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さまざまな切り口で紡ぐ、旅にまつわるエトセトラ。本、映画、出会い……、旅にはストーリーがつきもの。旅にまつわるストーリーをご紹介します。

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旅行と映画
イタリア トスカーナの景色を堪能!

トスカーナの休日
「トスカーナの休日」'03 米 監督:オードリー・ウェルズ 舞台:イタリア トスカーナ地方

旅行に出かけるきっかけって誰にでもあると思う。
その中でちょっとドラマチックになりがちなのが傷心旅行。この映画のきっかけは離婚のショックから立ち直るための旅行。単なる傷心旅行だったはずが、ここイタリア トスカーナで運命の出会いが!!!

といっても魅力的なイタリア男性とではなく築300年の荒れ果てた一軒やとの出会い!

「ブラマソーレ」(太陽に焦がれる者)という家を旅行の途中で衝動買いしてしまったフランシス・・・
いつ終わるともわからないこの荒れ果てた家を修復しつつ、トスカーナ地方の住人となり次第に溶け込んでいく。

ユニークな隣人たち、明るい太陽に包まれた風景画のような世界。心まで幸福に満たされてしまいそうなイタリア料理の数々・・・

この荒れ果てた家でかけがえのない家族を持つことがフランシスの願いだったが、その結果は・・・

恋愛で傷ついた人はどのようにして、現状を受け入れて、その悲しみを乗り越えていくのか、そして、再生していくのかが、トスカーナの景色ともに描かれていて、観ているとどこかほっとできる映画です。少し疲れた時におススメです。
内容うんぬんより景色を楽しもう!イタリアに行く前にイタリア気分が味わえるそんな映画では?
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category旅行と映画  time2005年05月12日 16:36

旅行と映画
中学時代の思い出「敦煌」

「敦煌」'98 米 監 督 佐藤純彌  舞台:中国 敦煌
敦煌映画
実は、ゆきんこの秋田の中学校では、なぜか映画観賞会があった。三学年全員、体育館に集められて、黒いカーテンを体育館中に張り巡らせ、でかいスクリーンをステージにおく。

だいたいが、こういう会は寝てしまうゆきんこだが、この「敦煌」の会は違った。
その頃は「敦煌」と聞いても?はて?なんのこと?という感じであったし、内容を聞いても、さっぱりわけわからん!と寝る体制で望んでいた。

が、始まった瞬間、そのスケールの大きさに驚いた。
西田敏幸が砂漠をかけめぐるシーンや4億円かけて作成された敦煌城が燃えるシーン。世界遺産の「莫高窟」。また、精巧に再現された、当時の衣装。もうとりこになっていました。といっても中学校時代。すぐにいけるというものではなく、ただ、ただ憧れの地でした!

この映画はこの時代にしてはとてもスケールが大きい映画でやはりあの当時、この映画をみて、「敦煌」に思いをはせた人もいるのではないでしょうか?あまりに古くてレンタルなどでは見ることはできないかもしれませんが、「敦煌」に行く前にはぜひ、見てもらいたい一本です!

バッコウクツ
<ストーリー>
趙行徳は西夏への対策問題に頭を悩まし、街の中を呆然とさまよううち、一人の西夏の女に出会い、その誇り高さと西夏文字に強く惹かれ、西夏を目指した。

途中、西夏の兵隊狩りに遭い捕らえられる行徳。戦乱の中で行徳は、西夏の皇太子の目にとまり、西夏の都イルガイへ西夏文字習得のために派遣されることになる。ウイグルの王女ツルピアと恋仲になっていた行徳は、1年で帰ると約束したにもかかわらず、西夏文字の辞書を作ることを命じられ、3年の月日が過ぎてしまう。その間、ツルピアは元昊に奪われ、政略結婚を強いられていた。ところが、婚礼のさなか、ツルピアは城壁から身を投げ自ら命を絶ってしまう。

