船旅というと皆さんはどんなイメージを浮かべるでしょうか?
高い?豪華客船?フォーマルドレス?
いずれにせよ、とっつきにくいイメージが定着していると思います。
しかし昨今はちょっとした船旅ブームで、リーズナブルな船旅プランも増えているんですよ!
船旅の魅力はなんと言っても時間を有効に使えるということ。
飛行機だと移動中は何もできませんが、船だと移動時間をゆっくりと過ごすことが出来ます。
プールサイドでのんびりしてもよいし、映画館で見損ねてしまったシネマに感動するのもよし。
気のあった仲間どうしでラウンジでおしゃべりに花を咲かせるのもよし、デッキで海を見ながら物思いにふけるのもよし。
船上から眺める海はまた格別です。
輝くような太陽の下、真っ青な海を眺めているとイルカの群れに遭遇したり、スコール雲が雲の下だけ雨を降らせる不思議な現象を目の当たりにすることも。
運がよければクジラが雄大に泳ぐ姿が見れますし、南極付近では野生のペンギンが海を泳いでいたり、アフリカ近海でエイの大群に出会ったこともあります。
ハイライトはなんと言っても陸ではなかなかお目にかかれないような美しい夕日。
海と空が茜色に染まり、地平線の彼方に音もなく沈んでいくさまはなんともドラマチックです。
日が沈むとディナータイム。シェフが腕をかけた料理を楽しみに、ちょっとドレスアップして出かけましょう。
船によってはドレスコードが決まっていますが、ガラビュッフェや船長主催のフォーマルパーティーでなければ正装の必要はありません。
おいしいディナーの後は思い思いの時間を過ごす。
船内のカジノで遊んだり、バーで静かに語ったり。
ぐっすりと眠った朝は、何と次の寄港地(国)に到着しているのですから移動もラクチンです!
目が覚めたらデッキから見える美しい環礁に無数の島々。
あるいは中世の町並みがそのまま広がる、夢のような港。
ドキドキとワクワクを胸に、そのまま冒険にでかけましょう!
通常の旅ですといちいちパッキングをしたり、大荷物を抱えて移動したりせねばなりませんが、船旅ではそういったわずらわしさは一切ありません。
寄港地では船でアレンジするオプショナルツアーに参加するのも楽しいし、歩きやすい場所であれば個人での散策もオススメです。
クルーズの期間も3ヶ月にも及ぶ世界一周クルーズから、10日間ほどの地中海クルーズ、5日間ほどのカリブ海クルーズや北欧クルーズなど、多種多様。
きっと船上での日々は一生忘れられぬものになるでしょう!
ぜひ一度、夢の世界へお越しください。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「吉井 麻央」
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私は、今まで、香港・中国広州・ベルギー・スイス・フランス・ドイツ・アメリカ2回・イギリス5回行きましたが、今年初めてイギリスで4日間の一人旅を経験しました。今まではいずれかの主催団体のツワーに参加するか、自分で企画したツワーのコンダクターでしたので、常に誰かいました。今回、一人旅をしてみて、気づいたことが二つありました。一つは時間が自由に使えることです。1時間ほどかけて教会をボールペンでA4サイズの紙にスケッチをしたり、市内を散策したり、フェスティバルを見学したりしました。しかし、もう一つは荷物の管理が大変なことに改めて思いました。トイレに行くにも、フェスティバルを見るにもいつも荷物がなくならないか気にかけていなくてはなりませんでした。船旅はそれがないので、本当に楽な旅になると思いますし、船という限られた空間ですが、飛行機にはない自由さと広さがあり、いろんな人との出会いもありそうなので、一度はやって見たいものです。
とりあえず、私はイギリスで1週間のナローボートの旅を考えています。