~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」6/28号より~
あ、あづい・・・
オモニア駅に着いた時の記憶はございません・・・
鼻もやられ、暑さで頭も朦朧として・・・
でも、宿探さないと・・・と無意識のうちに思っていたのであろう。
とよくこういうところでは客引きがいる。
でもですね~、きちんと判断能力がないときにこういう人たちと駆け引きするのは
危険・・・
でも、もう千代の富士状態のゆきんこは宿を探す気力がない・・・
(↑ これ、今日のコミュニティー、メルマガ配信後記に続きを!)
怪しいおやじ:「ヘイ!プリティージャパニーズ!どこいくんだい?」
ゆきんこ:「ホ・・・ホ・テ・ル・・・」
おやじ:「じゃあ、俺についてきな!スペシャルなホテルを紹介するぜ!」
ゆきんこ:「い・・・い・く・ら・・・・」(←もう声すら出ない)
おやじ:「2500ドラクマ!(約1000円)
まあ、ここの物価にしちゃ、安いかな・・・もう探すのも面倒だしということで、のこのこついていった・・・がものすごいスペシャルなホテルだった。
ミックスドミトリー(男女混合)なのはいいとして、男5人に私一人ってどうなの???
どうみても配分がおかしいでしょ?しかも、1000円も払っているのに冷房はない、
シーツはどう見ても洗ってない、シャワーは水、
そして、男子の汗のにおい・・・(←嗅覚はまだ損なわれていない模様)
もう夜中の11時だし、探しようもない。
しょうがないから1000円の野獣の館で一泊する決心をした。
もう恐ろしい夜でしたよ・・・
まずは、シャワー。貴重品も預かってくれないここのフロントはというより、預けたらとられそうなので、自分で貴重品ごとシャワー室へ。
洋服を置く場所がないのでドアのところにかけて、さらにお湯がかからないように自分の体でお湯をブロック!とやっていたら5分後・・・水になった・・・
水になりながらも髪の毛と顔は終了!
そして、体を洗ってシャワーをもう一度出すと・・・
ちろちろっとしか水が出てこない(T_T)
泡だらけなのに!!!
というわけで、体の泡を洗い流すためにそのちろちろっと出ているお水を求め、アクロバティックな体制でぐるぐると水の周りを歩き、やっとこさ泡流し終了。所要時間30分!!!
(↑これはご家庭でシャワーをちろちろっと出してご自身でお試しください)
体洗ってさっぱりするはずが逆に汗だくになって意味がない(--)
汗だくになった上、部屋は男臭が漂う熱帯部屋!
もう寝れないよ!!!
でも仕方ない・・・数時間我慢するか・・・と思い横になってうとうとし始めると・・・
うううう・・・・ががががが・・・ごおおおおおお・・・
かえるの5重奏ばりのいびき・・・
さらにこれだけでは済まず、その後・・・
ぶ~~~~~~んぶ~~~~~~~ん(←蚊の音は万国共通)
そうです!にっくき、蚊が私の血を大量に吸っている!
かゆくて寝れんわ!!!(←O型の人は一番先に餌食になるそうだ)
アテネ初日から悲惨な夜を過ごしたゆきんこである。
★リカビトスの丘★
アテネに行くと必ず行くのが「アクロポリスの丘」
有名なパルテノン神殿、6体の少女像が柱になったエレクティオンなどがある丘ですね!
ここはやはり行くべきだと思うし、
ギリシャにきたら写真で収めておきたい場所でもあるんですけど、私の第二のお勧めは
「リカビトスの丘」
アテネの中心「シンダグマ広場」の北側。
市内のどこからでも見える小高い丘です。
山頂からはアクロポリスはもちろん、その先には真っ青なエーゲ海が!
エーゲ海に沈む真っ赤な夕日は目を見張るものがあります。
また、ここは深夜0:00までケーブルカーが運転されているので、
アテネのイルミネーションが一望!
が、ここはですね・・・一人でいかないほうがいいです。
カップルでいくことをお勧めします・・・いたるところにカップルがいますから!
ゆきんこは間違って一人で行ってしまいました・・・
またこの丘の南側は高級住宅街。
街中にはない洒落たカフェやショップが目白押し!
アテネの喧騒につかれてきたらここで一息ついては?