この国立公園はシドニーの西約100キロの位置にあり、年間300万人が訪れる、オーストラリアで最も人気のある観光地の一つです。
ところが日本から訪れる旅行者の殆どは、ブルーマウンテン観光のハイライトである
「エコーポイント」と、
「シーニックポイント」のみを観光するだけで、国立公園内に約20あるウォーキングトラックを歩きません。
このウォーキングトラックは、30分程度で歩ける簡単なものから、全行程に3日間を要するとてもハードなものまであり、私はそのうちのUndercliff Track やClifftop Track などをよく歩きました。
馬のいななきが聞こえたり、ワラタ(NSW州の花)が見えたり、滝の裏側に入れたり・・。まさに「超気持ちいい!」です。
カップル、夫婦、友人で自然の中をゆっくりトレッキング・・・
時間がゆっくり流れるのを感じることができます。
とても整備されたハイキングコース?を歩くことなく、ブルーマウンテンの素晴らしさは語れないはず。
●ブルーマウンテン国立公園●
人口400万人を抱える大都市シドニーに隣接しながら、つい最近(といっても11年前)、世界で最も古く最も希少な植物とされる恐竜の木(ウォーレマイパイン)が発見されるほどの、実は秘境?です。
人が未だ足を踏み入れたことのない地域がたくさん残された、本当に特別な場所なのです。