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旅行とエピソード
ペルーでチチャ爆発!

チャチャ
「チチャ」は、アンデス地方で飲まれているトウモロコシのお酒。

南米旅行に出る前、自転車世界一周の酒飲み夫婦から、

「ペルーでは自家製の酒を置いている、赤い旗のある酒場を目指して走ったものだ。」

と聞いていた。

でも、ペルーに来てもしばらくのうちは、それが何処にあるのか、どれのことなのか分からずにいた。

やっと見つけた!もしかしてこれのこと?
「旗」には見えないが、古ぼけた赤い布切れを付けた棒がにょきっと道に出ている。でも、どう見ても店っぽくなくて、普通の家にしか見えない。

それもそのはず。これは「ウチでチチャ作りました。今なら、チチャあります!」の合図だった。いつでもあるわけではない。なくなったら、旗を仕舞う。

チャチャでくつろぐ
値段は、500mlくらいありそうな大きなコップ1杯で、0.5ソル(約15円)。「クリーミーなビール」といった感じの味だ。自家製の為、やはり家ごとに味が違う。

私達が行ったときはちょうど春で、イチゴ果汁入りのチチャを作っている家が多く、とても飲みやすかった。アルコール分は低いが、さすがにこれだけ飲むと酔っ払い運転になりそう!

ある時、「ペットボトル(2L)で買って帰って宿で飲もう!」という事になった。2ソル分のチチャを並々と注いでもらい、それでも入りきらない分をその場で飲み干し、宿に帰った。少し昼寝をして、「そろそろ飲もうか。」とペットボトルの口を少し緩めた。

すると・・・中で発酵し続けていたチチャが、見る見るうちにそこら中に吹き出し続けた!それはまるで、消防訓練で見た消火器を思い出させた。それにしてもすごいパワーだ。その光景は、30分くらい経ってから、やっと終わった。

「減ってしもうた~!」

宿の部屋でなく、庭で飲もうとしたのが幸いだった。

皆さん、チチャの取り扱いには気を付けましょう・・・。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「深山 哲夫」
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category旅行とエピソード  time2005年09月20日 17:45

旅行と食
ブランチはEggs Benedictに限る!

Eggs Benedict
ニュージーランドで食べたほうれん草のEggs Benedict。さっぱりタイプ。

数年前にシアトルを訪ねたとき、映画「めぐり逢えたら」でトム・ハンクスが仕事帰りに男友達と入った店、パイク・プレイス・マーケットの中のアセニアン・インに行った。だけど、すごい行列。やはり映画に使われたということで、人気がある。

あまりに混んでいたので、すぐ横の朝食&ランチがおいしそうな店に入った。そこで耳に飛び込んできたのが「Eggs Benedict」。私の前に並んでいた人、数人がこれをオーダーしていた。

そんなに人気なら、是非食べてみよう!ということで、オーダーしてみた。
テーブルに運ばれてきたのは、カリカリのイングリッシュマフィンと、同じくカリカリのベーコンの上に、ポーチドエッグが2つ、そして、クリ~ミ~なオランデーズソースがトロ~ッとふんだんにかかっている!!
もうこの瞬間から、私は、「Eggs Benedict」の虜になってしまったのです。

旅先で朝食を外で食べるチャンスがあれば、必ずと言っていいほど、これをオーダーします。あぁ、思えばいろんな、Eggs Benedictを食べました。(遠い目・・)

NYのDelmonico'sという店で1920代に生まれたブランチメニューとのこと。常連だったルグラン・ベネディクトというウォール街のブローカーの奥さんが、新しいメニューを作ってほしい、と言ったことから生まれた、、とされているようですが、説はいろいろあるようです。

シアトルで食べた物は限りなくオリジナルに近いものだったと思う。カナダ・ウィスラーでは、スモークサーモン版があったし、ニュージーランドでは、ベジタリアン向けのほうれん草版もあった。

家でも食べたくて、オランデーズソースを一から作ってみたけどうまくいかず、最近では、欧米に行くと粉末の「オランデーズソース」(1袋150円くらい)
を買い込み、家でこの味を楽しめるようにしております。

旅先で朝食のオーダーに迷ったら、是非、お試しを!!
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「渋谷 明子」
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category旅行と食  time2005年09月16日 15:10

