~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」3/29号より~
成長したエリックとの再会!もしかしたら、光源氏(ゆきんこ)の紫式部(エリック)のようになるかもしれないという淡い期待も裏切られ(←そもそも、エリックをかっこよく育てたわけではないけど)家路についた。
明日には出よう(←失恋したので旅で心を癒そうという考え)そう心に決めて日記帳を眺める。
その前に、明日には出なくてはいけない!!!ということに気づいてしまった。
スウェーデンで友人と待ち合わせしていたことを忘れていたのだ!!
そのことを伝えにアニカ(←覚えてますか?エリックの母)の元へ。
ゆきんこ: 「アニカ、明日、トロムソから出発しないといけないの」
アニカ: 「そんな急に・・・寂しくなるわ。でも、しょうがないわね」
という話をしていたらレミーがちょろちょろとそばによってきた。
レミーの写真
下のほうにありますよ!
実はこのちびっこいレミーもアニカの息子。
エリックとは15歳も離れている。
もちろん、お父さんは違います。
北欧は恋愛にとても寛大な国なので、こういうことはよくあります。
結婚しないでパートナーという形を楽しんでいるカップルもあり・・・
今は北欧にかかわらず、結婚という形にとらわれないパートナーという形をとる若いカップルは増えていますよね。
そして、北欧といえば福祉!税金が高いのも福祉が充実してるからなんですね!
福祉の勉強なら北欧ですね。
と話はそれてしまいましたが、レミーが
「ゆきんこ~、お風呂にいっしょに入ろう!」
なぬ?このレディーと入りたいとはなんとも大胆な発言!
ということでいっしょにお風呂で遊んだ写真がブログ掲載写真です。かわいいでしょ?シンプソンズ(←アメリカの番組)みたいで。
レミーも15年くらい経ったら、エリックのようなイケメンになってるかもしれないし、チャンス!って何がチャンスかわかったものではないけれども、とにかく一緒にお風呂で遊んだ!
フィンランドは「サウナ」で有名ですが、ここノルウェーも「サウナ」併設のお風呂をもってる家庭が多く、このアニカの家にはサウナとジェットバスが併設されていた。
多分、金持ちだと思われる・・・
そんなこんなで、そろそろ北欧編を終わろうと思います。(←かなり強引)
実は勝手に最終回!
よく考えてみても季節的に旬な話題じゃないかなと思いまして・・・
今年の11月くらいに北欧編アゲインを記載したいと思います。
この続きですね。その頃、スウェーデンのことを書くと旬な話題になると思いますので、ストックホルムなどのおもしろネタ掲載していきます。それまで見捨てずに今後もよろしくお願いします。
来週、4月からはオランダに行きます。お楽しみに~。
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」3/22号より~
←私が愛してやまないエリック♪とアニカ!
北極圏最大の街「トロムソ」に無事に降り立ったゆきんこ。
町並みなんかよりも、エリックの顔が横にあるだけで興奮気味。
3年の月日は男を磨くのね~。
すっかりかっこよくなってしまって・・・
まだ、18歳なのにこの色気はどこからくるのかしら???
しげしげと眺めていても、さらさらの金髪、グリーンアイズ、組んだ足がどこまでも伸びている。
二人が一生懸命、今までの旅はどうだったか?日本で何していたか?などしきりに聞いてきてるのに、エリックの方をみて
ぼーーーー
二人は私があまりに放心状態なので、きっと旅で疲れているんだろうと勝手に解釈してくれてほっておいてくれた。
到着が朝だったので、朝ご飯をたべさせてもらい、爆睡。
いい夢見れそうだな~。
昼くらいに目覚めたらエリックがリビングに一人でいた。
やだ~、二人っきり♪
エリック: 「今日、友達の家でパーティーあるんだけど行く?」
ゆきんこ: 「何のパーティー?」
エリック: 「う~ん、ただの飲み会ともいうんだけど、日本人がうちに泊まりにくるってみんなに言ったらつれて来いっていうから・・・迷惑ならいいけど」
ゆきんこの心の中: ということは18歳のぴちぴち金髪ボーイがたくさんいるってことよね?
これはチャンスかもしれない!!!
ゆきんこ: 「行く♪」
てなわけで、アニカに送ってもらい街中に出向いた。
トロムソは世界最北端のビール工場がある。
マックビールの製造工場近くには直営パブがあり、8種類のビールが飲めるという。
そのパブの一つでパーティーが行われている。(←未成年なのにいいのか???)
酒といい男が一色短になってるなんて・・・トロムソ、最高!!!
