「未知との遭遇」77‘ 米監督:スティーブン・スピルバーグ 舞台:アメリカ インディアナ州
私がこの映画を見たのはまだ旅行会社に在籍していた25年前。
あの、スティーブン・スピルバーグ監督が始めて手がけたSF映画である。
消息不明だった戦闘機が、突然、砂漠に現れたのをきっかけに、アメリカ各地でUFOが目撃される。ロイ(主人公)もある夜、UFOに遭遇。その日から彼の生活は一変し、UFOとのコンタクトに没頭する。そして、彼らとのコンタクトにも成功する。人間と宇宙人との接触を感動的に書いた作品だ。劇中、宇宙人と交信している時の音楽がオルガンの音のようでとても印象的だ。
私はこのとき、映画の舞台であった、アメリカ三大国立公園のひとつである「モニュメントバレー」が実際に存在するものとは思っていなかった。映画配給会社に問い合わせたところ、撮影地が判明。先ほども触れたように、当時、旅行会社に勤めていた私は「アメリカ三大国立公園めぐり」(今では当たり前のようにアメリカのツアーパンフレットにありますね)を作りました。
現地駐在として、アメリカの地へ降り立った私は早速、モニュメントバレーに向かった。映画の世界そのままの壮大な景色が目の前に広がる。真四角の岩の上で見た夕日は今でも忘れられない。自分がここにいるのが信じられないという思いと、本当に宇宙人がいるかもしれないという思いが交錯した。
私の人生観が変わった一本です。
<福田>インタビュー ゆきんこ
モニュメントバレーでUFOウォッチングツアーにいつか行く!