「日本人はどうやってカップルになって結婚するの?」
と聞かれた。
ということで
「職場、バイト先、同級生・・・合コン?」
あ!合コンって英語でなんていうんだろう?
マッチングパーティー?と悩みつつ、一組の男女がお互いの友人を何人か呼んで飲み会をするみたいなことを説明したら、
「ミーティングのことだね!」
といわれました。 合コンのことを韓国では ミーティングと呼んでるみたいです。
ミーティングというと何か会議みたいで変な感じがしますけど・・・
あなどるなかれ、ミーティングでカップルになって結婚する確立が一番高いのだとか。
しかし、ミーティングが頻繁に行われるのは25、6歳まで。これを過ぎると徐々にお誘いがなくなり、30歳には音沙汰もなくなるのだとか・・・
特に女性は30歳までに結婚しないと
「あの人、どこか欠陥があるのかしら?」
といわれかねないそうだ。負け犬は絶対に許されないということ。日本も団塊世代の親を持つ30歳前後の未婚者たちは同じようなことを言われていると思うが、韓国ではさらに激しく30歳未婚子ナシはいろいろ言われるそうだ。
韓国では親は絶対の存在ですからね。
時代とともに変わってきてはいるけど、まだまだ負け犬偏見はあるみたいです。
ところで男子の30歳以上は?と質問してみると・・・
出会いは少なくなるけど、外見がそんなに変わるわけではないからね・・・
外見の話しはPart3へ続く・・・
これから数回にわけて、韓国の友人(♂)から聞いた韓国男性との付き合い方を連載していこうと思います!(←私は付き合ったことがありません)
韓流ブームで「韓国人男性素敵♪」と思っている方必見ですよ!
●釣った魚にはえさはやらない!●
この写真はキム・スンウとキム・ナムジュさんですね。今年、6月に電撃結婚したスーパーカップルです。
司会者は「チャン・ドンゴン」。韓国でも日本でも人気抜群!
※ヨン様は日本と韓国以外のアジアで人気。
とプロポーズの言葉を聞いてびっくりしました!
<<キム・ナムジュ談>>
『夜なのにサングラスをかけるよう言われ理由を聞いたら人に見られるのが嫌だというから、仕方なくケースを開けてみたら中は空だったんです。何も入ってないのに絶対あると言うから布製のケースを振ってみたら指輪が出てきました。感動しました。今日それをはめて来ようと思いましたが、結婚指輪だったので我慢しました。』
えええ??こんなドラマの中でしか起こりえないことあるの?
と早速、このことを友人に聞いてみた。
「プロポーズまでが、勝負だよ。だから、キム・スンウの行動は別に普通のことだよ。それまでは、彼女が喜ぶことは一通りするね!デート費用もほぼ全額男子が持つのが普通なんだ。だから、彼女がいるときは出費がかさんで大変。まあ、それも結婚したらやらないけどね~」
要は釣った魚にはえさはやらないという最悪パターン!!!
それまで、
「君はきれいだよ。かわいいよ。君以外の女性と付き合うなんて考えられない。」
など、毎日言うそうな。
会うたび、電話するたび当たり前のようにささやくらしい・・・
韓国ではそういうロマンティックなカップルのためのイベントも目白押し!特にこのクリスマスシーズンはイルミネーションもキレイで街中にはラブラブムードたっぷりのカップルたちで賑わうとか?
日本でも12月はカップルが他の月に比べて50%増(←ゆきんこ調べ)するような気がしますが、韓国は他の月に比べてラブラブ度がグ~~~ンとアップすると友人。
そういえば、この韓国友人・・・ほめるのが相当うまい。
「髪型、変えた?前より目が大きく見えてとってもキュートだね。」
と表現がとってもうまいのである。
イタリア人やスペイン人に通じるものがありますね・・・
韓国男性と付き合うと一年中ロマンティッククリスマス♪
あま~い言葉であなたをエスコート!
しかし、結婚後は・・・
<対処法>
三つ子の魂100までということわざに従い、付き合っているうちに嫁が主導権を握るようにしむけましょう!
釣った魚にえさを与え続けてもらえるかどうかはあなた次第です!
