呼ばれるナンのようなパンにはんさんで食べる、 「ギロ・ピタ」というんだそうな。
ギロ・ピタは、ギロ、野菜、ヨーグルト風ドレッシング、フライドポテトをピタで包んだ食べ物。
かなりボリューム満点です!が、これが病みつきになるほどうまい!
代表的なファーストフードなので歩きながら若いギリシャっ子たちは食べていました!
«Prev
| 1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
Next»
|