インカ帝国にはさまざまな歴史が残っているが、ここペルーにあるカハマルカは、かつてインカ帝国の皇帝アタワルパが、温泉に入っていた際に、スペイン軍に捕らえれれ、幽閉されていた街という。
実際に幽閉された部屋が残っている。
有名な話だが、スペイン軍が金を欲しがっているのを知り、アタワルパが手を上げ、この幽閉された壁に線を引き、解放してもらうためにこの高さまでの黄金を集めると約束した。
部屋の中には、大体このあたりに線をひいたのではないか・・・
という所に線がひかれてあった。
しかし最後にはアタワルパは処刑されてしまう。
インカ帝国の最後だ。
皇帝アタワルパの話しにもあった温泉。カハマルカは温泉で有名な街でもある。この町の普通の家はお湯が出ないらしい。
聞く所によると、お風呂に入りたければ、公衆浴場へ行くとか・・・
町の中を走るコレクティーボ(小型のバンのバス)に乗り約30分、田舎の風景を眺めながら走っていく。
公衆浴場には個室もあり、日本でいうと個室露天風呂のような感じ。(露店ではない)
自分でお湯を出し、好きなだけお湯が使える。
1回1回お湯を抜くので、清潔だし、ゆっくり肩まで浸かれる。
ここのお湯は最高だった。
やはり日本人は湯船に浸からないと・・・・。
そして、温泉の後というと・・・「冷えたコーラ」(ビールという人もいると思いますが)
温泉向かいにあったお店で「冷えたコーラ」を頼んだら、ぬるかった。
「あぁ、コンセントを入れるのを忘れてた」と店主。
南米で冷えた飲み物を飲むのは至難の業です。
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●情報提供者
(株)ウェブトラベル トラベルパートナー「山路 幸子」
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やっぱり ビールでしょう^^