「世界の中心で愛を叫ぶ」'04 日本 監督:行定 勲 キャスト:大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來 舞台:日本・香川
本、映画、テレビといろんな場面で見ることができたこの大ヒット映画。初めてみたのは機内上映でだった。
それでも、ストーリなどは話しなどで聞いていたので結末も知っていたし、流してみようと思っていたら風景がとてもきれい。吸い込まれるようだった。
帰国して、ここはどこなんだろう?と探してみたら一歩も足を踏み入れたことがない四国は香川県。
大人になった朔太郎と婚約者律子が思い出を巡る旅として選ばれたのが庵治町。JR高松駅から約30分だそう。元気だったアキが走り回ったり、朔太郎が思い悩んだあんな場面、こんな場所が今でも残るという。高松空港や丸亀市本島、県立香川中央高校、県立津田高校などもロケで使われたそうです。
この作品のほか、 「機関車先生」「ロード88」の撮影地も香川県。香川県観光協会では「映画ロケ地ガイドマップ」も作成。
寒い日本本島から少しでも温かい四国にいってみたいなと思いました。
<ストーリー>
2001年の発売以来、200万部を超える売り上げを達成しているベストセラー小説が香川県を舞台にして映画化されました。
愛することを見失い、自分の中の殻の中に閉じこもっていた朔太郎。婚約者が突然四国にいることを知り迎えに行く。四国は朔太郎の故郷。高校時代愛した恋人アキとの思い出と再び再会してしまう。殻をやぶり再び目の前の恋人と向き合うまでの純愛ストーリー。
「ネバーランド」'04 米・英 監督:マーク・フォースター キャスト:ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット 舞台:イングランド
この映画を見たきっかけは、ずばり、ジョニー・デップが出ているから!というミーハーな理由。いい男が出ている映画は内容はともあれ、目の保養になるかな~なんて安易な気持ちで映画館に行ってみた。
バリ(ジョニー・デップ)とピーター少年(フレディ・ハイモア)が初めて出会った場所・・・よくありがちな海外の広い緑豊かな公園だな~なんて思ってよ~~~く見てみると・・・
ロンドンの有名なケンジントン公園じゃないですか!
ケンジントン公園はピーター・パンの銅像があります。そして、公園内にはあのチャールズ皇太子と故ダイアナ元妃が住んでいた「ケンジントン宮殿」もあります。
「ピーター・パン」はデューク・オブ・ヨーク劇場で初日を迎えましたが、その様子は映画の中でも出てきていました。
撮影は1899年に作られ1990年代に元の姿に改装された、豪華絢爛、ロンドン郊外にあるリッチモンドという街のリッチモンド劇場で撮影されました。
この劇場はここからウェストエンドに進出する演目や、ウェストエンドで好評のうちに幕を閉じた後に回ってくる演目などがあり、要チェックな劇場!
その他、シルヴィアの葬儀の場面などは「Brompton Cemetery」で行われていました。
ネバーランドは古きよきイングランドを垣間見れるそんな映画でした。イングランドを舞台にした映画は数知れず・・・ですが、最近、作られた映画ということもあり、映像がものすごくきれいです!
<ストーリー>
作家ジェームズ・バリが、未亡人シルヴィアとの出会いをきっかけに、名作「ピーター・パン」を書き上げるまでを描く感動作。
1903年のロンドン。新作の不評に落ち込み、妻とのぎくしゃくした関係に悩む劇作家バリは気晴らしに愛犬ポーソスを連れてケンジントン公園に出かけ、そこで4人の子供たちとその母親シルヴィアとの運命の出会いを果たす。シルヴィアと4人の息子たちと無邪気に遊び、交流に安らぎや生きる喜びを覚えていた。父を失ったことから心の傷を抱える三男のピーター。無理に大人になろうとするピーターに書くことの素晴らしさを教えていく。やがてバリは子供たちをモデルに新作劇に取り組みだすが、シルヴィアには病魔が忍び寄っていて・・・
「日曜はダメよ」'60 米 監督:ジュールス・ダッシン キャスト:メリナ・メルクーリ 舞台:ギリシャ
ギリシャに行く前に思い出した映画がこれ。私が生まれるよりももっと前に作られた映画なので白黒だが、これがなんともいえない雰囲気をかもし出している。映画で見たときはちょっと古めかしい感じがしたが、実際に舞台となったギリシャのエーゲ海に行く船が出る港町「ピレウス」にいったときはあ!映画で見た景色が・・・と思った。白黒からカラーになって見えた景色は太陽を浴びて輝いている国に思えた。
主役で娼婦を演じたメリナ・メルクーリが一番輝いていた時代の作品ではないだろうか?彼女は後にこの映画の監督ダッシンと結婚、ギリシアの文化大臣になる人物。彼女の魅力、まさに大地の女、ギリシアそのもの。ラスト前の楽しい踊りがとても印象的。ギリシャのこの踊りは全てのことをを水に流してしまう魔力を持っている。この映画は見て、ギリシャを感じる映画ではないだろうか?
