←法観寺(八坂の塔)を望む八坂通り
3/11(土)~3/21(火)まで京都東山で開催されている花灯路。
平成14年からオフシーズンの新たな観光行事として始まりました。京都ならではの町並みに自然「和」を基調とした灯りがほんのりと浮かび上がり、悠久の歴史流れる京都の街並みを彩り、幻想的な雰囲気に包まれます。
金属工芸行灯→
東山山麓に連なる北は青蓮院から円山公園・八坂神社を通って、南は清水寺までの散策路約4.6kmに5種類の路地行灯約2400基を設置。白壁や土塀、木々にゆらめく陰影、石畳に映えるほのかな灯り・・・昼には味わうことができない夜の表情に出会えます。
京焼・清水焼露地行灯(上左二つ)
北山杉麿丸太露地行灯(上右から二番目)
京銘竹露地行灯(左下)
京石工芸露地行灯(右下)
京石工芸露地行灯はねねの道、中程、石塀小路に並んでいます。
京情緒にどっぷり浸れるポイント!
←幽玄の川
円山公園内を流れる吉水の小川のせせらぎ一面を約1000本の青竹灯籠で満たします。青竹の中にゆれるろうそくの炎がかすかにゆれ、美しい情景が作り出され、炎の川といった趣。
円山公園ではその他、大道芸人によるパフォーマンス、「伝統の灯り」をテーマにした京都芸術大学生によるユニークな作品も展示されています。
↑高台寺を華やかに彩る広大な庭園
高台寺は北政所(秀吉公正室ねね)が1606年秀吉の菩提を弔うために開設した寺。広大な敷地には臥龍池を中心に開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭などがあります。
庭園では庭をスクリーンにみたてて、春夏秋冬と日本の季節を上映し、幽玄の雰囲気に自然といざなわれます。
竹林のライトアップなどはいかにも女性的な寺といった趣。ゆっくりのんびり夜の京散歩を楽しめるおススメのお寺です。
その他、「いけばなプロムナード」と称して、灯りの路沿い10箇所に大型花器によるいけばな作品を楽しむこともできます。
花灯路は来週火曜日で終了しますが、青蓮院、知恩院、八坂神社、清水寺、法観寺、高台寺などは春の特別拝観とライトアップを4月下旬まで行っています。
京都春の宵・・・さて、誰と歩きましょうか?
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東山花灯路
点灯時間:18:00-21:30
国内でも海外でも 「青空市場」大好きです。
別に何を買うという目的はなくてもフラリフラリお散歩しているだけで楽しい。
デパートやスーパーの綺麗な陳列棚に規則正しく並んだ完全包装の商品と違い、そこら中に乱雑に自由に並んだ、独創的な商品たちを見ているだけでも、あっという間に1時間や2時間は過ぎていってしまう。
『輪島朝市』は 「高山朝市」「呼子朝市」と並んで日本三大朝市の一つに数えられています。
神社の祭日ごとに物々交換の“市”が立っていたことを起源とし、1000年以上も前から続いているそうです。
全国の多くの朝市を見てきましたが、中でも『輪島朝市』は規模こそ大きくはないけれど、いつ来ても活気にあふれていて、歩いているだけで元気になれる“市”です。
『輪島朝市』の大きな特徴は出店者の殆どが女性、しかもおばあちゃんということ。
農家のおばあちゃんは野菜を、漁師町のおばあちゃんは魚介類をリヤカーに乗せて、早朝からヤッコラヤッコラと引っ張ってくる姿もここ輪島の名物!
もちろん、朝市の商品に値札はありません。
おばあちゃんと交渉するのですが、これがまた楽しい♪
「おばあちゃんだから!」と侮るなかれ!敵も然る者!