まあ、ビールよりも日本酒派なんだけど、この際、我慢だわ。
それにしても、正装してるエリックも最高!かっこよすぎ。
の横にいる私があまりにもみすぼらしい・・・
だって、バックパッカーがドレスもって歩いてるわけないもん。
でも、持っている中でがんばってセレクトしてかわいい格好をした。(←チノパンにチェックのシャツ)
とりあえず、パブに入る。
うわ~~~。すっごい熱気。外の寒さが信じられないくらいだ。
さて、さて、お目当てのものはっと!
ううううう・・・神様ありがとうございます。生きててよかった・・・
いい男だらけです。みんな、ブラピに見える。
オーランドにも見える・・・
さらに、ゆきんこはかわいい、美人の女の子も大好きです。
いい男のみならず、いい女もうじゃうじゃいた。
ニコールキッドマンがたくさんいるの!!!
もちろん、ここでも歌を一曲
松田聖子の「秘密の花園」
♪Hold me tight 入り江の奥は誰もだれ~も知らない秘密の花園♪
まさに、秘密の花園・・・
エリックに友達をいっぱい紹介してもらい、上機嫌でのみまくった。
そして、記憶を失った・・・
--------------------3時間経過-----------------------
目が覚めると、なんかピンク色の怪しい光。
は!何が起きてるのだ?
そして、見てしまった!!!!!衝撃的な瞬間を・・・
私のエリックがエリックが男子とキ○していた!!!
ショックでまた記憶を失った・・・
-------------------何時間か経過---------------------
エリック:「ゆきんこ、大丈夫?そろそろ帰ろうか?」
ゆきんこ:「うーん・・・」(さっきの光景は夢か幻か???)
真相が聞けない!!!
実は、女の子同士のも、朦朧とした意識の中見てしまったのだ!!!
う~ん、今回は見なかったことにしよう。そうしよう!
エリック:「今日はオーロラが見えそうだよ。丘の上に見に行こうか?」
ゆきんこ:「あ~、今日はうちに帰ろうかな?」
エリック:「もしかして、さっきのこと気にしてるの?」
彼は私に見られたことに気づいていた。
そのあと、ちゃんと話してくれたので一件落着・・・じゃないよ(T_T)
彼とは結婚できないと知って落ち込むゆきんこであった。(←そもそも相手にもされてないけど)
<トロムソ情報>
北極圏、最大の街。トロムソを拠点として北極圏を回るツアーもあることから 街中はかなりにぎわっている。ファーストフードからきちんとしたレストランまで店の数は多いです。オーロラは市外に行くとかなりきれいに見れます!
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」3/8号より~
最北端の地「ノールカップ」でなんとか生きてこれたゆきんこ。
次なる目的地はノルウェー北極圏再大の街「トロムソ」
実はここにイケメン知り合いがいるんです・・・うふふふ(←思い出すだけでよだれ)
実は、ギリシャにその昔旅行してたころ、知り合ったスカンジナビア航空勤務の家族がいて(このお話はいつかギリシャ編になったときに書きますね)
その子供がもう、ちょーーーーーかわいかったのです。ちなみに当時14歳。
まだ、大人になりきれていないものの、金髪というかちょっと白みがかった金髪で、グリーンアイズ、手足が長くて、もう食べちゃいたいくらい!名前はエリック。
彼の学校のお友達もきていたんだけど、その友達も負けず劣らずかわいい・・・
あれから早3年。彼らは17、8歳に成長している。
あ~、楽しみ!どんな色男になってることやら。(←実はこれが北欧にきた再大の目的)
ノールカップからトロムソまではバスもあったんだけど、どうても乗りたい乗り物があった。
それは・・・
「沿岸急行船」
ノルウェーはフィヨルドで有名な国だけど、そのフィヨルドを間をぬって、都市間をめぐる船。
早速、乗船。ノールカップからトロムソまでは約8時間。
実はまっすぐにいけばそんな時間はかからない距離なのだけど、都市に到着するたびに、寄航時間が設けられて、2,3時間その各都市を散策することができる。
私の場合、ハンメルフェストで3時間の休憩があった。
この街は特になにもないので私はひたすら寝ていた。(←ロビーで)
実は貧乏旅行者ゆきんこは船内にお部屋を取るなんて贅沢はできず、船内に何箇所かあるロビーのソファーでごろごろすることに決めました。
このソファー、なかなか座りごこちもいいし、この真冬に船に乗ろう!なんて思う旅行者も少ないらしくすごくすいていた。
が、ハンメルフェストを通過して夜がせまってくるほどに、船がゆれるようになった。
天気はいいものの、風が強く、船酔いしたゆきんこはかなりグロッキー・・・早くおろしてくれ~。
そう思っていたら夜10時に突然場内アナウンス(ノルウェー語)
「heksofnerlf!kfiemfglroerirkm.」(←何を言ってるのか全然わからない)
突然、みんなジャンバーをはおりロビーから出て行った。
何?どこ行くの?もしかして、タイタニックのように氷山にぶつかってこの船は沈没するとか?
