【くいしんぼのパリ・ベルギー】
●旅行期間
2004年11月9日~11月16日 8日間
●プラン企画担当者
(株)ウェブトラベル「まちこ トラベルサロン」 大成 真知子
●ココがポイント!
モンサンミッシェル行きのツアーはいくつかありますが、名物のオムレツを食べられるツアーはひとつだけです。「くいしんぼの・・・」というツアータイトルどおり、オムレツが食べられるツアーをお選びしました。
ブリュッセルでは、食べ物屋さんが軒を連ねるイロ・サクレ地区にも近く、観光も徒歩で廻って頂け、移動にも便利な場所にあるデラックスホテルをお選びしてみました。
パリでは丸1日しか時間がないことと、モンサンミッシェル行きのバスツアーの出発時間が朝早いことを考慮し、街の中心地にある、ルーブル美術館近くのホテルをお選びしました。
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★★ 実際にこのプランで旅行をしたトラベラーから、お便りが届きました!★★
●お客様名
松岡 様
こんにちは。無事にブリュセルから戻りました。
とてもとても感動の多い旅となり、思いっきり楽しんでまいりました。
あらゆる手配をどうもありがとうございました。もちろん、すべて順調でした♪
フランス、ベルギーも、想像以上に寒かったのですが、運良く紅葉もしており気持ちの良い寒さでした。お天気にも恵まれ、傘を開く機会はありませんでした。昨日、今朝はやはり疲れていたのか寝続けてしまいました。お陰で時差も自然に戻りそうです。
出発フランクフルト行きでの機内は、なかなか混み合っていました。午前出発でしたので、なかなか眠れず映画を2本観てしまいました。中でも「NOTE BOOK 君に読む物語」は、美しい話で何度も涙を流す話でした。日本語がなく英語であった為、途中で断念したりもしましたので、ぜひお正月に日本で上映される際に観に行きたいと思いました。
乗り継ぎもスムーズに行き、空港では見たことのない航空会社の尾翼を見て楽しんでいました。パリに到着し、近代的な建物に感動し、荷物を取りだし出口に向かうと、すぐにドライバーの方と出会えました。ホテルまでの道中は紅葉と、夕方到着でしたので夕暮れ時のネオンを見て楽しんでいました。
ホテルは、ビジネスホテルタイプで至ってシンプルでした。ベッドはダブルに見せかけ、ベッドをくっつけたツインでした。冷蔵庫(特に必要なしでよかった♪)、ドライヤー(持ってきてよかった♪)、バスタブもなく、シャワー室は狭く、ふくよかな方だと入れないなーと笑ってしまいました。パリではホテルでは寝るだけでしたので、気にせずパリでの生活を楽しむことにしました。
部屋で1時間仮眠し、私たちの格言「新しい土地に来たなら高いところへ行き街を一望する」によりモンパルナスへ行き、途中でおいしいパニーニを食べてタワーに上がり夜景の街を一望し感激しました。又、係りの方が「今すぐテラスに行きなさい、きっと良いものが見れるよ。」と教えて下さりテラスに出ると、エッフェル塔が金銀色に点滅し始め綺麗な瞬間を見れました。定時になると点灯するのですね、人との出逢いに感謝の一瞬でした。
タワーを降り、ヘミングウェイ「陽はまた昇る」の舞台ル・セレクトにてクリームブリュレとホットチョコレートを頂きました。お店の雰囲気が良く店員の方もユニークで楽しいひとときを過ごせました。
一日目から楽しい時でした。あ!そういえば事件もありました。地下鉄で最寄駅にいつのまにか到着し急いで降りようとし、友人は先に降りられたのですが私は目の前でドアがプシューッと閉まり私は次の駅からターンバックしてきました。夜でも地下鉄の本数が多くて良かったです。すぐに友人と再会できました。大笑いでした。
二日目は、早起きし時差ぼけにならないようにと天然元気ドリンクを飲み、モンマルトル・サクレクール寺院(ミサも受けて来ました♪私はクリスチャンなので嬉しかったです)へ行き、凱旋門からシャンゼリゼ通りを歩き、地元の方が並んでいたパン屋さんにてバゲットサンドイッチとチーズケーキを購入し、お昼にしました。本当においしかったです。そしてブローニュの森を散策し、ノートルダム寺院・オルセー美術館・ルーブル美術館へ行き超ハードスケジュールをこなしました。モネの絵画がたくさんあり、本当に幸せな時を過ごせました。再来年にはオーランジェリーに行きたいなと思いました。絵画の数が素晴らしく圧倒されました。
三日目は、待ちに待ったモン・サン・ミッシェル!!です。もう表現できないです。
素晴らしいなんて一言で言い表せず、ただただ神秘を眺めるだけで感動しました。
美しすぎる空と干潮時に厳かにたたずむ神秘に圧巻されっぱなしでした。
往復あわせて10時間のバスは、席が一番後ろであるからかもしれませんが、途中バス酔いし辛かったですが、モン・サン・ミッシミッシェルはそこまでしても行く価値があるとも思いました。待望のオムレツは、残念な事に鮭の焼き魚のように焦げており、にがかったです。お店の方に伝えるも「あなたは、きれい」と誤魔化され、本来の味は???です。私たちの旅は本当にプチトラブルが多いので、笑い話となるネタが多々ありますね、、。
離れたくなかったですが、パリに戻りシャトーランドンにあるル・シャンソニエで夕食は頂きました。最初、友人はメニューをスラスラ読んでおり驚いておりましたが、なんと私にはフランス語のメニューが配られ彼女には英語のメニューを配られていたのです。そこでのワインとご飯もおいしかったです。そして、あっという間にパリでの生活は過ぎました。
四日目、ホテル チェック イン時はエレベーターが動いていたので良かったのですが、2日目からは故障しており、チェックアウト時になかなか螺旋階段より荷物を持って歩くのは至難の業でした。幸い3階だったので良かったのかもしれません?