私のフライトは朝、11時発。
逆算すると朝の7時にはホテルを出てシャルルド・ゴール空港にいかなければいけない。おみやげも買っていないし、荷物もつめていない。帰りの地下鉄の中は終始無言だった。私も何を話していいのかわからず黙っていた。
ユースについたのは夜8時ころ。何もしゃべってくれないのでとりあえず私から切り出した。
「昨日と今日はすごく楽しかったよ。一人だったらもっと適当に過ごしていたかもしれないし、ほんとにありがとうね!」
「うん、僕も楽しかったよ。迷惑じゃなければメールアドレス教えてもらってもいい?」
こうしてアドレスの交換はした。でも、旅先でのメールアドレスの交換は日常茶飯事だし、私もそんなにマメではないので、ここで終わるだろうと思っていた。
部屋に戻り、パッキングをしてベッドに横になったらいつのまにか寝てしまっていた。
目がさめると4時。
もう、これ以上寝たらおきる自信がない。5時には空港行きの始発が出る。空港で寝るのが確実と思い、バス停に向かうことにした。
バックパックを背負い、みんながおきないようにそっとドアを開けた。
お金は前払いなので出るのは自由。フロントを抜けて外に出る。
そこには彼がいた。
「どうしたの?ずっと起きてたの?」
「ううん。ちょっと出かけてきて中に入れなくなって外にいた。いや、本当は見送りしようと思って待ってた。」
「そうか。ありがとう。7時に行くって言ってたでしょ?それまでここにいるつもりだったの?」
「まあね。最後に会いたかったから。」
私はなんと答えていいのかわからなかった。彼を好きという気持ちはない。変に期待させるのもいけないし。何より、日本とアメリカで遠距離なんていうのもとてもできない。
いろいろ試行錯誤して考えていると
「あ、困ってる。別にいいよ。何も言わなくても。メールしてもいい?俺、明日、バルセロナに行く。その後の旅行の日記みたいなの書いて送りたいんだ」
「うん。返信あんまりマメにできないけど、読んだら返事するね。じゃあ、もう行くね。ほんとにいろいろありがとう。」
バス停に向かおうとする私の腕をつかんだ。
「抱きしめてもいい?」
何も答えずにいたらぎゅっと抱きしめられた。すごく強く。
「ごめん。気をつけて帰ってね」
彼のほうが先に立ち去った。
バスに乗って、空港に向かう途中、すごくドキドキした。
急に寂しくなった。私は好きにならないようにしていただけなのかな?
どっかで、旅先での出会いは・・・という感じで付箋をうっていたのかもしれない。年下は頼れないからと突き放していたのかもしれない。そう思うと、会いたくなった。あって、もっとちゃんと話をしたくなった。
でも、もう遅い。日本で祖父が待ってる。帰らなくちゃ。
その後、私たちはアメリカと日本でメールだけのやり取りが続いた。時差があるため、なかなか電話もできない。離れている分、しゃべれない分、メールがどんどん長くなる。気持ちがどんどん大きくなる。
四年後、大学を卒業した彼が日付変更線を超えて、私の前に現れた。
「手をつないで歩きませんか?」
キッチンに行くと朝食のカフェラッテとフランスパンが用意されていた。二人でほおばる。
あれだけ、歩いたらさすがにおなかも減る。
彼:「今日は何時に行く?」
私:「日本行きの航空券を調べないといけないから街中で待ち合わせでもいい?ルーブル美術館のあの三角のガラス張り知ってる?あそこの前に2時とかでいい?」
彼:「寝る時間あるの?」
私:「2時間も寝れば大丈夫」
彼はひどく眠いらしい。カフェラッテを半分残して自分の部屋に向かった。
私は眠れそうもない。私の部屋は玄関のすぐ近く。さらに、ベッドが入り口ということもあってこの時間、人の出入りで眠ることなんてできないだろう。
とりあえず、シャワーを浴び、着替える。やはり、周りを見ると寝むれる環境ではない。8人部屋にはオランダ人、アメリカ人、カナダ人などさまざまな国籍の人が入り乱れている。
結局、出かけることにした。実はあと5日後には必ず帰国しなければいけなかった。
祖父とメキシコに行く約束をしていて、5日後の成田発の航空券をもう買ってあったのだ。
旅行会社に行くことにした。何件かまわってみると値段はそんなに変わりはない。
ただ、チケットが明日しかもう空いている席がないというのだ。まだ、パリで見てないところがたくさんあり、あと3日はいたかった。明日ということは今日しかもう観光はできない。だけど、このチケットを買わないと祖父とメキシコにいけなくなってしまう。私は、明日発の日本行きのチケットを購入した。
2時にルーブル美術館の前に行く。彼はもう来ていた。
彼:「ちゃんと寝た?」
私:「ううん。あれからすぐに出かけたの。だから寝てない。」
彼:「そっか・・・とりあえずマルモッタン行こうか」
今日は地下鉄に乗る。M9ラインLa Muette駅を降り、地上へあがる。パリからさほど離れていないのに緑がまわりを覆い尽くしている。おしゃれなレストランが道路沿いにたくさんあった。テラスで食事してる人の姿があちらこちらに見える。
マルモッタン美術館はすごくすいていた。すぐにモネの作品が展示してある地下1階へ。
二人で、早速「日の出」を見る。
やっぱり、キレイだな。ベネツィアで見た朝日と同じだ。あの朝もやのなかに真っ赤な太陽があがっていく様子。この絵の中にそのまま入ってる。
「キレイだな。この絵のなんともいえない描写がすごく好き」
彼はボソッとつぶやいた。私も同じことを考えていた。
マルモッタン美術館をあとにした、私たちは公園を少し散歩した。3時間ちかく美術館にいたので日はもうだいぶかたむいていた。
「明日は予定ある?」
「明日、日本に帰ることになったの。チケットが取れたから」
急に無言になった。しばらく何も言わない。
彼が私に興味を抱いてるのは昨日からうすうす気づいていた。でも、旅先でのほんの気まぐれ、年上の女性に単に憧れてるだけと思っていた。私自身、少年と呼んでいたくらいなので、恋愛対象ではまったくなかった。
「また、ブローニュの森にこれるかな?」
やっとしゃべってくれた。
「そうだね。また来たいね」
このときは社交辞令でこう答えるしかなかった。
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