えーーー、なんなの?ここにおいてきぼりの日本人がいるのよーーー。
そんなことを思っていると次はスウェーデン語、フィンランド語でなにかごちゃごちゃいってる。日本語はいつなの?動揺しすぎて、さらに気持ち悪くなってきた。ううううう。
しかも、ソファーの上に寝袋にくるまって寝ていたゆきんこ。
アナウンスを聞いて出て行く人たちに状況を聞こうとあわてて、起きようとして、寝袋のままソファーから転げ落ち、その時、テーブルの角に頭をぶつけ、かなり悲惨な状態。
痛いし、血が出てるし、気持ち悪いし、不安だし、あああああ・・・・
と思っていたらやっと英語。
「北の空にオーロラが出現しました!デッキでご覧下さい」
あ?夜中にオーロラのアナウンス?ふざけるな!!!こっちは何か事件じゃないかって不安だったのだぞ!
と思ったけど、なぬ?オーロラ?いかねばいかねば。(←気持ちの切り替えは人一倍早い)
いそいそ、遅ればせながら体制を立て直し、防寒着をきていざ、デッキへ。
あーーーー、すごいすごすぎる。
今までみてきたオーロラさんはあなたの子供だったのですか?と思うほど大きく、空一面に広がっていた。
船の周りは真っ黒なフィヨルドだけで、何も明かりがない。
あとは大海原。
この状況がよかったのか、空全部にオーロラがかかり、後から後から新しいオーロラが出現するものだからその大きさはどんどん増し、もう大変なことになっていた。
船酔いもすっかりさめました!もう言うことなし!
沿岸急行船からみるオーロラが一番すごい!さらに、デッキで待たなくてもちゃんとアナウンスしてくれる。
さすがに、あの大きさの写真をとるのは無理と思い、しばしぼけーーーとしてみていた。
と感動しつつ、あの寒空1時間近くデッキにいてすっかり冷えてしまった。
うーん、だけどあと3時間でかわいいエリックに会えると思うと冷えた心も温まるわ~。(←単純)
やばいわ。会った瞬間、
「会いたかったよ、ゆきんこ!ハグ(熱い抱擁)、チュ」
は間違いなしだなと想像してるだけで、よだれ。。。しかも、18歳になってるということは・・・
あ~、どうしようと動揺しながら松田聖子の「抱いて」を歌う。
♪Hold me 嵐の夜はベッドで抱いていてね♪(←歌いながらの妄想が一番得意)
と妄想。でもいきなりそういうことはないよね・・・
きゃーーーー!なんてばかなことを思っていたら到着!(←妄想は時間の経過を忘れる)
運命の瞬間!
タイタニックのようにデッキの入り口にかけられた橋を降りていく。(←気持ちはプリンセス外見はただの日本人)
降りた先には・・・
「おー!ゆきんこ!」
アニカ(エリック母)が私を見つけ、抱きしめた。エリックは?(←エリックしか頭にない)
と思っていたら、私のために暖かい飲み物を買いにいってるとのこと。
うーん、早く会いたい。
アニカとしばし、談笑していたら、遠くからくるやたら背が高いお兄さん。しかも、異常に足が長い。
そして、その素敵なお兄さんがなんと声をかけてきた
「会いたかったよ、ゆきんこ!ハグ(熱い抱擁)、チュ」(←妄想は口だったけど、実際はほっぺだった。残念)
妄想が現実におこると人(ゆきんこ)は気絶します。。。
<沿岸急行船>
ベルゲンからヒルネス、ベルゲンと往復11日間かけてノルウェー沿岸をめぐる船。
夏にはデッキでチェアを並べてくつろいでる欧米のお年寄りを見かける。寄港地での立ち寄り時間もあるし、何よりゆっくり船で回るのはすごく贅沢してるような感じ。
節約派の方には私のようにキャビンをとらずにロビーで過ごしてもいい。
共用のシャワーやトイレがあるので問題なし!
オーロラ鑑賞が一番最高だったのがこの船でのオーロラです!