旅行と出会い
乾杯!は魔法の言葉<ドイツオクトーバーフェスト>

ドイツ
心を温めてくれる さりげない素敵な言葉や単語がどの言語にもたくさん有り、言葉たちを 口に発することで、書きとめることで、人から伝えてもらうことで、それが心のビタミンとなり明日へつながっていく。元気になれる。

その中でも、一瞬にして気持を明るくさせてくれる言葉
【乾杯!】
まもなく、この大好きな魔法の言葉が連呼される日々がやってくる。

そう、、南ドイツのミュンヘンにて開かれる世界最大のビール祭り、オクトーバーフェストがもう真近。今年の開催期間は 9/17から10/3まで。
ホテル代金が通常の2?3倍に跳ね上がり、出費も強いられるが、それでも、集まる人 人 人。
17日間で 訪問客数600万人、昨年の統計では、610万リットルのビールが消費された。

会場は、42ヘクタールという市内の野外専用広場 (東京ドームの10倍!)場内へはフリーで自由に入場できる。
ビアホール や屋台の他、移動遊園地も設置されており (各乗物は有料)これがかなり本格的。 絶叫ジェットコースターに大型観覧車、その他かなり激しい乗物も数多く、お化け屋敷も有り、またメリーゴーランドも子供たちの楽しみのひとつだ。
遊戯、乗物代は 2ー8ユーロ前後 (300円から1、000円ぐらい)。ビール祭りとはいえ、子供連れの家族でも賑わい、夜にはライトアップ、お祭りも華やかなひとときを迎える。

シュトットガルトでのビール祭り
←ミュンヘンでの写真が手元に無いため、 同じく9月に大きなビール祭りが開かれるシュトットガルトでの写真をご紹介。

ドイツでは夏から秋にかけてこのように各地、お祭りが開催され、基本的に
* 伝統のパレード *飲食屋台*くじや射撃などの遊び屋台、
*移動遊園地などで構成される。

週末だけの小さな町内祭から、2週間つづく大型都市祭りなどさまざまで、もちろん花火をフィナーレに上げるところも多い。
日本で多くみられる寺社仏閣、宗教的行事としての祭事ではなく、もともと、陶器市や 家畜の品評会、農産物展示会がお祭りのはじまり。
展示会に子供達が退屈しない様、乗物が設置されたことから、現在も移動遊園地が必ず併設されている。

ミュンヘンビール祭りも、1810年 に行われたこの地域の王家の結婚式に由来し、そのお祝いの行事、競馬が行われたことが起源。
その後、毎年競馬が行われていたが、そのうちに農業祭へと趣旨をかえ、会場に乗物やブランコを設置、大人用にビールを飲むスペースを作ったことがはじまりで、現ビール祭りにつながっている。

シュトットガルトの祭り
写真はまたしても恐縮だが ”シュトットガルトビール祭り”のでビアホール。

オクトーバーフェストにもこの大型 体育館のようなビアホールが、ビール醸造所毎に建設され、その数、14軒。
在ミュンヘンのビール会社しか出店できない。
1万席用意されたホールもあるし、通常1軒につき4、000人から6、000人を収容できる巨大ビアホールばかりだ。
そこで、17日間 延々と、軽やかな音楽とともに大宴会が繰り広げられる。
世界各国から集まった人々が国境を超え、共に飲み、歌い、腕を組んで踊る。
世界はひとつ、人類は皆兄弟、この言葉がぴったりの光景だ。

そして、【乾杯!】この魔法の言葉がそこでも大活躍。
ドイツ語では、乾杯=プロースト !(Prost)。ご利益が有ますようにという意。
その他、ツムヴォール!(Zum Wohl) 心地よさに感謝という言葉もよく使われこちらの方がちょっと上品。
ワインやお祝いの席ではこちらがよく使われる。
でも陽気にビールでわいわい、がやがやするには、プローストがぴったりだ!
プロースト、乾杯と叫んでいるだけで、陽気になれる。明るくなれる。楽しくなれる。他に言葉はいらない。

ビール
各社が3月から仕込んだご自慢のその名もオクトーバーフェストビール。
1Lジョッキにたっぷり注がれたビールは、 マースビール (Mass bier)と呼ばれる。
普通にジョッキを持つと手首を痛めるので、親指以外4本の指を、ジョッキの取っ手にぐいっと入れ、手のひら全体で大ジョッキを包み込むように持つのがこつ。民族衣装に身を包んだ (そしてちょっぴりセクシー)、パワーあふれるドイツ人のウエイトレスさんたちは、そんなジョッキを10本ぐらいまとめてイッキにひょいと手に持ち、各テーブルへ運んでくれる。
これもまたお祭りの名物となっている。

