「人生の選択」
著者:大橋巨泉 出版社:講談社
会社や仕事に縛られず好きに生きてこそ人生。
しかし、実際は妻子供を養うため、あくせくはたらかなくればいけないのが現実。
この本は「大橋巨泉のような人生を歩む方法」である。いかに、現在の大橋巨泉のように春・秋は日本で過ごし、夏はカナダ、冬はオセアニアで快適に過ごせるかということが、書かれている。日本では長く働けば働くほど、ステータスがあがるが、外国ではいかに早く引退?隠居?をして悠悠自適に過ごせるか?というのが一種のステータスになっている。
私もこの本を読んで退職後、妻と海外でゆっくりした生活を送りたいと思った。カナダ、ニュージーランドは日本人にもあって、とてもすみやすい国という。移住という夢はかなわなくても1,2ヶ月の滞在はしてみたいと思った一冊です。
<福田>インタビューゆきんこ
おすすめ:☆☆☆ 体験記:☆☆☆☆☆ ガイドブック:☆ 写真・イラスト:☆
「深夜特急」1~6巻
著者:沢木耕太郎 出版社:新潮文庫
デリーからロンドンまでローカルバスで行く陸路の旅本!
ある日、著者沢木耕太郎さんが職業を捨て、全てを投げ出して身ひとつで旅に出る。まさにバックパッカーの原点ともいえる一冊!
実は私もこの本の影響をうけ、同じようなルートを一人で旅した経験がある。誰にでも、今の生活を全て投げ出してどこか自分の知らないところに行ってしまいたい!そう思うときがあると思う。でも、実際には実行できない・・・そういうときに読んでみると、実際に自分がその地に行った錯覚に陥ってしまうような本です。
実際に沢木さんが旅したのはかなり昔で今とは時代背景もまったく異なる場所も多いのですが、なぜかその古臭さが感じられない。現地の人との出会い、別れ、旅を通じていろんなことを考える著者の心の変化。旅をすることで人はこんなにも変われるものなのか?と思ってどんどん先に読みすすめてしまいます・・・
私は旅に出たいな~と思ったらこの本を読んで自分がその土地を旅した時に思いをはせます。沢木さんの旅日記のようですが、食、文化、各国事情もかかれていてガイドブックでは手に入らない情報も細かく記載されているので、情報源として、その土地に行く前に読んでみるのもいいかもしれません。
おすすめ☆☆☆☆☆ 体験記☆☆☆☆ ガイドブック☆☆☆ 写真 イラスト☆