「これじゃ今日は嫁に怒られ、飯も食わしてもらえん~(涙)」
と泣き落としにかかってくる(笑)
石川県には 「能登のとと楽 加賀のかか楽」という言葉があります。
能登の女は海にもぐったり(海女で有名です)、
市に出たりととても働き者なので、お父さんは楽が出来る。
逆に加賀の国には多くの立派な大名がいたので、
女達は着物道楽など楽が出来る。
こんなところからきた言葉のようですが、朝市で元気いっぱい
「買うてくだ~!」と声をあげるおばあちゃん達をみていると、この言葉もあながちウソではないのかも!なんて気になってきます。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「赤木 ひろみ」
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なんと言ってもエイサーです。
エイサーとは沖縄のお盆に踊られる先祖供養の踊りで、元々は日本の念仏踊りから来ているそうですが、琉球で独特の発展をとげて、現在の形になりました。
三線の伴奏に乗せて、大太鼓と締太鼓を叩き踊りながら、地元町内を練り歩く様はとても勇壮!
最近では日本本土でも人気が高く、わざわざ沖縄の旧盆シーズン(旧暦の7月13日から15日にかけて)にエイサーの「道ジュネー」(練り歩き)を見る為に、観光に来る人も増えているようです。
人気のある青年会には本土からの追っかけもいて、夕方の出発から深夜公民館に帰ってくるまで、ずーっとついて歩いたりします。
エイサーの本場はなんと言っても本島中部で、中でも沖縄市で行われる沖縄全島エイサーまつり出場は、全青年会の憧れであり、目標と言っても過言では無いでしょう。
その沖縄市では全島エイサーまつりに向かって、様々なプレイベントが行われていますが、今日6日と明日7日は沖縄こどもの国で、「エイサー夏祭り」が行われます。
土日合わせて22の青年会と、沖縄市子ども会が競演します。
全島エイサーまつりよりも、コンパクトな会場で迫力ある演舞
をのんびり見れるので、おすすめです。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「篠崎 隆」
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年間添乗日数200日以上の現役添乗員の方からの添乗中に遭遇した徳島県《阿波踊り》のレポートです!
ほんと、楽しそう!
写真だけみたら、東北出身の私は山形の花笠と間違えてしまいました・・・
今回は“徳島阿波踊り”に行ってきました~!
立て続けにお祭り添乗が続き、お祭り大好きな私にはとってはこの上ない幸せなのです。
皆さんよくご存知の“編笠”に“着物”姿で踊る 【女踊り】衣装は各連とも大変に凝っていて、色、形共に独創的なものも増えています。
【女踊り】はしなやかに、優雅に踊るのが重要ポイントだとか・・・
(私にゃ、到底無理だな・・・・・)
そして、勇ましく、力強く踊る 【男踊り】
足元は“踊り足袋”一枚!
「怪我しないんだろうか?」
「擦り切れて穴開かないんだろうか?」
などと気になるところだけど、ナント!“踊り足袋”はちゃんとゴム敷きになっているらしい!!!ナットク!
こんなかわいい【男踊り】も見掛けましたw
そして 【鳴り方】と呼ばれる楽器部隊!
通常は“三味線”“大太鼓”“締め太鼓”“笛”“鉦(かね)”“鼓(つづみ)”この6種類の楽器からなるようです。
【女踊り】【男踊り】【鳴り方】この三部隊を基本にしてなる阿波踊りの“連”。
各連、「趣向を凝らした演出」や「伝統を重んじる踊り」などそれぞれに特徴があり飽きません。
今日も、「お祭りだから今日だけ特別♪」と缶ビールを買って、
演舞場の最前列にもぐりこんでたことは内緒!
そして、あのマジー(“マツケンサンバ”の振付師)が踊ってた。
・・・・・・・・・・やっぱりキンピカでした(笑)
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「赤木 ひろみ」
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高校生まで東北は秋田に住んでいたゆきんこです!
父親が大の祭り好きということもあってすべて制覇いたしました!
先週は青森のねぶた祭りをアップしたので他のお祭りをご紹介します!
