|
| 1 |
熊野古道 - 歳時記 -
日本三大火祭りのひとつに数えられる 「那智の火祭り」
毎年7月14日に開催されます。(今年は終わってしまいました・・・)
重さ50㎏以上もある大松明の炎が参道いっぱいに乱舞。勢いのあるお祭りです。
那智山の信仰のお話しは こちら
この例大祭は、熊野那智大社から御滝前の 飛滝神社への年に一度の里帰りの様子を表したものです。
※那智大社は滝を神とする自然崇拝からおこった社です。現在は山の上に社殿があるものの元は飛瀧神社がある那智の滝に社殿があり滝の神を祀ったものだと考えられています。
十二体の熊野の神々を、御滝の姿を表した高さ6mの十二体の扇神輿に移し、御本社より御滝へ渡御をなし、御滝の参道にて重さ50㎏~60㎏の十二本の大松明でお迎えし、その炎で清める神事が「那智の火祭り」。
●午前11時
那智大社境内にて
・「大和舞」
平安時代の衣装を着た男たちが太鼓を片手に乱舞します。
・「那智田楽」
田植えから稲刈りまでの農耕作業の様子。
●午前11時30分
国の重要無形民俗文化財に指定された 「那智田楽」の奉納。
●午後2時
←こちらの参道をかけあがります!
いよいよ、クライマックス!御滝本神事(大松明に点火)は滝前の参道にて行われます。
大松明は十二本。点火された大松明を手に白装束に烏帽子(えぼし)姿の氏子たちが駆け上がります。
薄暗い参道が氏子たちの「ハーリャ、ハーリャ」という威勢のよい掛け声にあふれます。
熊野の神々を表した12本の扇神輿を12本の大松明が燃え盛る炎で清めながら那智の滝へ迎え入れられ神事に幕を閉じます。
世界遺産を背景に繰り広げられる1300年の歴史あるお祭りです。
熊野古道 - 歳時記 -
あっという間に年の瀬・・・
今年を振り返ってみるとやはりこの熊野古道での体験が一番心に残っています。
「蟻の熊野詣」とはどんなものだったのか?なぜこぞって熊野にみな足を運んだのか?今でもその答えは漠然としかわかりませんが、京の都からはるか遠く熊野を目指して何度も本宮大社に詣でた上皇たちの気持ちは少し、わかったような気がします。
実際、私もまだまだ歩いていない場所が多く、一度ならず二度三度と時間があれば通いたいほど、熊野の大ファンになってしまいました。
さて、大晦日といえば、初詣。
熊野本宮大社は毎年参拝客が後をたちません。
ですが、やはり神々の信仰の表れ、そして日本人の旅の原点ともいえる熊野本宮に行くことができれば一度は初詣にいってみてはいかがでしょうか?
私はいったことはありませんが・・・
●今年の熊野本宮大社大晦日情報
大晦日
17:00 除夜祭
一日
2:00 全社殿の祭神の扉を開く開演(あけとら)祭
6:00 歳旦祭
8:00 年頭祈願祭
二日
10:00
交通安全祈願祭。
なお、1~5日まで午前中参拝者には温泉粥が振る舞われる予定。
温泉粥・・・とってもおいしいですよ。ブログにも以前書きましたが・・・
寒い体に温泉粥を一口食べるときっと心も体も温かくなるはず。
新年は 「黄泉がえりの地」熊野で心身ともによみがえってはいかがでしょう?
さて、この熊野古道ブログはまだまだアップしてない見所がたくさん残っています。
来年も熊野に行く人の手助けになるようなお役立ち情報を載せていきますのでよろしくお願いします。
今年最後になってこんな嬉しいコメントが!
このブログを熊野に行く前に読んで参考にさせてもらいました!というコメントをいただきました。
これからもがんばります!
熊野古道 - 歳時記 -
熊野本宮大社で行われる最も大きい春のお祭りが 例大祭。毎年、4月13日の「湯登(ゆのぼり)神事」から始まる。
父親の肩車に乗った稚児(2、3歳の男の子)、神職、そして修験者が法螺貝を吹きながら続いていく。
まず始めに湯の峰温泉にある老舗旅館の温泉で沐浴潔斎。その後、湯の峰を行列をなして出発する。
始めに、湯の峰王子にて 八發(やさばき)神事。
八發神事ですることは、小鼓を抱いた稚児を、笛と太鼓と歌に合わせて、父親が左に3回、右に3回、左に3回まわす。稚児に神を憑依させる所作といわれている。
(熊野の神様が稚児に降り、神の使いとなる)
神は稚児の頭に宿るとされているので肩車から降ろすことができない。しかし、この神事のときだけ父親は稚児を下に降ろすことができ、稚児をござの上に座らせる。
奉納後、稚児を肩車させたまま 大日越えをし、大日山月見岡神社で再び八發神事を行う。
父親は必死で子供を抱えたまま大日越えをし、汗だくで歩き続けるが、そうとも知らない子供たちは父親の肩の上ですやすや眠っている子もいるそう。
例大祭が行われるのはちょうど桜の頃。桜見物がてらかわいい衣装に身を包んだ稚児たちを見に行ってはいかがでしょうか?
| 1 |
|