ユースからバスティーユ広場をぬけ、ぶらぶらと歩く。
さっき会ったばかりの男の人とこうやって並んで歩くということは日本での生活では考えられない。悪い言い方をするとナンパという感じだし、しかもそれに軽くのってしまう私も尻軽女と言われると普段なら思ってしまう。旅行というのは人の心を大胆にしてしまう。旅行先だとお店の中や、街中でも気軽に道を聞いたり、天気の話をしたり。この違いは何だろう?旅行に行く度に思う。
シャンゼリゼ通りまでは地下鉄のほうが近かったのだが、パリの街を歩くというのも気持ちがいいよね?という話になり歩くことになった。
セーヌ川沿いを歩きながら、お互いの話をした。
彼はアメリカの音大に通う学生だった。夏休みを利用してヨーロッパに一人旅にきたのだという。やっぱり・・・年下だと思ったんだよねなどと思いながら彼の話を聞いていた。彼は4歳の頃からバイオリンを弾いていて、今回はウィーンなども周り、イタリア、フィレンツェに住む友人を訪ね、ギリシャのサントリーニ島の山の上にたくさんの白い家があるイアの景色を見に行って最後はアメリカに帰るという旅行計画を私に話してくれた。
実はそのルートは私がもうすでに旅してまわったところばかりだった。私はパリが最終目的地であとは日本に一度帰り、メキシコに行く予定だった。
彼にその土地での旅のアドバイスや列車、フェリーの乗り方など教えてあげているうちにシャンゼリゼ通りについてしまった。
こんなに人と話をしたのは久しぶりだった。しかも、ちっとも飽きない。もともと友達でもない。旅先であったたくさんの人たちの中の一人の日本人。きっともう会うこともないだろうし、なんて思うと何も着飾らず、言葉選びもしないで自然に話しをしていたから楽しかったのだろう。パリの景色もほとんど見ずに人ごみの中に私たちは入っていった。
感動~!!同郷のカザミドリです。びっくりしました!色んなところに旅行されているんですね。これから他の国の旅情報が聞けるの楽しみにしてます。
確かに旅行では大胆!?になるかも・・・自分にもそんな事あったような気がする!
2005年05月07日
11:59
旅行では大胆のほかに、いつもよりよく見えるっていう欠点もありますが・・・スキー場ではかっこよく見えるとか?でも、旅先の出会いってやっぱり素敵ですよね♪
2005年05月11日
15:34
確かに旅行では大胆!?になるかも・・・自分にもそんな事あったような気がする!