~e-旅ネットメールマガジン「旅のおもしろネタ」3/1号より~
実は、月ごとに特集を変えようと思っていたのに、北欧編がまだ終わっていません(T_T)
それどころか、フィンランドからまだ出ていない・・・
オーロラポイントもまだまだあるのでもう少しお付き合いください♪
オーロラの他に夏に楽しめる北欧も少しずつ書いていきます!
それでは超特急でゆきんこの旅物語(←実際に行ってるから旅日記?)始まり始まり!
イナリからは念願のノールカップへ移動!
なんで、ノールカップかというと前々回のメルマガでも書いたと思うのですが、ゆきんこは「高」、「最」などがつく場所に弱いんです。
ノールカップは最北端の地として有名!
やっぱりモニュメントの前で写真とらなくっちゃ!と思い、ノールカップへ!
さ、寒い・・・寒すぎる。
というより、人がいない・・・
バスの中も実は私一人だったのである。
運転手さんに
「おねえちゃん、何しに行くの?」
と聞かれ
「モニュメント見に行くんです!」
といったら、あんまり英語が通じない運転手で意味がわからないという顔をされたにもかかわらず、
特に気にもとめていなかったのが不幸の始まり。
ユースがあると地球の歩き方(←私は地球の迷い方と思っている)に書いてあったが、
大体がどこにあるかわからない。
やっと、住民らしき人を発見!
「あの・・・ユースはどこでしょうか?」
「今は冬だからどこもやってないよ!」
えーーーーーーーーー!
今日は野宿?死んでしまう!寝袋あるけど、間違いなく凍死確実!
お父さん、お母さん、ごめんなさい。私は世界最北端の地で眠ります・・・
など思って真っ青になっていたら
「うちに泊まる?明日にならないと移動もできないでしょ?」
ということで、普段なら警戒アンテナを振り回して、この人は大丈夫か?リサーチを即座にするゆきんこだが、今回はこの申し出を断ったら命にかかわるので、アンテナはあえてしまった。
この夫婦は先住民サーメの夫婦でした。
サーメの人たちが住んでる集落があってそこまで連れて行ってもらった。
この夫婦は夏は観光客相手にお店などを出したりしているらしいが、冬は観光客もいないので民芸品などを作って過ごしてるらしい。
ということで、彼らも私にたくさんの質問があったらしく質問攻めにあった
「どこからきた?なんでこんな真冬にノールカップにきた?」
「実は世界最北端のモニュメント見に来たんです・・・でも、そこまでどうやって行くんでしょう?」
夫婦「・・・・・・」
確かに、こんな時期にモニュメントなんて見にくる人いないよな・・・と思って沈んでいたら
「よし、隣の犬ぞリを借りて今から行こう!雪もやんだし、今だ!」
やった!やった!ありがとうありがとう!!!!
初の犬ぞり♪わーい!(←しかもただ)
と早速準備へ!毛布をいっぱいかけてもらって顔や頭も毛皮で覆って、いざ出発!
そして着いた先には・・・
ヒュルルルル~~~~~~
当たり前だ。この雪のなかモニュメントなんて雪にうもれてるに決まってる。
そんなことも予想できなかった自分があほだ。
ちなみに犬ぞりには2時間半近くのっていて、もう体が凍っていた。帰りももう二時間半乗るんだよな~。でも、犬もおじさんも頑張ってくれてるし・・・
見れなかったけど、ありがとう!!!
ですが、帰りに素敵なプレゼントが私に与えられた!
何もない雪原を犬ぞりが行く。懐中電灯の光以外なにもないその空にオーロラが空一面に広がった。
今までは白っぽい光がカーテンのようにゆらゆら動いていただけだったが、ノールカップのオーロラは、炎が燃え上がるような赤く空に向かってまっすぐのびるオーロラだった。
<ノールカップインフォメーション>
実は、やっぱりモニュメントの写真、というか最北端という看板の前で写真をとりたくて夏にもう一度、行った!しかも、一度も連絡しなかったあのサーメの夫婦の家に突撃でおじゃましました。彼らは真冬にきたおばかな日本人を覚えていて、快く宿泊を快諾。もちろん、日本のおみやげ持っていきました!小さいこけし!
夏の北欧といえば、「白夜」
太陽が沈まないで地平線沿いにまた昇る!
かなり幻想的でした。真夜中の太陽をみるには近くのカフェで待つことができますが、そんなに寒くもないので、外でも待っていられます。
オーロラを見れますが、冬に行ってもはっきりいって何もありません・・・
というより人もいません。食べ物もないかも・・・
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