1Lビール代は、 6、80?7、25ユーロ(950円から1、000円)。冷やして飲む習慣がないので日本のビールのように冷えておらず、おつまみも食べる習慣がない。
屋外では、ソーセージ、ポテトフライといった定番の食物の他、
チキンの丸焼き、豚足が飛ぶように売れ、このボリュームも消費量にはただただ驚かされる。

飲めない方には、アルコール無しのビールも準備され、ワイン派はワインで乾杯。赤も白もある。
コーヒーやケーキももちろんお楽しみ頂ける。

行きたい、飲みたい、うずうずする!
でも、でも、たとえドイツのビール祭りに参加できなくたって、、
お酒が飲めなくたって 世界はひとつ。
乾杯という魔法の言葉があれば、どこにいても楽しめるはず。
乾杯という魔法の言葉があれば、誰といても心が明るくなれるはず。

ようは、楽しければ、心地よければ、どこにいても、何を飲んでもそれでいいのだと思う。
プロースト?♪ さあ皆でとにかくここで乾杯いたしましょう!!
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「中島 美弥子」
ドイツ (シュトゥットガルト)在住
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category旅行と出会い  time2005年09月15日 16:51

旅行と宿
テニアン キャピタルホテルの伝説

キャピタルホテル
空港から走る事15分、サイパンでも一番賑やかな繁華街ガラパン・・・からちょっとだけ(!)入ったところにあるキャピタルホテル。

見た目は可愛いプチホテルで、入り口を入ると吹き抜けになっている中庭がいい感じ!

さて、ここで昔とった杵柄か、ホテル調査員の血が騒ぐ!

広さ:15~18㎡

客室設備:カラーTV・冷蔵庫・電話・簡易スリッパ

浴室内設備:歯ブラシ・石鹸・シャンプー・シャワーキャップ・ドライヤー

館内設備:コインランドリー・共用キッチン


キャピタルホテル
ベッドもギシギシじゃあないし、浴室にはバスタブはないけど、このクラスのホテルでスリッパもアメニティーもそこそこあるのは立派!シャワーカーテンにカビが生えてない・・・ってことは、ちゃんと掃除が出来ている証拠!

共用のキッチンは、ちゃんと4つのレンジと電子レンジ、鍋、食器なども用意してある。
そりゃあ部屋は狭いし、ちょっと暗い感じはするけど、これだったら充分滞在できる。おまけにこのホテル、水も飲み放題で買う必要がない!

のちのち聞いてみたら、いくつかのダイビングショップが好んで紹介しているらしく、宿泊客はダイバーが多いようです。

ただ、唯一の欠点は・・・、サイパンのこの格安クラスのホテルはどこも一緒なのですが、水がほとんど塩水・・・。
シャワーを浴びてもサッパリしないし、歯を磨くとしょっぱい!!!
ので、それに耐えられない人にはキツイかもしれません・・・

結局ここに2泊することになったのですが、3泊すると空港送迎は無料、T/C(トラベラーズチェック)やメジャークレジットカードでの支払はOK。

でも、本当に不思議だったのは・・・、飛び込みで泊ったのにパスポートを見せろとも言わないし、デポジットも取られない。
なんだかゆるゆるなホテルで、”支払しないで逃げちゃうよーな輩はいないだろうか?”と、こちらの方が心配になってしまうぐらいでしたが、最後にとってもいいエピソードをご紹介しましょう。

キャピタルホテルの伝説!

以前日本人の女の子のグループが滞在していたとき、大きい台風がサイパンを直撃し、日本に数日間帰れない事に・・・。
結局彼女たちのお金は底をつき、若いこともありクレジットカードも持ち合わせていないという状況・・・。
ホテルのロビーで集まって話しあっている間に、泣いてしまう子もいたのですが、それを見かねたホテルのオーナー!
「よし!心配しないでいいから泊ってけ!」と、その子たちをただで泊めてあげたそうです。
そして、お金もなければご飯も食べられないだろう・・・と、ご飯までつくって出してあげたとのこと。
このホテルに宿泊する人々の間で、長く語り継がれている話だそうです。


CAPITAL HOTEL
P.O.BOX 3352 CK
SAIPAN, MP 96950
TEL: 1-670-233-7820 / 7821
FAX: 1-670-233-7822


リゾート派の方には向かないかもしれませんが、たまには豪華ホテルではなく、こんなホテルに泊ってみるのも楽しいかもしれませんよ~。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「横川 仁美」
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category旅行と宿  time2005年09月14日 17:04

旅行とハプニング
飾り窓地帯で働いている人とは?