<ストーリー>
ギリシャを訪れた考古学者ホーマーは、港町でイリヤという娼婦と出会う。たちまち恋に落ちた彼は、イリヤに都会的な教養をつけさせようとするが……。自由に生きる娼婦と、堅物の考古学者の恋をあたたかく描く。「真昼の暴動」で知られるJ・ダッシンが出演も兼ねて監督。共演は「宿命」以来の恋仲で、本作によりカンヌ映画祭女優賞を受賞したメリナ・メルクーリ。
ちなみに・・・TSUTAYAなどを見て回ったんですけど、なかなか見つかりません・・・古すぎるのかな?
「仮面の男」'97 米 監督:ランダル・ウォレス キャスト:レオナルド・ディカプリオ 舞台:フランス
デュマの有名な歴史小説「鉄仮面」をベースに双子としてこの世に生を授かりながら、運命のいたずらから全く別の人生を歩む2人の兄弟を描いている。
レオナルド・ディカプリオが一人二役に挑んでいる。中高生向けのコスチューム映画かな?と思いきや、17世紀フランスのお城の雰囲気がばっちり!見た瞬間!
「ヴェルサイユ宮殿だ!」
と確信したのですが、あの有名なお城が映画撮影のために貸し出しされるのか?と思い調べたところ・・・
映画の撮影地は
ヴォー・ル・ヴィコント城
そして、実際に見に行ってみると・・・
庭から、外観からヴェルサイユ宮殿にそっくり!なのである。
ヴォー・ル・ヴィコント城とは?
ルイ14世治下のフランスで、財務総監として権勢を振るっていたニコラ・フーケの城館。
ある日、ルイ14世を招いたものの、逆に「王より豪奢な城館を持つ」ということで不興を買い、後に公金横領罪で逮捕され、終身刑を受ける。
このヴォー・ル・ヴィコントの城館と庭園を手がけたメンバーを起用してルイ14世が造ったのが、ヴェルサイユ宮殿。
という歴史的背景から見ても、ヴェルサイユ宮殿のモデルになったお城です。
フランスの古城めぐりする予定の方はぜひ、行く前に見てみてくださいね!
<あらすじ>
国を意のままに動かすフランス国王ルイ14世と、かたや6年ものあいだ鉄仮面を付けたまま地下牢に閉じこめられていた悲運の双子の弟の話…。
1662年、パリ。貧困にあえぐ民衆を横目に、豪奢な宮廷生活を好む国王ルイ14世は傍若無人のふるまいを続けていた。亡き父王に仕え、今は引退した三銃士のひとり、アラミスは昔の盟友アトスとポルトスとともに国王と対決することを決意。ある秘策を実行するために、バスティーユ監獄につながれていた仮面の男を救出し、共に戦い、暴君ルイ14世から政権を奪い返そうと奮闘する。
主役こそ人気の若手俳優だが、現役を退いた中年銃士たちの哀感や誇りがスクリーンにあふれ出す。
そして、ヴォー・ル・ヴィコント城の雰囲気も映画に華を添えている。
「トップガン」'86 米 監督:トニー・スコット キャスト:トム・クルーズ 舞台:アメリカ カリフォルニア
かなり古いんですけど、私が始めて留学した地がアメリカのカリフォルニア州にあるサンディエゴ。
そして、ホームステイ先がミラマー基地だったのです!
偶然とはほんと恐ろしい~。このころ、トムクルーズ狂いだったのでほんとにうれしかった!
この映画は初めて海外にいった思い出の地を映し出してくれる映画なのです!
バイクには乗れないのでトムクルーズがバイクで失踪した場所を自転車で失踪してみたり、酒場に行ってみたり・・・英語を勉強しに行ったのか、トムクルーズのルートを探りにいったのかわからないくらいでしたね。
さて、久しぶりにこの映画を見てみると・・・
豪華なキャストにびっくり!
アイスマン役のバルキルマーの印象は強く残るのは当たり前としても、グースの奥さん役のメグライアンや何と「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンスを発見!
昔の映画を見るポイントはこういった脇役を見つけることなんですね!
カリフォルニアに行く前に、そして航空関係に興味のある方にぜひ、おすすめしたい一本です。
また、監督:トニー・スコット は他にも航空関係の映画を撮ってるので要チェックですよ!
イー旅ネットのスタッフはラフォーヤでバイクを失踪する夕暮れシーンがおすすめだそうです。
<あらすじ>
パイロット、マーヴェリック(トム・クルーズ)と、レーダー索敵員のグース(アンソニー・エドワーズ)が“トップガン"と呼ばれるエリートパイロットたちの仲間入りをした。彼らの教官は、“ヴァイパー"ことマドカフ中佐(トム・スケリット)。そして、マーヴェリックはブロンド美人チャーリー(ケリー・マクギリス)に恋をする。実戦訓練が始まり、マーヴェリックとグースの絶妙なコンビネーションが披露された。ある日チャーリーからデートに誘われ、喜び勇んで家を訪れたマーヴェリックは、彼女の目的がミグの話だと判って落胆し、2人の仲は気まずくなる・・・トップガンのスケジュールも半分を消化したころ、マーヴェリック組が事故を起こしグースが死んだ。トップガンを去ろうとするマーヴェリック。一方昇進による新しい職場がワシントンに決まったチャーリーが、必要ならば自分もここに残るとマーヴェリックに告白するが、彼は何も答えなかった・・・
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