たまには耳をすませてみると不思議な発見があるかもしれない。バイクで旅行をしている方からの投稿ネタです。
バイクで旅する事をやめた友人達の理由は、幸せな内容が多いです。
家族ができたとか、車を買った、仕事が忙しい、事故った・・・・etc
良い事だと思うよ、ホント。
けどね、そんな彼らをもう一度旅へと誘ってみたいんです。
自分も常に跨がっている訳ではないので、気も引けるよ。
焚き火を囲み、飲むインスタントコーヒーの「美味さ」。
その「美味い!」以外に言葉は見つからないのよ。
夜空を仰いで、小さなテントに潜り込み、寝袋のジッパーの擦れる音や「ガサ ガサ」と荷物をまとめる音が段々と小さくなり、ゆっくりと目を閉じる。
すると、それまではまるで気が付かなかった、空間を満たす無数の音に思わず 「にやっ」とする。
旅の中にある夢が、木漏れ日に揺れる道が、何かを思い出させてくれる。
何とも言えない贅沢な瞬間を実感するのです。
余計なものが見えるのよ(霊じゃないよ)。
必要なものと、必要でないもの。
何が必要で、何が必要でないかが、少しずつ見えてくるのです。
道は道なりに、その人の道があり、その道なりに「癒される旅」があるのです。
その昔、黒部ダム建設のための資材運搬を担った電車も、今は観光客満載で美しい大自然いっぱいの黒部川を上ります。
トロッコ電車が止まったのは鐘釣駅。ここから川に降りると、河原なのに温泉が沸いてるんです。近くの宿泊客が入らない日中は、観光客に開放しています。勇気のある人は、思い切って裸になるのも風流の極みかも。
今回の旅は悪魔に魂を売ったのかってくらいの快晴続き。
前日に訪れた立山黒部アルペンルートでは、黒部ダムはもちろん、てっぺんの室堂に至るまで、見上げれば立山アルプスの峰々、見下ろせば遥かまで広がる雲海を一望できました。
「本州にもこんなに自然があったんだ!」と感動の連続。
でも、こんなところに“クロヨンダム”を作った人ってすごいな。
感動するだけじゃ終わらない俺の場合、黒部川に石を積んで、
こっそり黒部プチダムをつくった。