又、お部屋の電気が2日目朝に切れており、フロントの方に伝え、OKと言われ部屋番号も伝えましたが、直っておらず、再度伝え今度は部屋番号も記入していましたが直っておらず最後まで直らぬままでした。英語は伝わった筈なのにコミュニケーション出来ていなかったのかと残念な思いになりましたが、反面アバウトなのかもと苦笑していました。
ホテルから、地下鉄駅まで向かいましたが地下鉄も階段がある事と乗り換えもある為、駅までTAXIを利用しました。予め何分かかるかとメーターつきかを確認し、若干急いでるなんて事も伝えてみますと7分くらいで着いてしまいました。
そしてタリスに乗車し、あっという間にブリュッセル ミデイに到着しました。タリスは速いです!!プレメトロでホテルに移動し、11時頃でしたがチェックインでき、あまりの綺麗さと立地条件の良さに感動しました。(私ってば感動ばかりですね、、。)10分で荷物を解き、グランプラスへ向かいました。途中、たくさんある可愛いチョコレート屋さんに目を奪われつつも・・。御伽噺の世界に心から楽しくなりました。しょんべん小僧を見て、地下鉄で凱旋門へ行き、紅葉真っ只中のサンカントネール公園を散策しました。そして、おいしそうなケーキにつられランチ?に入ったお店もとても美味でした。それからオルタ美術館へ行きましたがプレメトロがなかなか来ず閉館30分前に到着してしまいました。その為、行くと扉が閉まっていました。あきらめ半分でノックしてみると、親切な係りの方が急いで見るなら良いよと入れてくれました。ホッとし、中を見学しました。綺麗な螺旋が階段にも家具にも施され、だめもとでもノックしてみて良かったと思いました。
そのあとはカンブルの森周辺を散策し、夕ご飯をラ・カンカイリーにて頂きました。ビール・牡蠣やサラダや新鮮な魚を頂き美味しかったです。後ほど、確認すると大成さんの教えて下さったお店は、この辺りのお店だったのですね。せっかく教えて下さったのに行けずにすいません、、。でもベルギーは荷物の少ない夏に絶対もう一度来たいと思いますので、次の機会にいきたいと思います。
五日目は、素敵な朝ご飯につい、ゆっくりしてしまいブルージュへ行く予定が電車に乗り遅れた為、急遽アントワープに行きました。列車は何度か列車に乗る為、10回チケットを購入しました。アントワープでの美術館のような駅に見とれ、意外に都会な街を散策し、ルーベンスの家・ノートルダム大聖堂へ行きました。ルーベンスの絵画が息づく街に溜息が出ました。
又、市庁舎へ行くと子供の為のイベントが催され、セント・ニコラスやお姫様等がお菓子を配り、とても賑わっていました。夜は、BEER カフェにてビールとバケツ一杯のムール貝を頂きました。本当にたくさんの量で驚きました。
六日目は、ブルージュとゲントへ行きました。水の都とはいったもので、本当に運河や湖が綺麗です。また湖に浮かぶ白鳥の美しさも見とれます。駅に着くと鐘楼を目指し、良い鐘の音色を聞きつつ散策しました。又、鐘楼にも階段で上まで上がり、この旅一番、労力を使いました、でも良い思い出♪船にも乗船し、くまなく散策し、ゲントに向かいました。
ゲントでは、ファン・エイクの「神秘の仔羊」をみに行く予定でした。駅に着き、どの交通手段で行くのか捜していると、親切なご老人に案内を受けトラムに乗車し聖バーフ大聖堂へ行きました。途中に昔郵便局として使われていた建物や橋など街の案内もして下さり思わぬハプニングに出会えました。その後、お礼を申し上げ別れ、教会に向かいました。残念ながら神秘の仔羊は、15:45で終了しており又、ゲントに来る用事が出来ました。その分、ファン・エイクの他の優しい色遣いの作品を鑑賞できよかったです。
又、教会から出て、鐘楼など見学していると、先ほど案内を受けたご老人と再会し、ゲントは気に入った?と訪ねられとても綺麗で気に入ったと伝えると、ここらは食事も美味しいことや、運河の歴史を話してくださり途中ビールを一杯共に乾杯することになりました。本来は、私たちが感謝の気持ちでビールを御馳走するところ御馳走頂く側になってしまいました。しかし何種類かのビールを飲み比べ1時間ほど歴史などの話をお互いにし、楽しい時間を過ごせました。ちなみにおいしいビールはAugustijnとKriekでした。夜は、水が透き通っている為に、橋が水面に映りラウンドしているように見えました。また、駅へと戻り、駅では涙が出るほど切なくなり、素敵な旅の出会いとなりました。
夕食は、イロ・サクレ地区にて頂きました。大阪人もびっくりの勧誘に驚きました!!吟味し、地元客で賑わっている所を捜しシェ・レオンで頂きました。ベルギー料理がおいしくて胃袋がもうひとつ欲しいくらいでした。
気づけばたくさん書いていましたね、すいません、、。報告が日記みたいになっていました。とても充実していてまだまだ伝えたい事が山ほどです。素敵なことばかりで良い想い出になりました。
旅行前には大成さんにたくさん質問してしまいましたが、全て丁寧に答えてくださりありがとうございました。大成さんおお陰で忘れられない旅になりました。
ありったりの感謝を込めて・・・。