自暴自棄になった行徳を、王礼は敦煌へ送る。累々と積み上げられた膨大な古今東西の文書、経典や美術品に思わず息をのむ。さらに莫高窟へ連れられた行徳は、無数の石窟に脈々と受け継がれた壁画や仏像の数々に、目をみはる。

李元昊がついに敦煌に攻め入ってくる。しかし、西夏軍の総攻撃の前に、敦煌城内はあちこちに火の手が上がった。炎に包まれた太守の館では、学僧たちが貴重な文典類を必死に運び出していた。翌朝、行徳はそれらを莫高窟に運び入れ、石窟の奥へと埋め込んでいったのである。

行徳は丘の上から遠く、炎上して落ちていく敦煌城と、砂塵の中全滅していく漢人部隊を目にした。

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category旅行と映画  time2005年04月21日 12:37

旅行と映画
アメリカの壮大な景色を堪能!

「未知との遭遇」77‘ 米監督:スティーブン・スピルバーグ 舞台:アメリカ インディアナ州
未知との遭遇
私がこの映画を見たのはまだ旅行会社に在籍していた25年前。
あの、スティーブン・スピルバーグ監督が始めて手がけたSF映画である。

消息不明だった戦闘機が、突然、砂漠に現れたのをきっかけに、アメリカ各地でUFOが目撃される。ロイ(主人公)もある夜、UFOに遭遇。その日から彼の生活は一変し、UFOとのコンタクトに没頭する。そして、彼らとのコンタクトにも成功する。人間と宇宙人との接触を感動的に書いた作品だ。劇中、宇宙人と交信している時の音楽がオルガンの音のようでとても印象的だ。

私はこのとき、映画の舞台であった、アメリカ三大国立公園のひとつである「モニュメントバレー」が実際に存在するものとは思っていなかった。映画配給会社に問い合わせたところ、撮影地が判明。先ほども触れたように、当時、旅行会社に勤めていた私は「アメリカ三大国立公園めぐり」(今では当たり前のようにアメリカのツアーパンフレットにありますね)を作りました。

現地駐在として、アメリカの地へ降り立った私は早速、モニュメントバレーに向かった。映画の世界そのままの壮大な景色が目の前に広がる。真四角の岩の上で見た夕日は今でも忘れられない。自分がここにいるのが信じられないという思いと、本当に宇宙人がいるかもしれないという思いが交錯した。

私の人生観が変わった一本です。
<福田>インタビュー ゆきんこ

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category旅行と映画  time2005年04月05日 12:06

旅行と映画
一人でヨーロッパを旅してみたら、こんなことがあるかも?

「Before Sunrise―恋人までのディスタンス」95‘ 米

出演:イーサン・ホーク ジュリー・テルピー 舞台:オーストリア、ウィーン。



お互い一人旅でヨーロッパ旅行中、電車の中で出会った二人が恋に落ちるという単純なストーリー。初対面で、なかなか最初は話が弾まない・・・でも相手のことをもっと知りたい、自分のことをもっと知ってもらいたい・・・

意気投合した二人は美しいウィーンの街中を路面電車に乗ったり、観覧車に乗ったり、カフェでくつろいだり・・・

主要な登場人物はこの二人だけなのですが、この二人の会話が実に知的で楽しく、情熱的。好きな人とだったら何時間でも一緒にいたい、話していたい!そんな雰囲気が出ている映画です。さらに、加えてウィーンの美しい街並み!

私は前回、ウィーンにいったときに二人が歩いた場所やカフェに行ったりしてしまいました。旅先での出会いって素敵ですよね!でも、普段出会うよりドラマチックに感じてしまうということもありますが・・・旅先で素敵な人と偶然出会って恋に落ちる。女の子なら誰しも憧れるこの設定はウィーンに思わず足を運びたくなってしまいます。
<ゆきんこ>
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category旅行と映画  time2005年03月15日 14:43

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