飾り窓地帯
みかけが強面のお兄さんの後に続くゆきんこ。
今までの経緯から行くと、外国に売りに出されたりそういったことはおそらくないであろう。
と信用をしていたので黙ってついていった・・・

すると・・・

あのレッドゾーン(飾り窓)の一つの部屋のお姉さんに声をかけている。
うむ?
もしかして、やっぱり、あれかしら?
また、得意の妄想で彼らの表情から会話を読み取る

-------ゆきんこの妄想会話-----------------------
兄さん:「あそこにいるジャパニーズなんだけど、腹へってるらしいんだ。いずれ、ここで働くことになると思うからおまえのしたでとりあえず食わせてやれよ。」

お姉さん私のほうをちらっと見て

「あ~、あのひよっこ?使えるのかしらね?まあ、いいわ、連れてきてちょうだい。」

兄さん:「恩にきるよ。あとはまかせる」

-------妄想会話終了--------------------------------

ということであれやこれやあることないこと考えすぎて、真っ青になってきた(T_T)

近づく強面兄さん。や、やめてください!私はおなかがすいてるだけなんです!!!

兄さん:「おい!あそこに住んでるのは俺の女だ。
      今、仕事やめさせたから一緒に飯でもくってこい。」

とのこと。あ、そういうことだったのね?
あの妄想会話は、あそこのジャパニーズが腹減ってるから一緒に何か食べて来いだったのね。
安心安心。。。

ん?でも、お姉さんって私と遊んでる暇なんてあるんでしょうか?

ということで着替えも済んだお姉さんと夜の町へ・・・
といっても第一回目のオランダ情報で書いたコロッケのファーストフード店に行ったんですけどね。

このお姉さん、フィリピンの方でした。そして、身の上話を聞かされたゆきんこ。・・・号泣・・・
身の上話に非常に弱いんです、私。

実はこの食事の後、あのレッド-ゾーンのお部屋の中まで拝見させていただきました。
男子はこの中に入れるけれども、こんなちんちくりん旅行者があのレッドゾーンの中を・・・
という人はいないのではないでしょうか?
普段でも、写真をとったりしてはいけないところなので、貴重な体験をさせていただきました!
 
中はいたって、シンプル。
入り口はガラス窓になっていて、椅子が一つ。
その奥はカーテンでしきられていて、ベッドとシャワーがあるだけ。

これだけの小さな小さな部屋なんです。
 
ここで働いている人たちは欧米人が多いのかと思いきや、アジア系の人が半分以上を占めています。
いろいろな事情があるのでしょう・・・
ありすぎて、ここで書くとまたながーいメルマガになってしまいますので割愛させていただきます。

ゆきんこはこの後、1ヶ月もここで滞在していました。
このフィリピンのお姉さんや強面お兄さんとすごく仲良くなったのも理由の一つ。
あとは、友人がギリシャから帰ってくるまで待機。
せっかくだから会いたいしね~。

あの魔のミックスドミトリーに一ヶ月もいると情が出てくるもんで、そのうち、あのピアノも朝のワルツに聞こえるようになったし、受付のお兄さんもフレンドリーになってきたし、というより、
バックパッカーの入れ替えがほとんどなく部屋の中は全員お友達といった感じ。
 
アムステルダムは思い出深い場所の一つなんです・・・

次回は、アムステルダムから友人宅へ向かいます!
とうとう郊外です!
 

ゴッホ美術館
★オランダといえば、ゴッホ美術館!★
美術に関心がない方も「ゴッホという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
 
オランダにいたときに描いた油絵とフランスで描いた油絵が年代順に展示されています。
ここの美術館はゴッホおなじみの絵がずらーっと並べられていて見る価値大です!

さらに、アムステルダム市内にはゴッホの名画「マヘレの跳ね橋」も実際に見ることができます。
残念ながら、この跳ね橋を見ながらランチなどといって優雅に見てもいられない場所なのですが、でも、見る価値大です!

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category旅行とハプニング  time2005年09月12日 13:35

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