まずは「秋田の竿灯祭り」
日時:8月3日ー6日
秋田の夏をつげるお祭りです。
提灯を稲穂に見立てた約12mの竿灯を肩や膝で支え、妙技を競います。五穀豊穣を願うお祭りです。
市内中心部の大通りで行われる竿灯は特別席(さじき席)というのもありますが、これはツアーに参加されると優先的にとってもらえるみたいですね。
今はネットでも受付しているみたいですが、もうすでに満席みたいです。
竿灯はイスなどなく、ロープの内側にいれば道路に座って鑑賞することが可能。
小学生だったゆきんこは小さい弟と一緒にわいわい言いながら竿灯を楽しんでいました・・・
やはりそこは人・・・肩や腰、額であげている高さ12mもの竿灯がときには観客席におちてくることもあるんですよ・・・
きれ~い!と思っていた矢先・・・
竿灯が目の前にせまってきて、頭に落下してきました(T_T)
額から出血が!!!!ってたいしたことなかったですけど、一人で大騒ぎしてました。弟はというと、しっかり私のおなかにしがみついて落下を防いでいましたね。恐るべし・・・姉をガードに使うとは!
というわけで、竿灯をご観覧の際は気をつけてくださいね!
昼竿灯と夜竿灯がありますが、やはり夜!提灯に明かりがともされた何十という竿灯が大通りを練り歩く様は圧巻です!
●仙台 七夕祭り●
日時:8月6日ー8日
長い歴史と伝統ある仙台七夕まつりは、日本古来の星祭りの優雅さを受け継ぎ、全国に誇る真夏の祭典として今年も盛大に開催します。毎年作成される豪華絢爛な笹飾り、仙台七夕本来の笹飾りの美しさ、固有伝統の七つ飾り・・・
長寿や商売繁盛を願う祭りとして江戸時代より続く伝統行事です!
ここで、有名な七夕の和歌を8種
■元和4年(1618年)
「まれにあふ こよひはいかに七夕の そらさへはるる あまの川かせ」
「七夕は としに一たひあふときく さりてかへらぬ 人のゆくすえ」
■寛永4年(1627年)
「七夕の 一夜の契り 浅からす とりかねしらす 暁の空」
■寛永6年(1629年)
「幾とせか 心かはらて 七夕の 逢夜いかなる 契なるらん」
「七夕の 逢夜なからも 暁の 別はいかに 初秋の空」
■年不詳
「あひみんと 待こしけふの 夕たちに 天の川せや せきとなるらし」
「雲きりは たちへたつとも 久かたの あまの川せに せきはあらしな」
「なけきこし 人のわかれに くらふれは ほしのちきりそ うらやまれぬる」
七夕と和歌・・・これだけで、納涼って感じがしませんか?
実は、和歌や俳句好きなんです。私。
仙台の七夕は高校時代に部活の遠征時に開催されていて、みんなで見に行きました!
大きな色とりどりの七夕が通りにたくさん垂れ下がっていてきらびやかな雰囲気だったなと今思い返してもやはり脳裏に焼きつくほどの優美さがあります。
もう一つ、山形の花笠祭り
日時:8月5日ー8月7日
紅花をあしらった花笠を手に、ヨッショイマカショの威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色。
華やかに彩られた山車を先頭に、艶やかな衣装と花笠をあしらった笠を手にした踊り手が、山形市のメインストリートを舞台に群舞を繰り広げます。
山形の真夏の夜をこがす、華麗なまつりです。
こちらは父親と見に行ったのですが、優美さではぴか一!
なんといっても東北美人?たちが舞い踊っているんですよ!
とこのような感じで日程をみても、ほぼ同時期に行われる東北のお祭り♪
各社、パッケージツアーで3大祭りを網羅している旅行もありますが、せっかくだから、一県にしぼって観光地もゆっくりしてみたり!
夏の猛暑を涼しく東北ですごしてみませんか?
ただし、祭りは熱いですけどね!
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